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 授業科目
 Course Title
国際商取引論
International Commercial Transaction 
 担当者
 Instructor
講師   魚住 和宏  前学期 金曜日2時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
国際的感性とコミュニケーション能力/International sensibilities and communication capabilities
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
・本講義の到達目標は、後期に行う「国際商取引論Ⅱ」と合わせ、受講生が代表的な国際商取引である「貿易」の基本的な構造を理解することにより、関連する職業に就くべき資質・能力を高めることである。
・また、受講生が「国際商取引論Ⅱ」で取り上げるTPP(環太平洋経済連携協定)、TPP11、日本・EU EPA等、FTA(自由貿協定)を正しく理解する為の基礎を学ぶことである。

 
授業内容
・上記目標を達成する為、「国際商取引論Ⅰ」では基本的な貿易取引の仕組みや世界貿易、直接投資等の現状について解説する。
「貿易」に初めて触れる受講生を意識し、出来るだけ分かりやすい説明を心がける。一方、「貿易実務検定C級」を目指す受講生の為に、C級レベルのポイントも解説する。

・講義資料はパワーポイントで作成し、原則として講義日の前々日までに「dotCampus」にアップロードするので、事前に目を通し、印刷して授業に臨むのが望ましい。

・講師の四半世紀に亘る国際ビジネスマンとしての経験談も時間が許す限り披露し、受講生が、ビジネスの世界を知り、将来グローバルに活躍する動機付けとなる様な講義となるよう心掛ける。特に講師が実際に経験した国際調達の事例も適宜紹介する。
 
授業計画
・講義の流れは下記の通りであるが、進度の関係で若干前後することがある。受講生が「貿易実務」をしっかり理解することを主眼に置く。
・予習として、受講前に必ず講義資料を印刷し目を通し、分からない点を整理し、参考書やインターネットで調べておく。
また、復習として、毎回講義後に講義で学んだこと、自分の考え等をノートに整理すると非常に効果的である。予習復習それぞれに2時間程度かけることが目安である。

1. シラバス内容の確認・貿易取引とは?
 ・講師自己紹介、シラバス記載内容の確認。
 ・「貿易取引」の基本事項について説明する。

2.自由貿易体制と直接投資
 ・第二次世界大戦前の保護貿易から戦後の自由貿易体制への流れの説明
 ・自由貿易協定(FTA)と「直接投資」の仕組みと構造について学ぶ。
3. 貿易の準備と交渉
 ・貿易マーケティング、貿易に関する法規制等について学ぶ。

4. 貿易の取引条件
 ・貿易取引において価格決定の基本となる「インコタームズ2010」
 ・貿易の品質条件、貿易の数量条件等を学ぶ。

5. 輸送手段 - 海上輸送
 ・海上輸送の特徴
 ・定期船、不定期船、コンテナ輸送、専用船等の違い等を学ぶ。
6. 輸送手段 - 航空輸送・複合一貫輸送
 ・航空輸送の流れ、航空輸送の種類と運賃
 ・複合一貫輸送の特徴等について学ぶ。

7. 税関の機能と通関手続
 ・通関の機能、関税の目的、通関手続等について学ぶ。

8. 貿易の決済方法
 ・荷為替手形決済、信用状決済、送金決済、ネッティング等について学ぶ。
9. 貿易に関連する保険
 ・貨物海上保険、貿易保険、PL保険の概要
 ・貿易のクレームへの対処について等を学習する。

10. 貿易書類について
 ・貿易に使われる各種貿易書類の概要及び詳細
 ・日本の電子通関システム「NACCS」等について学習する。

11. 貿易取引と為替
 ・為替の基礎知識、外国為替相場、為替リスク、為替予約等を学ぶ。
 ・外国為替による代金決済についても学ぶ。

12(最終回). 貿易上のビジネスレター
 ・ビジネスレターの基本的なマナーについて学ぶ。また講師より文例の紹介も行う。


 
授業運営
・授業は全て講義形式とするが、適宜受講生にも発言の機会を与えるので授業への積極的な参画が望まれる。また、各回の授業の冒頭又は中間に、気分転換の為、「リフレッシュタイム」を設け、日本経済新聞等から拾った新聞記事を題材に、時事問題等について議論する。受講生からの話題提供も含め、積極的な参加を期待する。

・テキストは使用せず、講師が作成したパワーポイント資料によって授業を行う。講義資料は原則として講義日の2日前までに dot. Campasにアップロードするので事前に目を通し、また印刷して授業に臨むのが望ましい。

・携帯電話、スマートフォン等の電源は切ること、マナーモードも不可。
(スマートフォンで受講する方々は対象外)

・授業中の私語、飲食は厳禁する。

 
評価方法
・毎回、dot.Campas を通じて小テストを実施する。復習を兼ねて翌週に小テストの解答、解説を行う。
 また、12回の講義終了後、講師が出題する課題に対するレポートの提出を求める。最終評価は、小テストと期末のレポートから総合的 に評価する。期末のレポートを提出しない者は原則として評価の対象としない。

・やむを得ず、講義を欠席する者は、原則として事前にEメールにて理由を添えてその旨を連絡すること。突発的な事由によるものは事後
でも構わないが、翌日中には連絡すること。講師がやむを得ないと判断した場合は、評定の際に配慮する。



 
オフィスアワー
・オンライン授業の為、講義終了後、質問は受け付けられないが、Eメールによる質問は大歓迎である。授業の内容以外の質問でも構わないので積極的に質問することが望まれる。

 
使用書
特に指定しない。授業ではdotCampus にアップロードするパワーポイント資料を使用する。
参考書
日本貿易実務検定協会『貿易実務検定®C級合格ガイド』[税務経理協会]2016
片山 立志『いちばんやさしく丁寧に書いた貿易実務の本』[成美堂出版]2015

 
 
 
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