授業科目

博物館実習(自然史・文化史資料実習)
Practical Training in Museum  (Practical Training in History of Natural Science and Cultural Science)

担当者

教授   金沢 謙一
通 集中
教授   加瀬 友喜
通 集中
講師   齋藤 礼弥
通 集中
講師   三村 宜敬
通 集中

単位

2

到達目標

この科目は、博物館実習Ⅱと共に、受講生が学芸員として必要な調査研究、資料整理と展示の実務能力を習得することを目指している。博物館実習Ⅰでは、博物館実習Ⅱで行われる館務実習での実務体験をより効果的なものにするために、展示の方法と資料の取り扱いについての基礎を学内実習によりあらかじめ学び、習得することを目標とする。

授業内容

実習は、自然史・文化史資料についての解説とその調査方法や扱い方の実技指導からなる。展示については、「平塚の自然や環境を紹介する写真展」を開催することを想定し、展示する写真の撮影からパネル化、解説の作成など、実際の展覧会開催の流れに沿った形で、具体的な博物館での展示作業を経験する。資料の取り扱いについては、平塚沖でドレッジにより採集した様々な底生生物を材料にして、標本の整理、分類、記載、保管の方法を学び、実践する。

授業計画

「展示作成実習」
1 講義 展示制作実習の概要、目的説明・諸注意
2 実習 班分け・班での写真展テーマ打ち合わせ
3 実習 野外写真撮影前の資料調査
4 実習 写真撮影講習
5~7 実習 野外写真撮影
8 講義 パネル・キャプション作成にあたっての講義(事例、手順紹介等)
9 実習 解説執筆にあたっての事前調査(図書館での資料調査)
10 実習 パネル・キャプションの執筆
11 実習 パネル・キャプション作成作業(写真の選定、印刷)
12 実習 展示作業にあたっての構成
13 実習 展示作業
14 演習 総合討議

「動物標本の整理、分類、記載、保管実習」
1 講義 ドレッジによる調査、採集についての概要、目的説明、諸注意
2~3 実習 漁船をチャーターしてのドレッジによる生物と堆積物の採集
4~6 実習 採集物のソーティングと固定
7~8 実習 底質の分析(堆積物粒度調査)
9 講義 生物の同定法、ラベルの記載法の説明
10~12 実習 生物種の同定と記載
13 講義 採集資料の整理、保管、データベース化についての説明
14 実習 採集資料のデータベース化

授業運営

実習科目であることを念頭に置き、正確な知識を身につけると同時に、各自が自分の手足を動かして実技を習得する。このため、通常の授業以上に、授業中にその内容をしっかりと学び取ることが重要であり、授業に遅刻、欠席することは厳禁である。学外でも実習が行われるので、社会的迷惑を考えず常識はずれな行動をとる学生には単位を認めない。実習時期等についての詳しい説明は、4月中に行われる説明会で行う。説明会に出席しない者は実習への参加を認めない。実習に関する連絡はすべて掲示にて行うので、資格教育課程支援室(6-202)前の掲示に注意すること。

評価方法

平常の授業態度とレポートによる。

オフィスアワー

月曜から金曜日の在室時は、基本的に質問、相談を受け付ける。

使用書

適宜プリントを配布する。

参考書

授業中に適宜紹介する。

Copyright© 2017 Kanagawa University. All Rights Reserved.