授業科目

コースワーク
Course Work 

担当者

教授   秋吉 政徳
前 金2
教授   藤岡 淳
前 金2
助教   小澤 幸夫
前 金2

単位

1

到達目標

本講義の到達目標は、受講生が、神奈川大学の学生として求められる学習や生活に取り組む態度と方法を体験することより、自己管理と日本語表現力の重要性を認識し、自己実現に向かって、積極的かつ実践的な行動に取り組むことができることである。
また、学科のカリキュラムポリシーの「専門知識の獲得」や「創成能力の修得」を達成するために、本講義での具体的な課題として、受講生が教育課程の理解をもって、学びへの動機付けを明確にし、4年間の学習計画から将来の方針を見据える力を身につけることをおくとともに、学びの基礎となる情報リテラシ基礎、論理的思考基礎を修得することもあげる。本講義は、一連のプロジェクト達成型科目であるコースワークI~コースワーク Ⅷの中に位置付けられ、本科目を先に履修することが望ましい。

授業内容

コースワークⅠは、第1セメスタから第8セメスタで学ぶプロジェクト達成型科目の最初の位置づけになり、教育課程の理解、学びの基礎となる情報リテラシ基礎、論理的思考基礎を授業内容とする。

授業計画

予習・復習合わせて各回あたり約1時間の自己学習を想定しているが、予習については、単元単位で複数回分をまとめて行なってもよい(早めに全体像がつかめるので、かえって効果的である)。

1. ガイダンス
 シラバスの記載事項について確認するとともに、学ぶにあたっての準備すべき事項、
 コースワークの意義とコースワークの各ステップでの位置づけ等、全体のガイダンスを含め実施する。

(教育課程の理解)
2.学習目標手帳の活用
 自分の問題とは何かを認識し、目標を立てるプロセスを理解する。
3. 学科の理念、特長、位置づけと目指すべき方向性
 学科の理念、特長、位置づけを学び、学科が目指すシステム技術者のイメージを形成する。
4.卒業生像、教育プログラムの構成
 学科が目指す卒業生像を示し、自らの興味や将来目標に照らし合わせて履修の動機づけを行う。
5.情報社会と情報システム
 様々な情報システムの事例から、情報社会の特徴を理解するとともにシステム技術者としての倫理について学ぶ。

(情報リテラシ基礎)
6. 実施にあたっての準備
 コンピュータ(MacBookAir)についての理解、MacBookAirの設定、
 用語の理解、emacsの演習を実施し、MacBookAirを十分使いこなせるようにする。
 【予習】MacBookAirのOSについて特徴を理解するとともに、
 アプリケーションであるターミナルを起動して、設定画面を確認する。
7. Unix及びシェルコマンドの理解
 Unixの生い立ちや特徴を学ぶとともに、代表的なシェルコマンド、
 シェルコマンドの演習を通して、その活用方法を修得する。
 【予習】Unix、シェルとは何かを調べて、概要を理解する。
 【復習】シェルコマンドについて、行いたいことをスムーズにできるようになる。
8. LaTeXの基礎
 文書整形ツールとしてのLaTeXのインストール、基本コマンドの解説、
 演習を通して、その利便性と活用方法を修得する。
 【予習】LaTexとは何かを調べて、概要を理解する。
 【復習】LaTexで、自己紹介文を作成する。
9. LaTeXの応用と情報リテラシ基礎全体のミニテスト
 数式、表、図・画像取り込みといったLaTeXの応用コマンドの解説、
 演習を通して、その利便性とともにレポート、論文作成の基礎を修得する。
 情報リテラシ基礎全体のミニテストを実施して、学修内容の定着度を明らかにする。
 【予習】LaTexの基本コマンドがスムーズに使えるようになる。
 【復習】LaTexで、自己紹介文を写真を入れて作成する。

(論理的思考基礎)
10.  集合
 集合、全称記号・存在記号、集合の演算、要素の個数について学ぶことにより、論理的思考に必要な基礎知識を得る。
 【予習】集合、全称記号・存在記号、集合の演算などの定義と付随する定理、例を調べる。
  また、ド・モルガンの法則について理解しておく。
11.  論理
 命題、論理演算、論理式、証明について学び、論理について理解し、また証明の基礎を修得する。
 【予習】命題、論理演算、論理式などの定義と付随する定理、例を調べる。
  また、三段論法、対偶法、背理法なので証明手法について理解しておく。
12.  関係
 直積集合、関係、関係の表現、同値関係について学び、関係が集合で表現できることを学ぶ。
 【予習】直積集合、関係、関係の表現、同値関係などの定義と付随する定理、例を調べる。
  また、集合と関係に対する関係性を理解しておく。
13.  写像
 写像、置換、可付番集合について学び、写像が関係の特殊形であることを理解する。
 【予習】写像、置換、可付番集合などの定義と付随する定理、例を調べる。
  また、関係、写像、置換に対する関係性を理解しておく。

14. 臨時テスト、解説
 臨時テストを通して自らの学修程度を自覚し、今後の強化すべき課題を明らかにする。

授業運営

講義とグループワークを融合し授業を行う。数名/班の班を編成し、ワークやミニテストを実施する。ミニテストは、その場で採点し、内容について解説する。第14週目には臨時テストを実施し、解説を加える。授業では自ら進む進路と4年間に学ぶ教科との関係について学習し、今後の科目受講の位置づけや意識付けを行うとともに、学びの基礎となる情報リテラシ基礎、論理的思考基礎の能力強化を図る。授業では、自ら積極的に取り組む姿勢や行動を求めるので、その学習行動を評価の一部とする。授業運営では下記を注意すること。
1)全出席のこと。10分以上の遅刻や途中無断退出した場合、欠席とみなす。
2)無断欠席およびミニテストを実施しない学生は不合格となることがあるので十分注意されたい。

評価方法

学習行動  40%
ミニテスト 30%
臨時テスト 30%
出席状況については、評価の対象としない。

オフィスアワー

授業を実施している時間(金曜日2限)。その他は初回に各教員が個別にオフィスアワーの時間を発表する。

使用書

テキストを配布する。その他の参考書あるいは資料は必要に応じて随時、配布あるいは紹介する。

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