授業科目

工学基礎演習
Fundamentals for Engineers 

担当者

教授   今井 崇雅
後 木3-木4
准教授 内田 智史
後 木3-木4
助教   小澤 幸夫
後 木3-木4
助教   井手 勇介
後 木3-木4
助教   桑野 一成
後 木3-木4
助教   岡 旭
後 木3-木4
助教   村上 久
後 木3-木4
助教   山口 幸
後 木3-木4

単位

1

到達目標

 本演習の到達目標は、受講生が、①情報システムの開発過程、開発担当者の役割・業務概要、②ネットワークとそれを実現するプロトコル、およびネットワークに接続される各種機器の機能や設定に関する知識とスキル、を演習を通じて身につけることである。
 情報システム創成学科のカリキュラムポリシーに従い、創成能力の修得を目指して第1~6セメスターに連続的に配置されたプロジェクト学習型科目の一つであり、各セメスターに配置された順に各プロジェクト学習型科目を履修することが望ましい。

授業内容

 システム開発業務の基礎知識習得の演習およびネットワーク機器を用いた演習を行う。システム開発業務に関しては、基礎知識習得ののち、情報ネットワークを活用したシステムの開発を望むユーザ(旅行代理店)への対応を題材として、要求分析からシステムソリューション提案までの演習を行う。ネットワーク実験では、実験を通じてネットワーク規格/特性・TCP/IP・サーバ・情報セキュリティの基礎知識を学習する。

 15回の授業の内訳は、ガイダンス1回、システム開発業務演習7回、ネットワーク実験7回である。

授業計画

 受講者のうち約半数は下記(a)の順、残りの半数は(b)の順で受講する。
 (a)  (1) ガイダンス、(2) システム開発業務演習、(3) ネットワーク実験 
 (b)  (1) ガイダンス、(2) ネットワーク実験、(3) システム開発業務演習
 システム開発業務演習時は予習として講義資料を事前にダウンロード後印刷し、概要を読んでおくこと。復習としては、授業で学んだことを身近なシステムの開発を行う業務事例に当てはめて考察してみることを勧める。また、講義時に印刷物を持参のこと。ネットワーク実験受講時は事前に予習課題に取り組み、受講時および授業後指定した日時までに課題を提出すること。

 システム開発業務演習およびネットワーク実験の授業計画詳細は下記のとおりである。

[全体ガイダンス]
1.シラバス記載事項の確認およびシステム開発業務演習およびネットワーク実験に関する全体ガイダンス(1回)

[システム開発業務演習]
1.業務概要(1回)
   システム開発の流れ、開発業務の分類
2.要求分析の基礎知識(1回)
   会社のしくみ、経営のしくみと分析(財務諸表の分析)
3.要求分析、システム分析(1回)
   経営者のヒアリングと情報化ニーズの把握、
   業務分析(業務機能階層図とDFDの作成など)
4.システム開発(1回)
   インターネット活用を念頭においたデータベース技術、Webアプリケーション
5.システム提案 (1回)
   画面設計、提案依頼書(RFP)、提案プレゼン準備(グループ単位)
6.プレゼンテーション (1回)
   提案内容の発表(グループ単位)
7.システム開発業務総合演習(1回)

[ネットワーク実験]
1.ネットワーク機器(有線)(1回)
  イーサネットケーブルの製作と特性測定、有線LAN機器の配線や設定を通じ、物理層の違いによる性能の違いや上位層サービスの可換性を体験する。
2.ネットワーク機器(無線)(1回)
  無線LANの電波強度や通信速度の変化を測定することにより、無線LANの規格や特徴について理解する。
3.IPの基礎 (1回)
  インターネット通信の基礎であるIPについて、IPアドレスなどの適切な設定およびネットワークで問題が起きた場合の原因の切り分けや解決法を体得する。
4.情報セキュリティ(1回)
  ネットワークを流れるデータを採取・分析することで、ネットワークの仕組みを理解する。加えて、第三者がデータを採取できる可能性のあることを認識し、データ通信における情報セキュリティの大切さを理解する。
5.TCPの基礎(1回)
  TCP上のHTTP (web)サービスのクライアントに成り代わりサーバと対話する実験を通じ、トランスポート層プロトコルの概念を理解する。
6.サーバの設定(1回)
  HTTP (web)サーバを設定・運用する実験を通じ、サーバ管理の基礎や利用に関するセキュリティの考え方を会得する。
7.ネットワーク実験総合演習(1回)

授業運営

 システム開発業務演習は、5人程度のグループ単位で実施。
 ネットワーク実験のグループ分けはガイダンス時に説明。
 授業中に課された演習問題、実験のレポートの提出は必須。
 欠席・遅刻は厳禁。試験を受験しないと未履修となるので注意すること。

評価方法

 システム開発業務演習のミニテスト・課題(42%)およびネットワーク実験の提出物・レポート(42%)および各総合演習(8%)×2で評価。

オフィスアワー

各教員とも、演習終了後その場で。

使用書

使用書については教室で指示、あるいは配布。Web上で配布する場合もあり。

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