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 授業科目
 Course Title
東アジア経済事情
East Asian Economy 
 担当者
 Instructor
講師   内橋 賢悟  後学期 月曜日5時限
講師   平川 均  後学期 月曜日5時限
講師   藤森 浩樹  後学期 月曜日5時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
国際的感性とコミュニケーション能力/International sensibilities and communication capabilities
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
本講義の到達目標は、経済学部のディプロマ・ポリシーに従い、受講生が、①過去半世紀の間に急速に経済を発展させ、日本経済に大きな影響を与えている東アジア諸国の経済を歴史的視点を踏まえて理解すること、②多様性を理解すること、③日々報道される情報を自らの立場で理解、整理し、④そこにおける日本の立ち位置を正しく理解することである。
 本講義がオムニバスの授業として行われるのは、この地域が経済はもちろん、歴史、文化、政治体制などで極めて多様であるためである。受講生は、東アジア諸国の多様性と、現在における統合の現実に関心を持つことが期待されており、関連する経済学、歴史学などの講義科目を積極的に履修することが望ましい。

 
授業内容
【授業内容】
地域概念としての東アジアは時代とともに変化し、四半世紀前では日中韓を中心とする地域を指していた。しかし、1990年代中ごろ以降、東アジアは東南アジアをも含む地域として捉えられるようになった。東アジア首脳会議などの国際会議のメンバーはASEANと日中韓に加えてオーストラリア、インドなどが加わるようになっている。これは経済統合が地域概念の広がりに大きく関わっているからである。本講義では、2つの主題に焦点を当てて東アジアの現在を見る視点を学ぶ。そのため、この地域のほとんどが植民地からの独立の歴史を有していることを確認する。また、歴史的視点をも加味して人の移動の面から東アジアを捉える。その上で、現在の東アジア諸国の発展とそれに伴うアジアと世界の構造転換を確認する。
 なお、講義では資料、教材、図表などを配布あるいは指示する。授業はオンラインで行うので、授業中の私語は禁止するが質問などを通じる積極的な授業参加を歓迎する。
 また、予習・復習合わせて各回当たり約4時間の自己学習を想定している。そのため、それを前提して小テストや課題が課されるので、授業中に配布された資料、紹介された図書などについては十分に学習すること。

【実務経験のある教員による授業科目】講義では、民間金融機関、民間調査機関に勤務し、現場の貴重な経験を得た講師による講義が含まれている。
 
授業計画
01.藤森 シラバスの記載事項の確認と講義の紹介 (予習・復習) シラバスおよび講義時の指示に従い、配布された資料を学習する。
02.藤森 「一帯一路」中国の総合対外戦略 一帯一路の概要、主な経済回廊,アジアインフラ投資銀行(AIIB)創設との関係、覇権問題 
03.藤森 高まる中国のソフトパワー(強まる米国の警戒感)ソフトパワーとは、広がる孔子学院,中国の台湾封じ込め策、加での中国IT企業幹部拘束(復・予習)同上
04.藤森 対立と強調のインドと中国 アジアで競合する中印、チベットや国境など中印間の問題,「真珠の首飾り」、印の軍事力強化、上海協力機構へ印の参加、中印貿易増(中国製スマホの販売急増) (復・予習) 同上
05.藤森 アジアのイノベーションの俯瞰 技術移転と経済発展,国家主導から企業のイノベーションへ、新興国のリバースイノベーション、インドIT企業と中国IT企業のアジア展開(復・予習)同上
06.藤森 課題研究 第5回目の授業までに課題及び提出期限を示す。
07.内橋 東アジア経済の変化を歴史的な視点から確認し、受講に当たっての準備の説明を行う。
08.内橋 琉球王国の繁栄と東アジアの交易活動 (復習)講義中の指示に従い、配布資料を用いて復習する。(予習)授業計画に沿って指示する
09.内橋 東アジア市場経済の進展と通信革命-近世日本の事例  (復・予習)同上
10.内橋 西欧のアジア進出と東方貿易-アジア貿易の三段階区分 (復・予習)同上
11.内橋 19世紀世界資本主義の展開と東アジア型市場(木綿貿易) (復・予習)同上
12.内橋 課題研究 第7回~11回までに課題及び提出期限を示す。
13.平川 歴史と現代から見た東アジアの地域経済統合と現代的課題 (予習・復習) 現代的課題について考える
14.平川 東アジア経済の挑戦と課題 小テスト、テスト終了後解説
 
授業運営
本授業は、Zoomを用いオンライン授業を行う。授業時間割に沿って行われる3名の教員によるオムニバス授業である。講義形式で行うが、各講師が、原則1週間前には毎週の授業に関わる配布資料のほか指示を行う。授業以外に、予習、復習を含めて毎週のプリントを学習しなければならない。数週間に1度の小テストを行う。その他、課題研究がある。
講師の担当日は以下の通り。
藤森講師 10月5日、12日、19日、26日、11月2日、課題研究(授業中に指示する)
内橋講師 11月9日、16日、23日、30日、12月7日、課題研究(授業中に指示する)
平川講師 12月14日、21日
 
評価方法
評価は、2名の教員の課題研究のほか3名の教員が授業に関わって行う小テスト、レポートを総合して評価する。(評価配分率 内橋45%、藤村45%、平川10%)。授業はオンライン授業であり、数週間に1回は小テストもある。期末の最終試験はなく、日常的な授業態度が成績に反映される。

 
オフィスアワー
質問等は、Zoomのチャット機能を用いて行うことが望ましい。それ以外の質問等についてはhirakh01@jindai.jp、あるいはhhirakaw@gmail.comが使える。ただし、返事に時間がかかる場合があるのでできるだけチャット機能を用いるようにしてください。


 

参考書
平川均・山本博史ほか編『新・アジア経済論』[文眞堂]2016

 
 
 
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