授業科目

都市デザイン論
Urban Design

担当者

教授   曽我部 昌史
後 木2

単位

2

到達目標

本科目の到達目標は、受講生が、都市や建築のデザインが社会とどのような関係をもちうるのかを知り、その幅広い可能性を把握、習得することである。

授業内容

仮設建築やリノベーションなど、今日的な特徴をもった都市での建築の実践を、その背景となる社会の状況や法的制約などと共に理解する。たくさんの具体的事例を通して、今日の建築が、どのような都市の事情と関係をもって成り立っているのか、また、この先の建築や都市のデザインにはどのような新しい可能性が広がっているのかを学ぶ。
建築デザインⅢで必要となる知見に関わる内容を含むので、建築デザインⅢ履修者は本科目を履修することが望ましい。

授業計画

講義は、以下のような流れで進めるが、進行によって順番などを調整変更するので注意をすること。日頃から都市や建築の観察を積極的に行い、講義での内容を日常の体験のなかで再確認するように努めること。各回のテーマをふまえ、事前に各自の視点での都市の観察や調査をしておくことが重要である(予習)。都市や建築を見るときの解像度(理解の精度)が確実に向上するはずである。

1 :ガイダンス/都市のデザイン。建築の可能性と建築家の可能性 。
2 :都市の観察と新しいデザインの視座 /都市の人口と高齢化。この先の建築の役割を考える。
3 :都市や建築をめぐる視点の拡張1  /自然環境などとのかかわりが引き寄せる新たな視点。
4 :今日の文化観光施設を取り巻く課題とその建築的回答についての整理。
5 :商業建築を通して浮かぶ都市像  /商業エリアの変貌と都市や建築に期待されること。
6 :リノベーションとコンバージョン  /既存ストックの活用をめぐる今日的課題と可能性。
7 :都市・建築のデザインとそのレンジ1/一つの建築を巡る思考を詳細に読み解く。
8 :横浜・都市デザインと創造都市政策 /横浜市都市デザイン室による活動の今日までの流れ。
9 :都市や建築をめぐる視点の拡張2  /関連する周辺デザイン分野とその協働の実際。
10:今日の集合住宅がもつ可能性についての検討とその建築的回答についての整理。
11:仮設建築物をめぐる課題と可能性  /博覧会、仮設興行場、屋台、仮設住宅などを通してみえる新しい場の役割。
12:都市や建築をめぐる視点の拡張3  /建設する立場や都市デザインの視点から見えてくること。
13:アートプロジェクトと地域活性化  /都市の再生手法としてのアートプロジェクトの可能性。
14:都市・建築のデザインとそのレンジ2/一つの建築を巡る思考を詳細に読み解く。

授業運営

具体的事例の紹介とともに、その背景にある知見について解説する。毎回の授業の最後にミニレポートを課す。ミニレポートは翌日までに曽我部研究室まで提出すること。 質問や疑問点があり講義当日に確認することが難しい場合には、そこに記載してもよい。質問が記載されている場合には、次の回の講義のはじめに回答する。

評価方法

各回のミニレポートの合計得点。

オフィスアワー

木曜日昼休み 曽我部研究室

Copyright© 2017 Kanagawa University. All Rights Reserved.