授業科目

情報と職業
Information Science and Professions

担当者

講師   平野 健次
前 土2

単位

2

到達目標

 本講義の到達目標は、受講生が、①情報化の進展に伴うビジネス構造の変化、②職業観の変化、職務能力や資格、職業倫理や社会的責任などについて知ること、等々を通じて情報化社会で求められる職業人としての基本的な能力を身につけることである。
また、経営学部のカリキュラム・ポリシーに従い、職業人の基本的な能力として、問題解決能力やコミュニケーション能力について取り上げる。

授業内容

本講義では、情報化の進展に伴うビジネス構造や職業観の変化、及び情報に関する職業人のあり方について学ぶ。

授業計画

今回の講義内容は次のように予定しているが、時間の関係で前後する場合もある。予習としては、使用書(テキスト)及び配布するプリントを読んでおくこと、復習としては、講義で学んだ理論や事例について使用書や配布されたプリントを用いながら確認すると同時に、他の事例に当てはめて考察してみること、講義内容に関係する文献を読んでおくことなどを勧める。なお予習・復習あわせて各回あたり約4時間の自己学習を想定しており、毎回必ず予習と復習を行うようにする。

1 ガイダンス
  まず、シラバスの記載事項について、講義内容や到達目標、レポート概要、学習の仕方、評価方法などについて確認する。そのうえで、情報と職業の全体の概要について理解する。
2 情報伝達手段の変遷によるビジネス環境の変化
   情報伝達手段の変遷によって、ビジネス環境がどのように変化してきたのかについて学ぶ。【予習】使用書を用いて情報の発展経緯を復習し、情報活用の視点、ITの利用目的について熟読する。
3 経営資源としての情報の性質
   経営資源としての情報の性質について、具体的な事例をあげながら体系的に学ぶ。【予習】情報の収集、分析と利用について使用書を熟読する。
4 情報の収集から活用までのプロセス
    情報の収集、分析、活用のプロセスについて解説し、このプロセスを実務で有効に使う方法について考える。【予習】出題された課題の内容を検討し、レポートの作成を期限までに行う。使用書の「流通システムとそれらを支える情報技術について」の前半部分を熟読する。
5 企業における情報の活用(小売業の情報化)
    企業における情報活用の例として小売業を取り上げ、事業の計画や運営を行うための情報システムの発展と変容について理解する。
【予習】使用書の「流通システムとそれらを支える情報技術について」の後半部分を熟読する。
6 企業における情報の活用(流通ネットワークの形成とその発展)
    流通ネットワークの形成とその発展について学び、ネットワーク間競争や情報化に伴う競争優位性などについても考える。【予習】企画開発から生産準備までについて使用書を熟読する。
7 企業における情報の活用(製造業の情報化:企画開発から生産準備)
    企業における情報活用の例として製造業を取り上げる。最初に、企画開発から生産準備段階までの情報化の現状を知る。【予習】生産から保守、廃棄までについて使用書を熟読する。
8 企業における情報の活用(製造業の情報化:生産から保守、廃棄まで)
   前回の続きとして、生産から保守、廃棄段階までの情報化の現状を知る。【予習】使用書のビジネスの設計と知識の活用から指定する部分を熟読する。
9 インターネットビジネスの現況
   インターネットビジネスの現況について、情報の性質を踏まえながら学ぶ。
   さらに、他業種の情報化の概要についても学ぶ。【予習】使用書のビジネスの設計と知識の活用から指定する部分を熟読する。
10 情報産業の発展と社会的責任
    コンピュータや情報サービスを提供する企業の社会的責任について、ユーザ企業との関係を踏まえながら学ぶ。【予習】配布プリントの確認を行う。
11 情報化に伴う職業観の変化 
    情報化社会の進展に伴う職業観の変化について、社会的責任、職務能力、情報モラルと職業倫理、権利の尊重などを踏まえながら学ぶ。【予習】配布プリントの確認を行う。
12 職業人として必要な資質と能力
    企業の情報化に係わる職業人に求められる資質や職務能力、資格についておおまかに知る。【予習】配布プリントの確認及び熟読を行う。
13 情報モラルと職業倫理
    情報モラルと職業倫理について具体的な例を用いて考える。さらに、企業における情報セキュリティに焦点をあて、物理的・技術的・人的側面に分けて理解する。【予習】使用書の権利の尊重について熟読を行う。
14 権利の尊重
    情報を利用する上で必須となる知的財産権の考え方について、工業所有権と著作権に分けて理解する。また、秘密情報の取り扱いなどについても学ぶ。最後に本講義全体のまとめを行い、質疑応答の時間を設ける。

授業運営

講義形式を中心とする授業であり、授業の最後に演習を行う。また学期末までの間に、あるテーマへの取り組みと、それをレポートにまとめ提出する課題が1回ある。

評価方法

定期試験とレポートの合計点に、演習への取り組みを含めて総合的に評価する。定期試験60点、レポート20点、演習20点。

オフィスアワー

授業の終了後、その場で行うが、必要に応じてメールでも受け付ける。

使用書

平野健次『入門 生産マネジメント』[日科技連出版社]2018年
使用書を用いるとともに、必要に応じてプリントをテキストとして配付する。使用書及び配布物を毎回、必ず持参すること。

参考書

授業中に随時紹介する。

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