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 授業科目
 Course Title
情報経済論
Information Economics 
 担当者
 Instructor
講師   土屋 勝  後学期 火曜日3時限/火曜日4時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
本講義の到達目標は、受講生が
1. ITについての知識、素養を身につける
2. ITビジネスの現場を把握する
3. インターネットの進化と発展、サービスを理解すること
などを通じて情報化社会を生き抜く力を身につけることである。
また、経済学部のカリキュラム・ポリシーに従い、情報化時代に的確に対応できる情報処理能力を養うため、基礎的な「経済情報処理」から高度な技能と専門性を身につける中・上級の「インテンシブ・プログラム〔情報〕」コースまで、多様な情報関連科目を設置している。本講義はその中で、知的財産権、個人情報保護、セキュリティ、インターネットの歴史など「IT時代に道を踏み外さず生きるための指針」を身につける役割を持つ。
 
授業内容
この講義では、講師が作成したPowerPointのスライドを使い、現代の情報社会における様々な問題点、規制、犯罪、商業利用などについて基本的な仕組みや課題などを明らかにしていく。自分のIT業界における経験を活かし、実際に関わった事例、トラブルなどを豊富に紹介しながら、できるだけ実態に即して説明するつもりである。

【実務経験のある教員による授業科目】
IT企業の起業から経営まで、実務経験のある教員が、インターネットショッピング、著作権、個人情報など企業側、消費者側いずれの立場でもかかわる様々な問題について分析検討し、講義する。
 
授業計画
各回の講義内容は以下を予定しているが、受講生の人数や時間の関係、新たなトピックの出現などで変更があり得る。
予習として、(1)Microsoft Teamsにアップロードした講義のスライドをあらかじめ読んでおく、(2)次回までに読んでおくように講義中に指示した書籍やネット上の記事を読んでおくこと。
復習としては(1)講義のスライドと講義中のメモを読み返し、内容を理解しておく。および関連項目について合わせて確認し、学んでおくことを勧める。
予習・復習合わせて各回あたり約4時間の自己学習を想定している。Teamsでテストを行うこともある。

01. ガイダンス・シラバス記載事項の確認・講義概要・電子商取引
 まず、シラバスの記載事項について確認する。そのうえで情報化社会においては個人も企業も、簡単に被害者となりかつ犯罪者となる可能性があることを認識する。
 Amazonや楽天など、インターネットを使った商業利用が急速に拡大している。EDIからネットショッピング、仮想通貨など、どのような仕組みで電子商取引が行われているかを解説する。【予習】どのような企業が、どのような商品・サービスをインターネットで販売しているか、調べておく。
02. 事業継続計画
 現在全世界で進行中の新型コロナウイルス感染は日常生活から物流まで、ほぼすべての分野に甚大な被害を与えた。一方では在宅勤務やテレワークなど、ITを活用して新しいビジネススタイルを取り入れる動きもある。地震、パンデミック、テロ、火災などの災害・事件によってコンピュータシステムが停止し、企業や行政の活動が停止した場合、いかに事業を継続し、速やかに再開するか、事業継続計画の制定が求められている。【予習】防災計画と事業継続計画の違いについて調べておく。
03. 人工知能
 様々な分野で導入が進んでいる人工知能。人工知能によって私たちの生活や仕事はどう変わっていくのか。未来は暗黒なのかバラ色なのか。人工知能の現状と将来展望について解説する。【予習】「機械学習」「ディープラーニング」「エキスパートシステム」といった言葉について調べておく。
04. FinTech
 ITを活用した革新的な金融サービスFinTech。FinTech企業は既存の金融機関が提供していないサービスを提供し、金融機関の存続を脅かす可能性を秘めているともいわれている。FinTechについて米国、英国、日本の事例をもとに解説する。【予習】どのようなFinTech企業がどのようなサービスを提供しているか調べておく。 
05. コンピュータセキュリティ
 ウイルスやトロイの木馬などのマルウェア感染、パスワード破り、システムへの侵入などセキュリティ問題はだれもが遭遇する可能性がある。どのようなセキュリティ問題があり、どうすれば防ぐことができるのか、原理から解説する。【予習】最近、どのようなセキュリティ問題が起きているか、インターネットなどで検索して実例を調べておく。
06. 暗号
 スマートフォンも地デジテレビもDVDも暗号が使われている。古代の暗号から第二次世界大戦における暗号解読技術、コンピュータを使った公開鍵暗号など、暗号の歴史と現在の状況について概説する。【予習】「公開鍵暗号」を使った暗号文のやりとりと、電子署名について調べておく。
07. 個人情報保護
 個人情報とは何か、どこまでが個人情報保護法で守られるのか、プライバシーマークとは何か。個人情報漏洩はなぜ起こるのか。企業は個人情報をどう扱えばよいのか。個人情報とプライバシーに関して概説する。【予習】最近、どのような個人情報漏洩事故が起きているか、インターネットなどで検索して実例を調べておく。
08. 知的財産
 特許、商標、音楽、写真、映像、文書・・・ 様々な創造物に知的財産、著作権がある。知的財産侵害について、どこまで守られるのか、何をやったら犯罪か。自分の知的財産を守り、犯罪者とならないために知っておくべき基礎知識を解説する。【予習】自分や周りの人・企業が知的財産を侵害したことがないか、侵害されたことがないか整理しておく。
09. インターネットの歴史と原理
 1960年代に実験が始まったインターネット。1990年代に商業利用が認められ、一気に社会のインフラとして定着した。いまやインターネット無しの生活が考えられない。その歴史や仕組みはどのようになっているのか、この先、どうなっていくのか。基礎から解説する。 【予習】インターネットは国防総省ARPAのプロジェクトとして始まったが、ARPAについて、他にどういうことをやっていたのか調べておく。
10. World Wide Web
 インターネットのもっとも重要な機能であるWeb。その仕組みはどうなっているのか、どのように作成されているのか。歴史や原理から解説する。 【予習】WWWを記述するのに使われているHTML言語について、事前に概要を把握しておく。
11. 検索エンジンとSEO
 インターネット社会の活動をほぼ把握しているGoogleなど検索エンジン。どのようにして検索し、ランク付けしているのか。上位に表示されるためのSEOという手法は何か。原理から実例までを解説する。【予習】同じ検索ワードで検索し、Googleでの表示ランクが高いWebサイトと低いWebサイトは何が違うか、調べておく。
12. ネット炎上
 バカッター事件、弁護士大量懲戒請求事件、女子プロレスラー自殺事件など、さまざまな「ネット炎上」が起きている。当事者とならないためにはどうすればいいのか、炎上したらどうすればいいのか。講師本人が体験したネット炎上事例を紹介しつつ「ネット社会の歩き方」について考える。【予習】ネット炎上事件の実例にはどのようなものがあるか、調べておく。

 
授業運営
基本的にzoomによるオンライン講義形式による。授業時に画面共有で表示する資料はTeamsに掲載しておくので予習・復習時に活用して欲しい。

 
評価方法
Teamsで実施する小テストおよび課題を元に評価する。
 
オフィスアワー
メール pt128183yj@jindai.jp で受け付ける

 


 
 
 
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