授業科目

プログラミング演習
Programming Practice 

担当者

教授   森田 光
後 金1
准教授 内田 智史
後 金1
助教   香川 智修
前 木2
後 金1
助教   桑野 一成
後 金1
助教   岡 旭
後 金1
助教   永井 駿也
後 金1

単位

1

到達目標

 本講義の到達目標は、受講生が、①数十ステップ程度のプログラムを自作できること、②プログラミングを通じてコンピュータの働きを理解できることである。また、本講義の演習を遂行するために、③コマンド入力のコンピュータ操作を身につけることである。また、情報処理技術者試験などで要求される知識理解と図で説明する力の基礎をなす知識を体験的に会得する。
 これらの目標設定は、情報システム創成学科のカリキュラムポリシーにある「専門知識の獲得・創成能力の修得」の理念に基づくものであり、情報科目における「コンピュータ及び情報処理(実習を含む。)」の区分における社会的要請に、受講生が応えられるようになるためである。

授業内容

 本講義では、人の意図をコンピュータに指示するプログラム(Program)の作成、つまりプログラミング(Programming)に必要な知識を提供する。修得するプログラミング言語としてC言語を採用する。受講生は、プログラミングの基礎的な考え方と記述方法を積み上げ式に会得する。講義では、基本概念・操作法などの説明が与えられるとともに、実習目的の演習、予習を兼ねた小テストなども実施され、受講生は立体的に学修課題を学ぶことができる。また、受講生は、必要に応じて課題を課され、作成したプログラム・リストの提出を求められ、学びを定着する。なお、プログラムの完成のために必要な、動作確認とエラー修正作業、つまりデバッグ (debug)のスキルも、受講生は合わせて身につける。
 なお、この科目は、少人数グループ学習並びにプロジェクト達成型の学習アプローチを採り、情報システム創成学科のカリキュラムポリシーにおける創成能力を修得することを目的とし、専門科目群における情報環工学の基盤を与える(履修要覧における教育課程体系図を参照)ことに位置付けられる。

授業計画

 本計画では修得範囲を明示するものであり、小テスト、演習、宿題の与え方は、進度により前後することがある。受講者は、予習として、総合演習など特別な場合を除いて、①事前に指定された範囲のテキストを予め読み、②分からない部分を把握することが要望される。また、復習として、課題により、③コンピュータ操作を通じて体験的に納得し、④学んだ意味を理解し、⑤自らプログラミングに応用できるようにする。また、次回の知識範囲にむけた準備をし、⑥記憶に定着することが勧められる。特に、本講義は積み上げ式であり、受講生には、各回の講義を疎かにしない真剣な学びが期待される。なお、受講者は予習・復習合わせて2時間程度の自己学習を想定している.

第1回 オリエンテーション(シラバス記載事項確認を含む) -パソコン利用環境とプログラミングの位置付け
    基本操作 -コーティング、コンパイル、実行。
【予習】学科のガイダンスなどを通じて与えられた情報に基づき、自分の計算機環境でCコンパイラが実行できることをあらかじめ確認しておく.
第2回 ディスプレイ表示 -printf関数、return文、コメント文。
【予習】dotCampus上の指示に基づき、予習としての学びと計算機上での操作を実行し、疑問点を講義中に解決するための準備をしておく.
第3回 プログラムの基本 -main関数、プリプロセッサ命令。
【予習】今回学ぶ知識範囲を中心に、第2回目と同様に予習をする.
第4回 数をあつかう -変数宣言、変数の型、変換指定子、代入。
【予習】今回学ぶ知識範囲を中心に、第2回目と同様に予習をする.
第5回 計算をする -演算子、オペランド、scanf関数。
【予習】今回学ぶ知識範囲を中心に、第2回目と同様に予習をする.
第6回 総合演習1(30分程度)および解説:第1回~第5回範囲。
【予習】第1回~第5回の範囲を復習する.
第7回 論理で探る -関係演算子、論理演算子、論理式。
【予習】今回学ぶ知識範囲を中心に、第2回目と同様に予習をする.
第8回 論理で分岐する -if文、if-else文、else if文ならびにフローチャート。
【予習】今回学ぶ知識範囲を中心に、第2回目と同様に予習をする.
第9回 if文の組み合わせ -並置、ネスト(入れ子)。
【予習】今回学ぶ知識範囲を中心に、第2回目と同様に予習をする.
第10回 総合演習2(30分程度)および解説:第1回~第9回範囲。
【予習】第1回~第9回の範囲を復習する.
第11回 繰り返す1 -while文、continue文、break文。
【予習】今回学ぶ知識範囲を中心に、第2回目と同様に予習をする.
第12回 繰り返す2 -for文、インデックス変数、蓄積変数。
【予習】今回学ぶ知識範囲を中心に、第2回目と同様に予習をする.
第13回 繰り返す3 -1次元配列変数、配列とfor文。
【予習】今回学ぶ知識範囲を中心に、第2回目と同様に予習をする.
第14回 総合演習3(30分程度)および解説:第1回~第13回範囲。
    最後に、本講義全体に関わる問題形式のまとめとそれに対する質疑応答の時間を設ける。
【予習】第1回~第13回の範囲を復習する.

