授業科目
Course Title

コンピュータネットワーク
Computer Network

担当者
Instructor

教授   永松 礼夫
後 月4

単位
Credit

2

関連するディプロマポリシー
Related Diploma Policy

時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society

到達目標
Target to be Reached

コンピュータネットワークの仕組み、原理についてよりよく理解することによって、コンピュータネットワークの構築やよりよい利用ができるようになることを目指す。

授業内容
Course Content

計算機(コンピュータ)が通信網によって結合された情報通信ネットワーク(コンピュータネットワーク)によって、計算機の利用範囲が飛躍的に拡大した。特に、インターネットという世界規模のコンピュータネットワークが現実に動いており、21世紀の情報化社会の基盤として我々の社会および生活を変えつつある。
コンピュータネットワークの本質の理解で最も大事なのは、コンピュータ同士が通信するときに使う言葉であるプロトコルである。プロトコルは階層的に、綺麗な体系になっている。しかし、通信は人間には見えない、という理解する上での難しさもある。説明は、主としてインターネットの技術に即して行う。
本授業では、まず通信ネットワークの構成及び通信の仕組みについての基本事項を述べる。次に、通信ネットワークの主要な応用機能について述べる。さらに、ネットワークを安全に利用する上で重要なセキュリティについて述べる。
また、ノート型PCを用いて講義と実習を組み合わせた授業を行うことにより、内容が身につくように構成してある。

授業計画
Course Planning

[イントロ:第1回]
1. 序論:コンピュータネットワークが社会を変える
 コンピュータとコミュニケーション、何が出来るか、コンピュータネットワークの利点、ノートPCからの実習

[通信ネットワーク:第2回~第10回]
2. ディジタル信号の伝送
 データ、ディジタルデータ、ディジタル信号(ビット)の伝送、伝送速度(通信速度)
3. 通信ネットワークの構築
 データの通り路(伝送・通信媒体、銅線、光ファイバ)、通信回線、ネットワーク(ディジタル網、ローカルエリアネットワーク)
4. 通信プロトコル(1):データの約束事―コンピュータ同士が話す言葉
 コンピュータ同士が繋がるために、プロトコル、
5. 通信プロトコル(2):隣りの機器とデータを交換するには :データリンクプロトコル
6. 通信プロトコル(3):ローカルエリアネットワークを介した隣りとのデータ交換
 ローカルエリアネットワークのプロトコル 、データリンク層の演習
7. 通信プロトコル(4):ネットワークの中でデータをやりとりするには
 インターネットワーク、パケット交換、ネットワークプロトコル、TCP/IPのIP
8. 通信プロトコル(5):アプリケーションプログラム間でデータをやりとりできるようにするには
 トランスポートサービス、トランスポートプロトコル、TCP/IPのTCP
 これまでのまとめ:ネットワークアーキテクチャ、プロトコルの階層構造
9. ネットワーク・プログラミング ソケット機能 socket,bind,accept,connect
 ネットワークでのプログラミング、クライアント・サーバ方式、遠隔手続き呼出し(RPC)
10. インターネットの構成
 インターネット、番地付け、ネットワーク接続と管理、移動体通信網

[通信ネットワークの応用:第11回~第14回]
11. データの符号化
 文字コード、エンコード方式、マルチメディア
12. ヒューマンコミュニケーションへの活用(1):電子メールの利用と管理
 電子メール、メール転送プロトコル、メール用ソフト
13. ヒューマンコミュニケーションへの活用(2):ワールドワイドウェブの利用と管理
 ワールドワイドウェブ(WWW)、ブラウザ、ホームページ、ハイパーテキストマークアップ言語、ハイパーテキスト転送プロトコル
14. ネットワークセキュリティ
 アクセス保護、ウィルス対策、暗号と電子証明書

授業運営
Course Management

授業ではノート型PCを使用する(貸与されたPCを毎回必ず持参すること)。ノート型PCとそれが接続するネットワークを用いて随時実習を行う。また、講義用のツール(電子化教材の閲覧など)としても使用する。
この授業は一般の2単位授業であるので、履修者が「100分の授業に対して,予習と復習をあわせた時間が4時間程度となる」ことを目安に、授業内容に関するトピックの下調べや、授業後の疑問点の振り返りを行うことを期待する。

評価方法
Evaluation Method

成績は、期末試験の成績に実習結果を加味して評価する。

オフィスアワー
Office Hour (s)

水曜2時限(2-120-1室・会議日を除く) 質問は電子メールで随時受け付ける。

参考書
Book (s) for Reference

野口健一郎『ネットワーク利用の基礎[新訂版]』[サイエンス社(ライブラリ コンピュータユーザーズガイド4)]2005年
A.S.タネンバウム『コンピュータネットワーク』第4版[日経BP社]2003年

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