[前へ戻る]
   

 授業科目
 Course Title
経済哲学
Economic Philosophy 
 担当者
 Instructor
講師   新村 聡  後学期 火曜日2時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
経済と経済学に関する重要な基本概念(経済・福祉・景気・成長・人口・平等・公平・分配・正義など)の意味を正確に理解した上で、現代における重要な分配制度(賃金・利子・保険・社会保障・税など)の基礎にある考え方を理解することが目標です。
 
授業内容
授業は、第1回(導入)と第14回(まとめ)を別として、大きく3部に分かれています。
第1部(第2~5回)は、マクロ経済学で学習する景気変動論と経済成長論の基礎概念について確認したあと、経済と福祉の関連について考えます。
第2部(第6~9回)は、平等とは何か、正義とは何かについて、プラトンから現代までの思想史をふまえて考えます。
第3部(第10~13回)は、現代の重要な分配制度である賃金・利子・保険・社会保障・税の仕組みの基礎に、平等と正義のどのような原則が前提されているかについて考えます。
 
授業計画
1.授業の進め方――目標・内容・運営・評価方法
2.経済とは何か、福祉とは何か
3.景気とは何か、福祉は景気をよくするか
4.経済成長とは何か
5.福祉は経済成長にマイナスか
6.平等と公平はどう違うのか
7.分配的正義の4原則――貢献・必要・応益・応能
8.平等思想史(1)――プラトン、アリストテレス、ホッブズ、スミス
9.平等思想史(2)――再分配の類型(革命と福祉国家)、マルクス、ロールズ、セン
10.賃金と利子
11.保険
12.社会保障
13.税
14.まとめ

 
授業運営
(1)授業はオンタイム型と資料・課題提示型のハイブリッド型です。基本的にはオンタイム型で、毎週Zoomを用いて双方向動画通信授業を行う予定です(100分)。授業時間中の最後の一定時間、あるいは特定の回の授業を資料・課題提示型で行うことがあります。
 Zoomの授業中に学生が発言する機会をなるべく多く設ける予定です。指名されたらすぐに応答できるように、事前にカメラとマイクの機能を確認しておいてください。
(2)Microsoft Teamsで授業資料(pdf)を事前に配布します。かならず予習してから授業に参加してください。
(3)毎週の授業内容に応じて課題を出します(論述式、1課題200~400字程度×合計14課題の予定)。
 授業の冒頭に前週の授業の復習小テストを行うことも検討しています。
 授業の前後における学生の予習・復習・課題実行の時間は、毎週2~4時間程度を予定しています。
(4)神奈川大学で授業をするのは初めてです。また、Zoom, Teams, Forms などを使用するオンライン授業も初めてです。
 大学の教務システムや機器とソフトの操作方法に慣れるまでに多少の時間がかかるかもしれません。
 状況に応じて、上記の授業計画や下記の評価方法を一部変更する可能性もあります。そのつもりで参加してください。
(5)初回の授業で、授業の進め方について詳しく説明します。


 
評価方法
(1)平常点70%(毎週の課題、論述式200~400字程度、1課題5点×14回=70点)。提出方法は授業中に指示します。
(2)レポート点30%(2回のテーマレポート、1回1000~2000字程度、15点×2回=30点)。提出方法は授業中に指示します。
 第1回レポートのテーマは「福祉は経済成長にマイナスか」を予定しています。第2回テーマは未定です。
(3)毎週の授業で出席をとります(欠席1回につき5点減点)。出席をとる方法は初回授業で指示します。
 
オフィスアワー
質問・相談などはメールで受け付けます(niimura@e.okayama-u.ac.jp)。

 
使用書
新村聡・田上孝一(編)『平等の哲学入門』[社会評論社]2020年(10月刊行予定)

参考書
新村聡(編)『介護福祉のための経済学』[弘文堂]2008年

 
 
 
[前へ戻る]