授業科目

地学概論
Earth Science 

担当者

教授   加瀬 友喜
前 水3
講師   山口 寿之
前 水3

単位

2

到達目標

 物理学、化学、生物学と多面的に関連した広い分野を包含する地学のうち、身近な自然の事象と形成を扱う自然史科学(特に地球史と生命史との関わり)を講述し、受講生が21世紀の課題である「自然と人類の共生」に関する知識を涵養することを目的とする。また生命史(進化史)が地球環境の変化と密接に関係することも学ぶ。

授業内容

 前半7回を地球自身の理解(加瀬担当)、後半7回を生命史の理解(山口担当)に充て、時系列を追いながら地学全般と関連分野の内容を有機的に結びつけながら講義する。図表や要点を記した自作のプリント教材を配布し、パワーポイントにて授業を進める。
 今までに学んだことのない分野と思われるので、配布された資料で分からない用語、地質時代などを事前に予習しておくこと。復習としては、講義時に示した知見を身近な地球規模での地学現象と比較することを勧めます。

授業計画

 各回の実習内容は以下のように予定しているが、講義の進捗状況で若干前後する場合もある。受講生の多くは高校で地学を履修していないので、予習として「dotCampus」地学概論Ⅰのフォルダーに掲載した配布資料には必ず目を通し、第1〜7回の講義では下記に示した使用書2冊、第8〜14回の講義では使用書③の該当する章を予め2時間程度をかけて学習することが不可欠である。復習としては、下記に示した参考書など読んで知識を深め、講義時に示した知見を身近な地球規模での地学現象と比較する、1時間程度の学習が必要である。さらに受講の総まとめとして、受講内容に沿った展示のある国立科学博物館(学生証を掲示すれば理学部学生は入館無料)と神奈川県立生命の星・地球博物館へ行き、実物資料標本を見ることでさらに知識を深めていただきたい。

第1回:ガイダンス /地球の概観
第2回:プレートテクトニクス1 地球の内部構造と大陸移動説
第3回:プレートテクトニクス2 プレートテクトニクスとプルームテクトニクス
第4回:火成岩の産状、分類とその成因
第5回:堆積岩の産状、分類とその成因
第6回:地層と地質構造の解読
第7回:地質年代 相対年代と絶対年代
第8回:地球生命史概論
第9回:生命の誕生1 無機物から非生物学的な有機物への分子進化
第10回:生命の誕生2 独立栄養生物と従属栄養生物
第11回:生命の進化と地球環境1 地球大気の変遷と生命活動
第12回:生命の進化と地球環境2 原核生物と真核生物
第13回:生物多様性の起源
第14回:地球生命の危機の歴史と絶滅の原因

授業運営

 全て講義形式による。必要な資料は配付される白黒のパワーポイントの印刷物で提供する。必要な情報が白黒ではわかりにくいので、dotCampusの地学概論Ⅰのフォルダーにカラー版PDFをアップします。進捗状況により、内容が前後することがあります。
 なお、講義中の私語、飲食及び無用な出入りは厳禁。携帯電話の電源を切ること、マナーモードも不可。違反者には退場を命じ、指示に従えない者は定期試験から減点する。さらに、講義中にメールを打つなど特に悪質な違反者には単位を授与しない。以上のルールに納得できない者は履修しないこと。

評価方法

 期末試験で評価する。講義時に配布するパワーポイントの印刷物に表記された内容と講義での説明内容に限定して出題する。試験は回答を選択肢から選ぶマークシート方式を用いる。持ち込み不可。出席状況は評価の対象としないが、講義を4回以上欠席した者は評価の対象としない。

オフィスアワー

質問や指摘は講義後に受け付ける(山口、加瀬)。木曜日1時限終了から15時まで、13号館211室(内線2911)へ(加瀬)。事前にメールにて連絡を取ってほしい。メールでの質問も可能、pt125464@kanagawa-u.ac.jp (山口), neritopsis@gmail.com (加瀬)

使用書

磯崎行雄・江里口良治編著『地学』1[啓林館]2005年
浜島書店編集部編『ニューステージ新地学図表』1[浜島書店]2004年
池谷仙之・北里 洋『地球生物学』1[朝倉書店]2004年
 必要に応じて、講義中に指摘する

参考書

日本古生物学会編『化石の科学』1[朝倉書店]1987年
 必要に応じて、講義中に指摘する

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