授業科目

環境システム計画演習
Built Environment Design Exercise 

担当者

教授   岩本 靜男
後 木4-木5
教授   奥山 博康
後 木4-木5
教授   安田 洋介
後 木4-木5
助教   傳法谷 郁乃
後 木4-木5
助教   吉浦 温雅
後 木4-木5
講師   弘 洋子
後 木4-木5

単位

2

到達目標

 受講生は、2年次後期の「空調設備I」および3年次前期の「空調設備II」で学修した内容を基礎にして、空調設備の理論と実施設計との調和を考慮し、安全性・衛生性・快適性および施工性にも配慮した設計手法を身につける。

授業内容

 空気調和設備の設計演習として、実際の建築物の空気調和設備の設計計算法と設計図面を作成する順序・方法を述べ、演習および図面の作製を行う。2年次後期の「空調設備I」と3年次前期の「空調設備II」で学修した内容を基礎にして、理論と実施設計との調和を考慮し、安全性・衛生性・快適性および施工性にも配慮した設計手法を身に付ける。空調設備の計画・設計に関する重要な演習科目であると同時に、建築計画・設計と空調設備との関連を自ら考察して、様々な設備計画・設計の必要条件を統合することを目的としている。

授業計画

 予定課題は、床面積3,000㎡程度のRC造中規模建築物。「環境システム計画演習I」で課題として作成した建物でよい。以下に本授業の学修項目を記す。項目3~10は同一項目2回で構成されており、最初で設計法、図面作製上の注意などの解説を聞いて理解し、次週で演習として設計に取り組んで完了させることとしている。
 本講義は2単位の演習科目であるので、予習・復習時間は1回あたり4時間を想定している。
 予習としては①「空調設備I・II」の教科書・ノート・プリント類をよく復習しておくこと、②各回の該当項目について教科書を必ず一読し、配布資料に一通り目を通すこと、③疑問点があればあらかじめメモしておくこと、が挙げられる。
 復習としては、①各講義の内容全体を必ず復習しておくこと、②疑問点については各自整理しておいて、オフィスアワーや次回講義時に質問し、必ず解決しておくこと、③時間内に終わらなかった図面等の作成については、自宅学習として次回講義までに必ず完了しておくこと、が挙げられる。

1.全体説明
2.空調システムとトレース図面の説明、ダクト図のトレース
3.空調計画と空調負荷計算(講義)
4.空調計画と空調負荷計算(計算と計算書作成)
5.空調機・冷凍機・冷却塔・加湿器の容量決定と選定(講義)
6.空調機・冷凍機・冷却塔・加湿器の容量決定と選定(計算書と図面作成)
7.空調吹き出し口・吸込口の決定(講義)、計算書作成
8.空調吹き出し口・吸込口の決定(計算書と図面作成)
9.空調系ダクト系統の決定とダクトサイズ決定設計、送風機の決定(講義)
10.空調系ダクト系統の決定とダクトサイズ決定設計、送風機の決定(計算書と図面作成)
11.機械・ダクトの配置設計図の作成(立面も考慮)、熱源配管の設計
12.ダクトの消音設計
13.学内空調設備見学、進捗チェックと質問時間
14.提出と講評

 1.全体説明
 2.空調システム説明と空調設備図面の作成法(講義とトレース作成)
 3.空調計画と空調負荷計算(講義)
 4.空調計画と空調負荷計算(計算と計算書作成)
 5.空調機・熱源機器・加湿器の容量の決定と選定と製図(講義)
 6.空調機・熱源機器・加湿器の容量の決定と選定と製図(計算書と図面作成)
 7.空調吹出口・吸込口の決定(講義)
 8.空調吹出口・吸込口の決定(計算書と図面作成)
 9.空調ダクト系統の決定とダクトサイズ決定・送風機選定(講義)
 10.空調ダクト系統の決定とダクトサイズ決定・送風機選定(計算書と図面作成)
 11.機械の配置設計図の作成
 12.ダクトの消音設計
 13.学内空調設備見学
 14.図面・計算書の提出と講評

授業運営

 演習に備えて、教科書・配布プリント・筆記用具・電卓・製図用具一式・A4レポート用紙・基準階平面図(1/100)を毎回持参すること。また最終回で課題図面と計算書提出後に作品の発表と講評を行う。
 あらかじめ「空調設備I」(2年次後期)、「空調設備II」(3年次前期)を履修しておくことが望ましい。

評価方法

 成績は、空気調和設備・換気設備設計の図面、計算書、トレース図面とレポート3題によって、6:3:1で評価する。

オフィスアワー

 授業終了時に質疑に対応する。また、火曜日・木曜日の昼休みに12-34室で岩本教授が受け付ける。

使用書

田中俊六他『最新建築設備工学』改訂版第5刷[井上書院]2014年7月15日
適宜プリントなどを配布する。

参考書

空気調和・衛生工学会編『空気調和設備計画設計の実務の知識』第4版[オーム社]2017年3月

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