授業科目

ウェブアプリケーション
Web Applications

担当者

教授   海谷 治彦
後 木1

単位

2

到達目標

理学部のカリキュラムポリシーに従い,インターネット上のサービスの一般的な形である、WEBサービスを構築するためのクライアント・サーバ処理を学生が理解し習得する。
特に、今日広く使われている JavaScript、JSP/Servlet、PHPなどの実現技術や、データベースとの連携に関する基礎技術を学生が習得する。

授業内容

それぞれのトピックについて、原理の概要と実例の紹介をあわせて解説し、随時小テストや実習等を課すことで、到達度を確認する。

授業計画

各回の講義内容は一応次のように予定しているが、時間の関係で若干前後する場合もある。
本講義の受講に際しては、オブジェクト指向プログラミング、およびコンピュータネットワークの授業内容を理解しておくこと。
予習として、Javaのプログラミングの復習を行なうこと。
Javaを知らないものは,自身で予習として、そのプログラミングを予習しておくこと。
また、オペレーティングシステムの基本操作は習得済であることを前提とする。
特に、ファイルシステムの操作、アクセス権の設定等を復習しておくこと。
本授業では、各回に、HTMLを含めたプログラミングが必要となり、
授業において、そのサンプルが提示される。


1.WebとWebプリケーションの仕組み
予習として、ブラウザで数多くのサイトの閲覧を行なうこと。
復習として,実際のサイト閲覧において,HTTPリクエストとレスポンスが,
どのようになっているかの観察を行なうこと.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

2.HTML5について
予習として、ブラウザで数多くのサイトを構成するHTMLソースを読むこと。
復習として,実際のサイトにおいて,HTML要素が,どのように表示されているかを,
それぞれ確認すること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

3.CSSによる構造と体裁の分離
予習として、ブラウザで数多くのサイトを構成するCSSソースを読むこと。
復習として,実際のサイトにおいて,CSS要素が,どのように表示に影響を与えるかを,
それぞれ確認すること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

4.JavaScriptによるクライアントサイドでの動的ページの生成
予習として、ブラウザで数多くのサイトを構成するJavaScriptソースを読むこと。
復習として,実際のサイトにおいて,JavaScriptが,どのように動作するかを,
それぞれ確認すること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

5.JavaScriptの詳細と応用例
予習として、ブラウザで数多くのサイトを構成するJavaScriptソースがHTMLにどのように影響を与えるか考察すること。
復習として,実際のサイトにおいて,JavaScriptがHTMLの見えをどのように変更しているかを,
それぞれ確認すること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

6.サーブレットとJSPによるサーバサイドプログラミングの概要
予習として、Javaの文法を網羅的に確認すること。
復習として,JSPにおいてJavaがどのような役割を果たすかを例題毎に確認すること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

7.JSPの詳細と応用例
予習として、Javaの非標準クラスを網羅的に確認すること。
復習として,JSPにおいてJavaの非標準クラスをどのように用いるかを例題毎に確認すること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

8.サーブレットの詳細と応用例
予習として、サーバーサイドにおけるJavaの動作を調査すること.
復習として,ServletにおいてJavaがどのような役割を果たすかを例題毎に確認すること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

9.クッキーとセッション管理
予習として、クッキーおよびセッションを用いた実際のサイトをできるだけ多く閲覧すること.
復習として,クッキーやセッションの具体的な動作を例題毎に確認すること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

10. データベースとの接続
予習として、SQLの文法を復習すること.
復習として,ウエブアプリケーションからデータベースを操作する具体的な方法を例題毎に確認すること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

11. Webアプリケーションのセキュリティ
予習として、Webアプリケーション上で留意すべきセキュリティの問題点を自分なりに列挙すること.
復習として,授業で提示されたセキュリティ留意点と攻撃をJSPやサーブレット上でどのように実現するかを考察すること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

12. PHPによるサーバサイドプログラミングの概要
予習として、C言語の復習すること.
復習として,プログラミング言語としてのPHPの特徴を整理し,例題の記述を行なうこと.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

13. PHPの詳細と応用例
予習として、PHPの文法を復習すること.
復習として,ウエブアプリケーション上でPHPを動作させる例題を記述すること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

14. Webプリケーションの今後の展望
予習として、これまで学習したHTML, CSS, JavaScript, PHP, JSP, Servletそれぞれと,それらの関係を整理すること.
復習として,授業で紹介された新しいウエブアプリケーション技術と既存技術との関係を明確にすること.
これらの学習に概ね4時間を費やすこと.

授業運営

授業ではノート型PCを使用する(貸与されたPCを毎回必ず持参すること)。
これを用いて、Webアプリケーションに関わる実習を随時行うとともに、また講義用のツール(電子化教材の閲覧など)としても使用する。
実習環境はLinux上のサーバー群を用いるため、Windowsが主体の利用であっても、仮想マシンを用いて、Linuxの環境を準備すること。
講義内容の修得確認のための小テストもしくは実習を随時行う。

使用書は特に指定しない。
講義資料をPDF等の電子ファイルとして配布する。

https://www.sci.kanagawa-u.ac.jp/info/kaiya/wa/

授業中において,不明な点や疑問点を,PCやスマートフォン等で随時調査することを推奨する.

PCを用いた実習は学生間の能力の差が大きい.
能力が高い学生が低い学生の支援を自発的に(ボランティアと同義)行なってもらってかまわない.

評価方法

成績の50%は実習結果および小テスト結果の合計点を用いる。
残り50%は期末試験の点数を用いる。

オフィスアワー

月曜日 4限 6-214室にて.

使用書

『https://www.sci.kanagawa-u.ac.jp/info/kaiya/wa/』

参考書

矢吹 太朗『Webアプリケーション構築入門』第2版[森北出版]2011年
小森 裕介『プロになるためのWeb技術入門』[技術評論社]2010年

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