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 授業科目
 Course Title
消費者行動論
Consumer Behavior 
 担当者
 Instructor
准教授 藤井 誠  後学期 月曜日2時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
 受講生が講義で学んだ概念や理論を踏まえ,消費者行動の理解を深めることができる。経済学部のカリキュラム・ポリシーおよびディプロマ・ポリシーをふまえ,経営学の知識を段階的に学べるよう,入門科目から応用科目まで配置されている。本講義はその中で,応用科目の位置づけである。そのため,マーケティングや流通論などの入門科目を履修した後に受講することが望ましい。

 
授業内容
【授業内容】
 消費者行動論Ⅱでは,受講生が消費者行動とマーケティング,とりわけサービスマーケティングとのつながりを理解できるよう,具体的な事例を適宜提示しながら講義を進める。
 
授業計画
  授業計画は全14回の内容を担保することを前提として,12回で実施する。各回の講義内容は以下のように予定しているが,時間の関係により若干前後する場合がある。予習・復習合わせて各回あたり約4時間の自己学習を想定している。各回共通の予習として,講義資料を事前に読み,わからない点を明確にした上で講義に望む。復習としては,講義で学んだ内容について,新聞記事や雑誌記事に掲載されている製品・サービスなどの事例について当てはまるかどうかを考えてみる。講義内で紹介した参考文献や論文を読むことで,さらに深い知識を得る。このような姿勢で受講されると,一層の理解が深まるだろう。

(1)オリエンテーション
シラバスの記載事項について確認するとともに,14回の講義の進め方について説明する。

(2)セグメンテーション,ターゲティング
市場をなぜ・どのように細分化し,そしてどのように標的市場を選択するかについて学ぶ。
【復習】特定の市場を1つ取り上げ,どのような変数で,なぜセグメンテーションできるか説明しなさい。講義終了後,次週の講義前日までにTeamsにWordファイル(500字程度)を提出。

(3)ポジショニング
自社の製品やサービスをどのように競合他社のものと違うものとして位置づけるのかについて学ぶ。
【復習】カフェ・喫茶店市場について知覚マップを考えなさい。講義終了後,次週の講義前日までにTeamsにWordファイル(500字程度)を提出。

(4)製品・サービスのマネジメント
製品・サービスとは何か。そしてそれらはどのように作られるのかについて学ぶ。
【復習】同じ便益・機能を提供する製品とサービスをそれぞれ1つ取り上げ,製品とサービスにどのような違いがあるのか説明しなさい。講義終了後,次週の講義前日までにTeamsにWordファイル(500字程度)を提出。

(5)価格のマネジメント
製品やサービスの価格はどのように設定されるのかについて学ぶ。
【復習】需要の価格弾力性を踏まえた価格設定を行っているサービス企業の事例を1つ取り上げ,企業の意図について説明しなさい。講義終了後,次週の講義前日までにTeamsにWordファイル(500字程度)を提出。

(6)プロモーションのマネジメント
製品やサービスを消費者に知ってもらう上でプロモーションがどのように行われるのかについて学ぶ。
【復習】特定のサービス企業1社を取り上げ,どのようにプロモーション・ミックスを展開しているのか紹介しなさい。講義終了後,次週の講義前日までにTeamsにWordファイル(500字程度)を提出。

(7)チャネルのマネジメント
製品を消費者に流通させる上で重要な役割を果たしている流通業者がなぜ存在するのかについて学ぶ。
【復習】同一の業界の中で直接流通を行っている企業と間接流通を行っている企業をそれぞれ取り上げ,なぜそうしているのか説明しなさい。講義終了後,次週の講義前日までにTeamsにWordファイル(500字程度)を提出。

(8) 復習セッション
ここまでの内容について振り返ることで知識の定着を図る。

(9)サービスの提供プロセスのマネジメント
サービスの提供プロセスをどのように設計すればよいのかを学ぶ。
【復習】あなたのアルバイト先(現在行っていない方は過去の経験を踏まえ)のサービス・ブループリントを描きなさい。アルバイト経験のない方は,顧客の立場から特定のサービスについてブループリントを考えること。講義終了後,次週の講義前日までにTeamsにWordファイル(500字程度)を提出。

(10)サービスの設備環境のマネジメント
サービスの提供プロセスにおける物的証拠の役割について学ぶ。
【復習】特定のサービス企業1社について,サービススケープと他の有形物に分け,どのような意図があるか考えなさい。講義終了後,次週の講義前日までにTeamsにWordファイル(500字程度)を提出。

(11)サービスの人的要素のマネジメント
サービスの提供プロセスにおける従業員,顧客の役割について学ぶ。
【復習】従来は従業員が担っていたが,セルフサービスに置き換わった事例を1つ取り上げ,それはどのような技術によって可能になったのか説明しなさい。講義終了後,次週の講義前日までにTeamsにWordファイル(500字程度)を提出。

(12)サービスの成果
顧客が知覚する成果である,サービス品質や顧客満足,ロイヤルティについて学ぶ。
【復習】あなたが満足を超えて感動を覚えたサービス経験について,どのような出来事だったのかを詳細に説明しなさい。講義終了後,次週の講義前日までにTeamsにWordファイル(500字程度)を提出。

(13)サービス・リカバリー
サービスの失敗や苦情にどのように対応するかについて学ぶ。
【復習】あなたがサービスの失敗に直面した経験を取り上げ,サービス企業の対応はどのようなものだったか紹介しなさい。講義終了後,次週の講義前日までにTeamsにWordファイル(500字程度)を提出。

(14)まとめ
これまでの講義内容を振り返ることで理解を深める。
 
授業運営
  ZOOMを用いたオンタイム型授業とレポート課題や資料を提示するハイブリッド型で行う。レポート課題の内容を紹介してもらうことがあるので,マイク機能のあるヘッドホンなどがあると望ましい。講義運営の詳細については,初回講義時間中に改めて説明する。
 なお,他の受講生に迷惑のかかる行為(私語,携帯電話の利用等)は厳禁であり,退席を命じる場合がある。

 
評価方法
 レポート(90%),講義への積極的な参加(10%)で評価する。評価方法の詳細については,初回講義時間中に改めて説明する。
 レポートの評価基準について,①空白及び空白に近い状態での提出,②友人・知人の作成したものと同一と判断されるもの,③Wikipediaからの引用,あるいはブログなどからの盗用を行っていると判断されるもの,といった提出条件を満たしていないレポートについては評価の対象としない。講義内ですべてのレポートを紹介することは不可能だが,優れたレポートについては,講義内で可能な範囲で紹介することで他の受講生の理解を深めることでフィードバックとする。
 なお,誹謗中傷など講義運営の妨げとなる行為をした受講生については,成績評価の対象外となるとともに事務に厳正な処分を要請する。

 
オフィスアワー
ft101988ec@jindai.jp(※ただし,Teamsでのレポート提出トラブルへの対応専用とする。詳細は初回講義にて説明するが,やむを得ない事情(例えば,システム障害,病気・ケガなど)が生じた場合に限り,それを証明できる資料などを遅滞なく提出した場合に限り,提出期限後の提出を認める場合がある。本人の責に帰すると判断される事案については対応しない。)
質問は基本的に講義内で受け付けるが,Teamsに質疑応答チャネルを設ける予定なので,可能な範囲で対応する。

 

参考書
黒岩健一郎・水越康介『マーケティングをつかむ【新版】』[有斐閣]2018

 
 
 
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