授業科目

科学英語
Academic English for Science

担当者

教授   小笠原 強
前 月2

単位

2

到達目標

大学院学生諸君にとっては『英語』は旧来より極めて重要な具体的な研究のツールである。自らの研究分野の知見と情報はすべて英文で提供される。言うまでもなく、サイエンスはインターナショナルである。英語は理系の共通の言語、伝達手段である。日々発信される論文は英語であり、内外の専門誌への投稿も英文である。最新のAI翻訳を駆使するまでもなく、母国語と同じセンスで情報を吸収することが不可欠である。この科目を履修到達目標は以下のとおりである。
   
1. 『英語』記述について改めて構えず、サイエンスの一部という感覚をまず身につけること。
2. 辞書を用いずに、いわゆるS,V,O,Cから大まかな内容を把握出来るようになること。
3. 内容の把握のスピードをあげること。
4. ポイントとなる記述を捉え、その部分の解釈については慎重に行うこと。
5. 『英語』を『日常化』するよう工夫を凝らすこと。
6. 誤解誤読に改めて注意を払うこと。

授業内容

論文の書き方を記した初歩的な英文テキストを抜粋して講読する。折にふれて、インターネットから最新の科学トピックスを取材し、速読用の教材とする。図版、つまりグラフや表、および写真の解説も取り入れる。教員は正誤をチェックし、記述内容も含めてコメントを付す。すべての講義に欠かさず出席することを前提とし、講義時間内に一極集中することを期待する。

授業計画

「論文の書き方」を記した初歩的基礎的な英文テキストを順を追って読み進めて解説する。時おり、タイムリーな科学トピックスを適宜取材し印刷して配布する。その場で速読して内容を捉える訓練を行う。これについては、前もって具体的なタイトルを挙げるることは出来ない。

01. SVOCから何が分かるか。
02. 論文、レポートとは何か。
03. 書きはじめの順序;IMRAD
04. 「序論・はじめに」とは何か。
05. 「材料と方法」とは何か。
06. 「結果」とは何か。      
07. グラフと表には何を書くか。
08. データの視覚化と文章記載     
09. 科学トピックス①    
10. 結果の「解釈」とは何か。 
11. 科学トピックス②   
12. 「考察」では何を書くか。   
13. 科学トピックス③
14. まとめ;書くことと考えること。

授業運営

英語の構文SVOCにこだわる。教材プリントの予習にあたってはセンテンスごとに構文を把握する努力をすること。ともかく、最低限の基本の英文法に還る。受講生に板書させる場合もある。不確かな点は中学生レベルまで戻り、何度でも繰り返して確認する。

評価方法

日頃の取り組み具合と教員からの質問への応答、課題の提出状況で総合的に評価する。

オフィスアワー

質問などは講義終了後に限って受け付ける。

使用書

インターネットより適宜科学上の話題を取材して教材とする。

参考書

講義で紹介する。

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