授業科目

建築構造輪講
Seminar  of Structural Engineering in Architecture

担当者

教授   荏本 孝久
後 月5
教授   島崎 和司
後 月5
教授   趙 衍剛
後 月5
教授   藤田 正則
後 月5
助教   犬伏 徹志
後 月5
助教   白井 佑樹
後 月5
助教   張 海仲
後 月5

単位

1

到達目標

 本講義の到達目標は、受講生が、各研究室での最新の話題や、関連する応用知識について講義・演習を行うことにより、卒業研究のための基本知識の習得することである。

授業内容

 「建築構造輪講I」の発展として、各担当教員の研究室に所属し、構造システムに関する内外文献を教材として、これを輪読し、研究討論・演習などを行う。予習・復習については各回、担当教員が指示する。

授業計画

 各研究室の内容は以下の通りである(各11回)。

◎荏本研究室:最近発生した地震災害などをテーマとして地震災害のメカニズムと防災対策の課題について説明する。また、これに関連する知識として地盤振動、地震動と建物被害、防災システム、リスクマネージメントを中心に以下の内容を学習する。授業の後半では、この中から適宜テーマを設定して集中的に輪講・実習・討議を行なう。
1)最近の都市防災システムの現状と課題 2)構造物と地盤の基礎的な振動理論と解析法 3)GISと地震災害危険度の評価方法 4)ハザードマップの作成と活用方法
◎島崎・白井研究室:性能に立脚した耐震設計法の理解を目標として、
 1)構造部材の断面の性質(弾性から終局挙動まで)を復習
 2)前期建築構造実験の結果(RC梁の曲げ)の壊れるまでの荷重-変形関係を解析的に解明
 3)建物の地震時の挙動と限界耐力設計法(耐震関連)の概要の理解
そのために、講義と演習をおこない、結果について発表と討議を行う。実際に自分で手と頭を動かすことが大切。また、適宜ゼネコン研究所や実際の構造物の理解のために建築現場等の見学を行う予定。
◎趙・張研究室:主に以下の項目について学習する。
 1)これまで学習してきた建築構造力学の基本について、演習を通して復習する。
 2)効果的なプレゼンテーションに必要な技法を紹介し、それらを踏まえた実践的な資料作成を行ってみる。
 3)安全性確保を設計目標とする構造物の耐震設計・振動解析および耐震安全性評価の基本的な考え方を理解する。
 4)構造部材の各種実験方法や計測方法について紹介するとともに、特に非接触型計測手法について紹介する。
◎藤田研究室:アドバンスな建築構造デザインを理解するため、次のような項目について学習する。
 塑性解析、耐震、免震・制振、損傷制御構造、スペースフレーム、座屈拘束、鋼構造接合部。また、構造物の力学的挙動を解明する実大実験手法を習得する。さらに、今後求められる地球環境建築のコンセプトを理解し、サステナブル(持続可能)構造を実現するためのライフタイムエンジニアリングを考える。
なお、建築学科連続講演会(3回)も授業に含まれる。

授業運営

 本講義の履修に関しては、3年次前期終了前に説明会が開催される。掲示に注意して必ず参加し、所属研究室を選択すること。
なお、人数に著しい偏りがある場合には、調整を行うことがある。
 学部大学院課への履修届けの他に、建築学科内への申請も必要である。
 詳細は説明会や掲示で知らせるので、見落とさないよう注意すること。

評価方法

 定期試験は行わない。レポートなどの提出物を100点満点で評価し、その平均点により評価する。

オフィスアワー

 質問などは講義後に受け付ける。その他の時間は各担当教員のe-mailにて対応する。

使用書

適宜資料を配付する。

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