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 授業科目
 Course Title
国際商務論
International Business Transaction 
 担当者
 Instructor
准教授 李 貞和  前学期 木曜日4時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
国際的感性とコミュニケーション能力/International sensibilities and communication capabilities
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
企業の国際商取引は貿易売買契約締結によって行い、その契約は、物品契約、運送契約、保険契約などの多様な契約があります。
商慣習が異なる国際取引は、当事者間で行われる国際貿易取引は様々なリスクがあります。相手企業とのトラブル、紛争発生を事前に防ぐためには、貿易売買契約作成時、「貿易契約基本条件」を理解する必要があります。ある意味、「国際売買契約基本条件」を習得することで国際取引リスク管理にもなります。
本講義の到達目標は、受講生が、国際売買契約基本条件の内容と国際商取引におけるリスク管理の基本を習得し、「貿易実務検定c級」を受験できることを目指します。

 
授業内容
この講義では、講義内容の配付資料、新聞記事や下記の参考書を基本的に使い、「国際売買契約内容」と「国際商取引におけるトラブル、紛争の解決」を中心にして進めます。
特に日本の中小企業や海外企業の事例を挙げながら講義を行うつもりであります。
 
授業計画
本年度の前学期授業は、遠隔オンラインで実施されます。初めての遠隔授業なので教員及び受講生方も戸惑う部分が多いと想像されます。全14回の授業内容を12回+課題でおこないますので、受講生方は「事前予習・授業後の管理」がとても重要です。

授業の計画は、一応下記のように予定していますが、時間の関係で若干前後する場合もあります。授業の方法は、「ドットキャンパス」などを利用して配布資料の解説や事例を紹介し、国際商取引に関連した国際貿易取引などの内容を他の国と比較しながら説明します。
予習として、は各回の講義内容を予め読み、貿易用語を調べることを、復習としては、講義中に学習した貿易関連書類作成や重要貿易契約条件などについて改めて自習するが望ましいです。各回あたりの予習・復習時間は4時間以上の自己学習することが必要です。
国際売買契約の勉強は、理論の内容より実務の内容が多いです。受講生方は、売買契約の当事者の立場で授業に参加してほしいです。

第1回 ①ガイダンス
    まず、シラバスの記載事項について確認する。
    講義の内容と授業の運営などについて説明する。
    
    ②国際貿易とグローバル貿易は何か違うのか。

第2回 ①貿易とは、②貿易売買契約とは
    ①国際貿易取引と貿易売買契約の概念について学びます。
    貿易売買における流れと国際売買契約の重要性について考える。

第3回 貿易売買契約 その-1
    直接貿易・間接貿易や外国にある代理・代行の契約のリスクに
    ついて学習する。

第4回 貿易売買契約 その-2
    加工貿易の概念と三国間貿易契約について学習する。
    企業のグローバル化によって、企業の国際貿易取引の形態は
    加工貿易と三国間貿易が多くなっているなかで契約時の注意点について
    学習する。
    
第5回 貿易売買契約の成立、交渉リスク  その-1
   貿易売買契約は、一般的に申込と承諾により成立する。
   しかし、契約が成立しても履行されない場合もある。
   この回の授業では、申し込みから成立、契約締結後について学習する。

第6回 貿易売買契約の成立、交渉リスク その-2
   貿易売買契約の成立後の契約不履行の対策について学習する。

第7回 貿易売買契約の主要条件  その-1
   貿易売買契約の主な基本条件は、品質条件、数量条件、価格条件、代金決済条件などがある。売買契約作成時、品質条件や数量条件は特に気をつけなければならない。温度に敏感な商品の責任の範囲や数量の過不足の責任などの「品質条件」や「数量条件」のトラブルの対策について学習する。

第8回 貿易売買契約の主要条件 その-2
   費用の負担、危険の移転を明示する「価格条件」について学習する。

第9回 Icotermsについて学習する。
   予め、Incotermsについて予習してください。

第10回 貿易売買契約の主要条件 その-3
 商品の代金の支払い方法を決める「代金決済条件」について学習する。

第11回 貿易売買契約の主要条件 その-4
 貨物の運送中に発生するリスクをカバーする「国際貨物保険」について学習する。

第12回 企業の海外進出や貿易取引を安心して行うように政府が保証する「貿易保険」について学習する。

第13回 代金決済方法について学習する。
    
第14回 国際商取引紛争とその対応
    契約締結後、契約の不履行の結果、当事者間にトラブルや紛争が発生した場合にどのように解決するのかが問題になる。
    その対応を考えてみる。




 
授業運営
1.6回くらい課題を出します(貿易用語や概念、貿易にかかわる地涌レポートなど)。
2.必要に応じて「ドットキャンパス」を利用して書類や資料を配付する。
3.受講生は、毎回授業の内容をノートなどで管理しておくこと。
 
評価方法
6回くらいの課題と出席率などで総合評価する。

講義を4回以上無断欠席した者は、評価対象としない
(欠席し、「理由書」を提出すること)

 
オフィスアワー
授業終了後に公開したメール、SMSなどで受け付けます。
返答は、2-3日遅れる場合もありますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
 
使用書
浜谷源蔵、椿弘次『貿易実務入門』[同門閣]
配付資料を使用する。
参考書
中村弘、田口尚志『貿易業務論』9[東洋経済新報社]
新堀聡『貿易売買』[同文閣つね]
上記の以外、「海外貿易商取引の流れ」に関する関連書籍
 
 
 
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