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 授業科目
 Course Title
国際ビジネス論
International Business
 担当者
 Instructor
教授   山本 崇雄  前学期 火曜日2時限/木曜日5時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
国際的感性とコミュニケーション能力/International sensibilities and communication capabilities
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
 本講義の到達目標は、受講生が、①国際ビジネスの基礎について、理論面・実践面双方の観点から体系的に理解すること、②企業(特に日本企業)がグローバル化に直面している現状と課題を把握すること、③さまざまな視角からの「ものの見方・考え方」を養うことを通じて、国際的視野を広げることです。
 なお本科目は、経営学関連科目(経営戦略論、経営組織論、人的資源管理など)、マーケティング・流通論関連科目などと密接に関連しており、それらの応用的な位置づけの内容です。こうした科目の履修を前提にはしていませんが、これらの科目も同時にあるいは前後して履修することによって、より理解が深まるでしょう。
 
授業内容
 国際ビジネス論が扱う分野は非常に広範囲にまたがりますが、本講義では国際経営論の視角から、企業の国際化に伴う経営上の課題、およびそのマネジメントについて論じていきます。 

 「企業の国際化、グローバル化」という現象はますます活発化しており、今日の企業経営はもはや海外展開ぬきには考えられなくなっています。さまざまな技術革新、各国における規制緩和、新興国の発展などによって、経営資源(モノ・カネ・ヒト・情報)が容易に国境を超えるようになったためです。その結果、企業は、マーケティング、人的資源管理(HRM)、研究開発(R&D)などの活動を海外でも積極的に行うようになっています。また、そうした活動を実行する組織づくり、戦略策定が求められています。

 本講義では、多国籍企業がこうした活動をどのようにマネジメントしているのかに焦点をあてます。そこでは実際のケースを用いながら、企業の国際化・グローバル化に際して直面するマネジメントについて、主として機能・職能(function)ごとに論じます。
 
授業計画
 予習については、①参考書(講義時にも適宜紹介する)で該当する章を読み、不明な専門用語を調べたり、②日頃から新聞・ビジネス誌などで関連記事を読んでおくことが望まれます。復習については、①参考書で該当する章末に記載された課題について検討する、②講義で取り上げたテーマについて、自らが関心ある業界・企業でどのような動向が見られるか調べることが求められます。予習・復習合わせて各回あたり約4時間の自己学習を想定しています。
 なお、以下の授業計画は、履修者の理解状況によって、内容が前後する場合もあります。特に2020年度春学期はオンライン講義のため、進捗が計画どおり進まない可能性もあります。なぜなら、履修者とのコミュニケーションをできるだけ図り、理解度を把握しながら進めていきたいと思っているためです。

1 イントロダクション(多国籍企業(MNE)をとりまくビジネスの状況について、講義の進め方やシラバスの記載事項について確認する)
2 国際ビジネス、多国籍企業と海外直接投資①:多国籍企業と海外直接投資とは 【予習】「多国籍企業(MNE;MNC)」や「海外直接投資(FDI)」とはいかなるものか、国連などの複数の定義を調べ、比較する。
3 国際ビジネス、多国籍企業と海外直接投資②:多国籍企業の外部環境と海外直接投資の誘因 【予習】下記参考書のうち、中川ほか(2015)第2章を読む
4 グローバル競争戦略①:初期の戦略論 【予習】「戦略」、「経営戦略」、「全社戦略」、「競争戦略」とはいかなるものか、またそれらの定義を調べる
5 グローバル競争戦略②:近年の戦略論 【予習】下記参考書のうち、江夏ほか(2018)第5章を読む
6 グローバル・マーケティング①:グローバル・マーケティングの概要 【予習】「マーケティング」、「マーケティング・ミックス」とは何かを調べる
7 グローバル・マーケティング②:海外市場参入方式とそのマネジメント【予習】下記参考書のうち、江夏ほか(2018)第7章を読む
8 新興国市場(BOP)のマネジメント【予習】下記参考書のうち、江夏ほか(2018)第15章を読み、新興国の定義について複数調査する。
9 グローバル・イノベーションのマネジメント①:イノベーションの定義、タイプ、イノベーション・マネジメントとは【予習】「イノベーション」、「研究(基礎研究、応用研究)」、「開発」の定義について、複数調べ、比較する。
10 グローバル・イノベーションのマネジメント②:海外子会社を通じたイノベーション、研究開発(R&D)【予習】下記参考書のうち、江夏ほか(2013)第7章を読む
11 組織マネジメント①初期のMNEの組織論:ヒエラルキー・モデル【予習】下記参考書のうち、中川ほか(2015)第4章を読む
12 組織マネジメント②近年のMNEの組織論:ネットワーク・モデル【予習】下記参考書のうち、中川ほか(2015)第5章、第6章を読む
13 サービス企業のグローバル展開:メーカーとサービス企業では何が異なるのか 【予習】サービス業に属する企業で積極的に海外展開している企業とはどこか、3~5社を挙げ、ホームページで調べてみる。
14 上記のテーマにおいて重要なポイントをふりかえり、また質問を受け付ける
 
授業運営
 この講義は、オンデマンド型で実施します。つまり、ウェブステーション上で配付するプリント(音声付き動画)や動画教材などを用います。毎回ではないですが、講義中にエクササイズを課しますので、講義後の締め切り(講義内で説明する)までにウェブステーションを使い、提出してください。
 
評価方法
 平常点(オンライン講義後に作成・提出してもらうエクササイズへの回答、コメント)50%、期末レポート50%。
 なお、エクササイズは知識を問うものではなく、受講生に考えてもらう課題(知識を問うものではない)です。
 
 
オフィスアワー
質問・コメントは、ウェブステーション(フォーラムなど)にて受け付けます。
 

参考書
江夏 健一、 桑名 義晴 編著『理論とケースで学ぶ国際ビジネス』第4版[同文館出版]2018年
江夏健一・太田正孝・藤井健(編)『国際ビジネス入門(第2版)』[中央経済社(シリーズ国際ビジネス1)]2013年
中川功一・林正・多田和美・大木清弘著『はじめての国際経営』[有斐閣]2015年

 
 
 
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