授業科目

地球環境建築
Architecture for Global Environment

担当者

教授   藤田 正則
後 金1

単位

2

到達目標

本講義の到達目標は、受講生が、「建築は地球環境問題の解決にどれだけ貢献できるか」という、地球環境建築の課題を考えることである。受講生は、計画、構造、材料、環境工学などの様々な分野の総合化を学びながら、全地球的な視野、地域的な視野、建築的な視野を養う。各論として、建築物の自然的・人為的損耗と建築の耐用性、建設後の建築の維持保全、施設運営、解体・廃棄とリサイクル、地球環境問題との関係などライフサイクルを通じた建築物の状態についての基礎的知識およびこれらと建築の企画・設計・生産との関係についての理解も図る。

授業内容

この講義では、下記の使用書に沿って、地球環境建築の全容を押さえる。受講生は、使用書の該当箇所の予習と復習を必ずすること。時々、小テストを行い、理解度を確認する。

授業計画

01-03 地球環境建築の背景と基本理念(1〜3回)
  ・時代背景
  ・基本的視点
04-08 地球環境建築のビジョンとつくり方、使い方(4〜8回)
  ・自然・地域・都市
  ・エネルギー
  ・資源
  ・安全と健康
  ・世代
09-11.デザイン・プロセスと評価(9〜11回)
  ・プレ・デザイン
  ・デザイン
  ・ポスト・デザイン
12-13.社会システムと建築専門家の役割(12〜13回)
  ・社会制度
  ・建築専門家の役割
  ・世界の潮流と日本
  ・IT
  ・普及をはばむ要因と解決策
まとめ(14回)

授業運営

 全て講義形式である。必要に応じてプリントを配布し、スライドなどビジュアルな資料も併せ用いる。授業中に2回レポートを課す(1回目:地球環境建築憲章、2回目:サステナブル建築)。

評価方法

 本科目では(1)地球環境建築の基礎的な知識を修得すること、(2)地球環境建築の考え方と社会との関わりについて理解することが重要である。期末試験(80%)およびレポート2回(20%)の総合で評価する。

オフィスアワー

質問などは授業中あるいは授業終了直後に受け付ける。研究室(8-51)においても随時受け付ける。

使用書

日本建築学会編『地球環境建築のすすめ「シリーズ地球環境建築」(入門編)』第2版[彰国社]2009年

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