授業科目

化学表現
Reading in Chemistry 

担当者

教授   松原 世明
前 火1
教授   菅原 正
前 火1

単位

2

到達目標

本授業の到達目標は、受講生が、①英語の化学論文を読むための英語の基礎力を獲得すること、②物理化学分野で用いられる英語の専門用語を理解できるようになること、である。理学部化学科のカリキュラムポリシーに従い、化学文献の読み書きや化学情報をやりとりするための英語能力を順次身につけるためのカリキュラムが編成されており、本科目はその中で、化学表現IおよびIIを学んだ上で、さらに英語の文献や資料を読解する力を養成するための必修科目である。これらの英語能力は、卒業研究を遂行するために必要である。

授業内容

化学論文のほとんどは英語で書かれており、インターネット上でも有用な情報の多くは英語で書かれている。専門分野の情報収集には、英語の読解能力が不可欠である。このことは卒業研究の履修に際し実感するだろう。本授業では、化学英語の講読により英文を正確に理解する力を養うとともに、物理化学分野の用語について学ぶ。

授業計画

 テキストとして” Peter Atkins著、「Reactions: The Private Life of Atoms」、Oxford Univ. Pr. (2011)"の一部(初回に配布)を用い、英文講読を中心に授業を進める。受講者が授業中にテキストの英文を読み和訳を行った後それに対する修正、解説を行うことを繰り返し、英文解釈の力を育てる。英文の構造を正確に理解し、英文を読みながらそのまま内容を原文に忠実に解釈することが大切である。そうでなければ、英語力は身につかない。さらに、物理化学分野の重要な用語の小テストを行いその後解説する。
 授業では、受講者を指名しテキストの英文和訳を行わせるので、毎回十分な予習を行うこと。また、化学用語の小テスト後には復習すること、英文の構造に慣れるためにテキストの復習も十分に行うことが大切である。予習、復習は毎回4時間をめどに行うこと。初回に説明する英語学習の心得をよく理解して正しい努力をすること。毎回の進度は、テキストの英文講読は2ページ前後、化学用語は14個を目安とする。

1. シラバスの記載事項の確認後、授業の進め方と英語学習の心得を説明する。
  Water and Friends:
  The water molecule
2. Water and Friends:
  Liquid and solid water
  用語の小テスト
3. Water and Friends:
  Dissolving
  用語の小テストと解説
4. Matter Falling Out (Precipitation)
  用語の小テストと解説
5. Give and Take (Neutralization):
  Meet the proton
  用語の小テストと解説
6. Give and Take (Neutralization):
  A little light language
  用語小テストと解説
7. Give and Take (Neutralization):
  A suggestion from Sweden
  用語の小テストと解説
8. Give and Take (Neutralization):
  Another suggestion from further south
  用語の小テストと解説
9. Give and Take (Neutralization):
  The consequent capture of strange fish
  用語の小テストと解説
10. Give and Take (Neutralization):
  Finally, at last, down to business
  用語の小テストと解説
11. Burns Night (Combustion) :
  Blazing metal
  用語の小テストと解説
12. Burns Night (Combustion):
  An old flame
  用語の小テストと解説
13. Burns Night (Combustion):
  Colourful incandescence
  Sturm und drang
  用語の小テストと解説
14. Back to Basics (Reduction):
  用語の解説

授業運営

毎回、十数人あるいはそれ以上の受講者を指名しテキストの音読、英文和訳を行わせ、その後、修正、解説を行う。また、化学用語の小テストを毎回行い、採点したものを返却し解説する。

評価方法

授業中の小テスト(30%)、英文解釈をもとにした平常点(10%)と期末試験(60%)。

オフィスアワー

金曜日の13:30以降(セミナーや会議等の時間を除く)、6号館219室。なお、質問などは講義後にもその場で受け付ける。

使用書

授業の初回にテキストを配布する。

Copyright© 2017 Kanagawa University. All Rights Reserved.