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 授業科目
 Course Title
政治学入門
Introduction to Political Science
 担当者
 Instructor
准教授 大川 千寿  後学期 月曜日2時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
 本科目は法学部のカリキュラム・ポリシーに従って運営される。政治学の入門科目として、以下の3点を到達目標とする。

受講者が、
①政治学の基礎概念を習得すること。
②社会において政治が果たしている多様な役割を理解すること。
③習得したことを自らの生活に活かす力を身につけること。
 
授業内容
 本講義は、政治学の入門科目である。政治学系の専門科目を受講していく上で前提となる諸概念・理論の基本について説明する。入門的な講義であるので、現実の政治的な動き・事象を適宜取り上げながら、できる限り分かりやすく授業を進めたい。

 もちろん、政治学初心者の受講を歓迎する。下記の使用書を使用する。

 なお、今年度は、動画配信によるオンデマンド型授業とdotCampusを通じて配付するPowerPoint・PDF等を利用した遠隔授業を組み合せて実施する予定である(ただし、「出席」が認められるためには、毎回指定される提出期限までに課題を提出する必要がある)

 詳細は初回授業配信時(10/5)に説明する(数回の授業実施の結果を踏まえて、実施方法を変更する可能性がある)。
 
授業計画
 政治学全般の入門となる講義なので、予習として、各回授業前に以下の計画を参考にしながら、使用書の該当箇所について一通り目を通しておくと分かりやすいだろう。授業当日に配るレジュメは、授業配信前日(日曜日)までにdotCampusに掲載する予定であるので、役立てて欲しい。

 授業でノートをとるだけでは足りない。復習としては、各回の授業後にウェブ上で実施される課題に回答すること、使用書の記述をもとに参考書や用語集なども積極的に参照しながら、各自で授業内容を整理し、深めていくことが重要となる。なお、予習・復習合わせて各回あたり4時間程度の自己学習を想定している。

 使用書を各回用意すること。ただし、第1回・第14回については、今年度は当該回の授業内容に相当するレポートを課すこととする。

第1回 はじめに~政治とは・政治学とは:レポート①
 政治とは・政治学とは何かについて簡単に説明し、本講義全体の見取り図を示す。シラバスの記載事項について確認する。

第2回 民主政治① 古代~近代の思想・自由主義(使用書 第1章)
 民主政治とは何か、またその起源と展開について説明する。

第3回 民主政治② 国民国家と民主主義、今日の挑戦と再定義(使用書 第2章)
 民主化が進む今日、民主政治の課題も様々に顕在化している。民主政治をめぐる論争を追う。

第4回 民主政治のしくみ 議院内閣制と大統領制(使用書 第4章)
 民主政治を運営するしくみや民主政治の分類のあり方について論じる。

第5回 選挙① 選挙制度と投票行動(使用書 第5章1・2)
 様々な選挙制度とそれが政治に及ぼす影響、また有権者の投票行動の理論について紹介する。

第6回 選挙② 日本の選挙(使用書 第5章3)
 第2次世界大戦後の日本の選挙のあり方、選挙結果について解説する。

第7回 議会(使用書 第6章1)
 議会形成の歴史、今日の議会のあり方や機能について説明する。

第8回 政党① 政党の役割と政党制(使用書 第6章2)
 政党とは何か、政党の役割・タイプや政党間の関係を表す政党制について考える。

第9回 政党② 日本の政党政治(使用書 第6章3)
 第2次世界大戦後の日本の政党政治について述べる。

第10回 政策過程と官僚・利益集団(使用書 第7章)
 現代の政策過程における政治家・官僚・利益集団のあり方・役割と批判、改革の動きについて紹介する。

第11回 世論とマスメディア(使用書 第8章)
 今日の政治において影響力を増してきている世論とマスメディアについて解説する。

第12回 地方自治(使用書 第9章)
 国政よりもさらに住民に身近な存在である地方政治や地方の自治にかかわる事項について説明する。

第13回 福祉と政治(使用書 第3章)
 福祉国家とは何か、また今日の少子高齢化を踏まえた福祉の課題について論じる。

第14回 民主政治の現在 政治参加・アイデンティティ・討議(使用書 第11章):レポート②
 現代民主政治の機能不全をどう打破するのかについてのさまざまな議論や取り組みを紹介する。
 
授業運営
 動画配信(ただし、ライブではなくオンデマンド配信を予定)を中心に、自己学修や課題への取組みを含めた形で行う。

 毎回の課題やレポートを通して、受講者の習熟度や関心を確認しながら、授業を組み立てていく。予・復習も「授業計画」に記載した通りにしっかりと行うこと。授業後の質問を歓迎する。

 各回レジュメを用意する。授業のレジュメは、授業配信前日(日曜日)までにdotCampusに掲載する予定である。予習・復習に役立てて欲しい。

 政治や政治学が苦手だと考えている学生の履修も歓迎する。

 なお、動画の視聴に関する連絡やレジュメ等の資料の配付はdotCampusを通じて行う。履修者が多くなることが見込まれることから、なるべく本来の授業時間帯(月曜2限)を避けてアクセスするようにして欲しい
 
評価方法
 レポート(2回を予定):6割、平常点:4割
 レポートは、授業計画にある通り2度課す予定である。レポート②が通常の期末試験と同様の重み・意味をもつものとなる。
 平常点は、12回行われる授業の際の課題への回答内容によって適宜加点される。

 なお、各回の授業での課題への回答を提出することをもって「出席」とする。初回を除き、5回以上「欠席」の場合(課題提出がない場合)は、成績評価の対象とはしない。
 
オフィスアワー
 今年度は、学生の大学への入構が禁止されているため、各回授業後のdotCampus上での質疑応答・意見交換、またメールを用いてのコミュニケーションをもってオフィスアワーとする。

 なお、担当教員のメールアドレスは初回授業時にお知らせする。
 
使用書
川出良枝・谷口将紀編『政治学』[東京大学出版会]2012

参考書
大川千寿編『つながるつなげる日本政治』[弘文堂]2020
必要に応じて指示する。
 
 
 
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