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 授業科目
 Course Title
協同組合論
Cooperative Limited Partnership
 担当者
 Instructor
講師   溝渕 英之  後学期 金曜日4時限/金曜日5時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
国際的感性とコミュニケーション能力/International sensibilities and communication capabilities
時代の課題と社会の要請に応えた高度な専門的知識と技能/High-level expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
本講義の到達目標は、受講生が①協同組合の起源とその思想を学ぶこと、②協同組合の歴史を学ぶこと、③協同組合の組織と運営方法を学ぶこと、④国内外の代表的な協同組合の活動について学ぶこと、などを通じて、現代の社会や経済における協同組合の重要性について理解を深めることにあります。

また、経済学部のカリキュラムポリシーに従い、経済学の範疇の中で、協同組合をとらえます。従って経済学の一般的知識(ミクロ経済学や組織の経済学など)や経済史などを履修しておくことが望ましいでしょう。

 
授業内容
現代の社会や経済において、営利企業や国の果たす役割には限界があり、それらを補うように、様々な種類の非営利組織が活動を行っています。本講義では、中でも特に協同組合という非営利組織に注目します。
協同組合とは、共通の目的を持った人同士が自発的に集まって作る経済組織です。そこでは、人々は出資金という形で資金を出し合って組合員となり、事業を利用したり、事業の運営に関わったりします。19世紀にイギリスで始まったこの協同組合という形態の組織は、世界各国に広がり、現在では消費者協同組合・農業協同組合・漁業協同組合など、さまざまな種類の協同組合が存在して、社会や経済の複数の領域において大きな役割を果たしています。
本講義は、非営利組織の先駆でもある協同組合の意義を明らかにし、その運営のあり方、事業内容について説明します。協同組合のこれまでの発展についての歴史的な説明に加え、現在活動を行っている国内および世界のいくつかの協同組合についてもとりあげます。また、最後に、協同組合の今後の展望や可能性について考えます。
 
授業計画
1. 協同組合とは何か:シラバス記載事項の確認
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「協同組合とは何か」について理解を深めること
2. 協同組合運動の誕生:ロバート・オウエンの協働社会論
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「協同組合運動の誕生」について理解を深めること
3. ロッチデール公正先駆者組合:ロッチデール原則
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「ロッチデール公正先駆者組合」について理解を深めること
4. 協同組合運動の展開:消費者運動・ステークホルダー協同組合論
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「協同組合運動の展開」について理解を深めること
5. 協同組合の本質:レイドロー報告・協同組合セクター論
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「協同組合の本質」について理解を深めること
6. 協同組合の存在理由:経済学から見た協同組合
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「協同組合の存在理由」について理解を深めること
7. 日本における協同組合の歴史:戦前・高度経済成長・高齢化社会
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「日本における協同組合の歴史」について理解を深めること
8. 日本の消費生活協同組合:共同購入事業
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「日本の消費生活協同組合」について理解を深めること
9. 日本の農業協同組合:畜産・酪農・園芸
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「日本の農業協同組合」について理解を深めること
10. 日本の信用協同組合:信用金庫・労働金庫
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「日本の信用協同組合」について理解を深めること
11. 世界の協同組合1:ヨーロッパ の事例
【予習】講義レジュメを読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「世界の協同組合」について理解を深めること
12. 世界の協同組合2:アジア・アメリカ・オセアニアの事例
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「世界の協同組合」について理解すること
13. マクロファイナンス:貧困・ソーシャルキャピタル・グラミン銀行
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「マクロファイナンス」について理解すること
14. これからの協同組合:協同組合の理念・新しい社会づくり
【予習】事前配布資料を読んでおくこと【復習】講義レジュメ及びノートをよく読んで「これからの協同組合」について理解すること

 
授業運営
授業は、オンライン型授業(ZOOM)で行います。


 
評価方法
(1) 平常点60%(リアクション・ペーパー)、レポート40%という割合で評価します。
(2) 評価方法については、授業中にも説明しますので、必ず確認してください。

 
オフィスアワー
質問・相談などはメールで受け付けます(hideyuki.mizobuchi@gmail.com)。


 

参考書
中川雄一郎・杉本貴志(編)『協同組合を学ぶ』[日本経済評論社]2012年
河野直践『協同組合入門』[創森社]2006

 
 
 
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