※ 授業とは別に、定期試験を実施する。ただし、再履習クラスは定期試験を実施しない。

授業運営

 1.出欠をとる。講義は4回以上欠席した者は評価の対象とならない場合があるので注意されたい。
   10分以上の遅刻、ならびに無断で途中退出した場合は、欠席とみなす。
 2.授業中の便所等の途中出入りは原則できない。事前に体調管理・時間的余裕をもって行動すること。
 3.無断欠席および課題を一つでも提出しない場合、不合格になることがあるので十分注意されたい。
 4.小テストや宿題の評価などから、補講または課題の追加を指示することがある。その場合、必ず指示に従うこと。
 5.指定使用書をいつでも読めるようにしておくこと.
 6.情報システム創成学科から貸与されているPCを持参すること。
 7.PCを活用して講義の理解に努めること。
 8.大学の授業支援システム(dotCampus)を通じて情報を提供するので、チェックを欠かさず行うこと。
 9.神奈川大学のメールアドレス(r2XXX00000xx@jindai.jpなど)に連絡することがある。
   日頃必ずチェックするメールアドレス(携帯電話メールなど)への転送設定などして、伝達漏れが起きないようにすること。
 10.操作法などについて相談する機会(相談会)を講義時間外に設ける予定である。
   疑問や不安に感じる部分について、学生同士で教え合うことも貴重な機会なので積極的に参加すること。

評価方法

 小テスト・宿題・実習ならびに演習などの平常点で全体の70%、定期試験で30%を評価する。ただし、受講者は、定期試験の50%以上を満たすことを合格の条件とする。たとえ全体の評価点が60%以上であっても、定期試験が50%未満の場合、本科目の到達目標を達成していないと判定し不合格とする場合があるので注意されたい。出席状況は評価の対象としない。
 なお、定期試験を実施しない再履習クラスについては、授業内で実施されるテストの一部を定期試験相当として計算する。

オフィスアワー

 本講義では、複数の教員により授業が実施され、少人数の受講生グループごとに担当教員が配置される。担当になった教員のオフィスアワーは、個別に時間帯と場所が設定され、授業で伝えられる。相談においては、あらかじめ質問内容を明確にし、長時間に及びそうな場合は、Email等で予約の上、来訪すること。なお、固定的に時間を指定するオフィスアワーは次の通りである。
《教員オフィスアワー》
・12:30~13:30、教員居室にて。
なお、教員により月曜日~金曜日の設定曜日が異なる。
《全般相談会》
・木曜日17:00~18:00、23号館4F401号室入口エリア。

使用書

情報システム創成学科教材委員会『WORKBOOK「プログラミング演習Ⅱ」』[情報システム創成学科]2013
WORKBOOKは学科から配付する非売品。少なくとも、続く「プログラミング演習Ⅱ」履修修了まで保管し利用すること。

参考書

日本工業標準調査会『プログラミング言語C』JIS X 3010:2003[日本規格協会]2008

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