授業科目

ネットワーク工学
Network Engineering

担当者

教授   今井 崇雅
前 月2

単位

2

到達目標

 本講義の到達目標は、受講生が①ネットワーク構成、②通信プロトコル、③ネットワークアーキテクチャ、それぞれの基礎を知ることを通じて、現代社会で活用されている情報ネットワークシステムのしくみの基礎知識を身につけることである。
 情報システム創成学科のカリキュラム・ポリシーに従い、情報環工学専門知識の体系的修得を目指して第1~6セメスターに連続的に配置された科目の一つであり、履修要覧の教育課程体系図に記載のとおり、この科目に先だってマルチメディアを履修しておくことが望ましい。

授業内容

 本講義は、急速に進展している情報化社会の基盤である情報・通信ネットワークの基礎知識習得を目的とする。
ネットワークの概念、ネットワークの構成要素と組み合わせ、通信プロトコル、ネットワークアークチャの基礎、そののち現在主に利用されているローカルネットワークやインターネットおよびネットワークへの活用が進められているクラウド技術の基礎を学習する。

授業計画

 各回の授業内容は次のように予定しているが、時間の関係で若干前後する場合もある。また第1回目は、シラバス記載事項につき確認ののち、以下のことを学ぶ。
 また講義は下記の予習・復習を行っていることを前提に講義する。
  予習:配布資料のうち、毎回指定するページの内容をあらかじめ読むなどの予習を行った上で、資料に記載のキーワードを覚えること。また概要の理解に努めることも重要。
  復習:前回の講義箇所を確実に理解できるまで配布資料で復習すること。またドットキャンパス等で指示した演習課題を行うことで、十分理解していることを毎回確認すること。
 これらの予習・復習あわせて各回あたり約4時間の自己学習を想定しているが、予習については開講前の休暇中や連休中などを利用して複数回分まとめて行ってもよい。

1. ネットワークとは
   シラバス記載事項の確認、ネットワークの概念、分類、歴史(以上、第1回)
2. 通信ネットワーク
  2-1. 構成要素(第2回)
  2-2. 信号伝送(以上、第3回)
  2-3. スイッチング(第4回)
3. 通信プロトコル
  3-1. 通信プロトコルの基礎(第5回)
  3-2. フロー制御方式
     ネットワークの輻輳
     フロー制御(以上、第6回)
  3-3. ルーチング方式(第7回)
  3-4. その他の各種制御方式(第8回)
  3-5. コネクション型とコネクションレス型(第9回)
4. ネットワークアーキテクチャ
  4-1. OSI参照モデル
  4-2. 物理層/データリンク層(以上第10回)
  4-3. ネットワーク層/トランスポート層(第11回)
5. ローカルエリアネットワーク(第12回)
6. インターネット(第13回)
7. 分散ネットワーク
   並列処理システム
   クラウドコンピューティング(以上第14回)

授業運営

 ネットワークの要素技術の理解のみならず、技術を活用した実システムも紹介するなかで、本技術の重要性・活用法の理解も深める。毎回の講義時間内に前回講義の重要ポイントの理解度把握のための小演習を行う。このため、毎回の授業内容の復習を確実に行うこと。また、小テストや講義内に行う演習で理解不足と判明した事項につき確実な理解を目指した再度の復習も行うこと。

評価方法

 配点:定期試験70%、第2回目から第14回目の講義時に行う小テスト30%、として評価。
 試験条件:定期試験、小テストとも、一切持ち込み不可。
 評価基準:小テストおよび定期試験問題のうち、講義時あるいはdotCampusにて提示された設問およびその類題にあたるもの全てに正しく解答できるものには最低60点を与える。また各種応用問題への正解率に応じて加点する。

オフィスアワー

 火曜日 17:10~18:00 場所23号館417号室。

使用書

第1回目に講義資料を配布する。

参考書

竹下、村山、荒井、苅田『マスタリングTCP/IP入門』第4版[オーム社]

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