授業科目

データベースシステム
Database Systems

担当者

教授   後藤 智範
前 月1

単位

2

到達目標

 受講生がデータベース管理システム(特に関係データベース)および近年普及しつつあるオブジェクト指向データベースについてその基礎概念および下記基礎項目について修得することを目標とする。
   (1)データモデル、(2)関係データモデル 、(3)正規化理論、 (4)関係データ操作言語SQL、(5)オブジェクト指向データベース
 情報科学科のカリキュラムポリシーに従い、情報科学の基本概念や考え方について順を追って体系的に習得できるようにカリキュラムが編成されているため、データベースの知識を持っていることが前提とされる2年後期の「情報検索」、3年前期の「情報セキュリティ」、「ウェブアプリケーション」の前に本講義を履修することが適切である。

授業内容

 データベース管理システムは、1970年代初めに実用化されて以来、あらゆる業種の企業、官公庁において利用され、IT社会のインフラストラクチュアを支える根幹のソフトウェアとして位置付けられている。 また、従来紙媒体であった文書がXMLの利用が普及されるにつれて、急速に文書データベース化されつつある。
 本講義は、前者すなわち、データベースシステムの基礎要素であるデータモデル、データ操作言語、トランザクション処理、関係モデル(関係代数、正規化理論)および後者すなわち、オブジェクト指向データベースについて概説する。本年度は、時間が許せばSQLについての演習課題を課す。
 なお、受講希望者は担当者の下記サイトの該当ページに詳細が記述されているので必ず参照すること。
  http://angelos.info.kanagawa-u.ac.jp/
 上記URLにおいて、左フレームの「担当科目」から当科目のpageにアクセスすることができる。

授業計画

 各回の講義は以下を予定している。
  第 1回 データベースシステムとは
  第 2回 データモデル
  第 3回 関係モデル(1): 構造記述
  第 4回 関係モデル(2): データ操作言語(1) 関係代数
  第 5回 関係モデル(3): 一貫性制約記述(1) ドメイン制約、キー制約
  第 6回 関係モデル(4): 一貫性制約記述(2) 関数/多値従属性
  第 7回 関係モデル(5): 一貫性制約記述(3) 正規化理論Ⅰ
  第 8回 関係モデル(6): 一貫性制約記述(4) 正規化理論Ⅱ
  第 9回 関係モデル(7): データ操作言語(2)SQL
  第10回 データベース管理システム(1): 機能と構成
  第11回 データベース管理システム(2): トランザクション
  第12回 オブジェクト指向データベース(1):データモデル
  第13回 オブジェクト指向データベース(2):構造
  第14回 試験(60分)および解説と質疑応答(40分)
 講義内容により難易度の相違があり、受講者個人にとって十分理解できないこともある。したがって、各回毎に以下のような予習・復習をすることが望ましい。
  予習(1時間):    事前に各回の講義内容のテキスト(PDFファイル)を読む。
  復習(1~1.5時間): 理解が不十分な概念・事柄について、テキストの該当箇所を再度読見直す。
上記以外にOffice Hourの時間帯に質問も受け付ける。

授業運営

全て講義形式による。授業運営の詳細については、上記web pageに掲載する。毎講義、このテキストの内容をわかりやすく具体的に説明する。

評価方法

講義中の小テスト(数回)、および最終回に試験(定期試験相当)を実施し、総合して評価する。

オフィスアワー

 日時: 月曜日14:00~17:00 および 火曜日13:30~17:00
 場所: 2-205

使用書

 使用テキストは、【授業内容】で挙げた担当者のHPにおいて、各回毎にPDFとして掲載されている。使用テキストにアクセスするためには、password、user IDを必要とするが、第1回目の講義の際に提示する。各自、このPDFファイルをダウンロードし、printerに出力する。

参考書

増永良文『リレーショナルデータベース入門―データモデル・SQL・管理システム・NoSQL 』[サイエンス社]2017
上記以外の参考書はweb pageに記載してある。

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