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 授業科目
 Course Title
アメリカ経済論
American Economy 
 担当者
 Instructor
講師   萩原 伸次郎  前学期 木曜日4時限/木曜日5時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
経済学部のカリキュラムポリシーに従い、アメリカ経済の実態を把握し、問題解決能力を身につけるためのベースとして本講義の到達目標は以下の4点です。
(1)アメリカ経済が今日に至ったプロセスについて説明できるようになる。
(2)金融グローバリズムという観点からアメリカ経済を説明できるようになる。
(3)アメリカ経済について理解し、自らの社会生活で必要な対応がとれるようになる。
(4)アメリカの経済政策に対してどう考えたらいいのかを身につけることができる。
 
授業内容
【授業内容】
概要:アメリカ経済論 Ⅰ は、アメリカ経済について、今日に至ったその姿を歴史的に検証し、現代の金融グローバリズムについて理解することを目的とします。
授業の構成:テキスト『金融グローバリズムの経済学』(かっもがわ出版、2020年1月刊行)を使用し、アメリカ経済の国際化に伴う構造変化を説明し、現代アメリカ経済について理解を深めます。




 
授業計画
各回の授業の課題は、次のとおりです。テキストを熟読し、課題にこたえてください。
1.金融グローバリズムとはなにか
 テキスト:序章 第1章、第1節国際化により利益を上げる企業はなにか
  課題1 多国籍企業はどのようにして誕生したのか、その歴史的プロセスを考えよう
  課題2 多国籍銀行とはどういうものか、なぜ多国籍銀行が生まれたのか考えよう
2.国際資本取引の自由化はどう進んだのか
 テキスト:第1章第2節国際資本取引は、どう進んだのか
  課題1:戦後ケインズ体制の崩壊とはどういう意味?自由な投資システムの形成との関係で考えよう
  課題2:世界貿易機関の設立と自由な投資システムはどのように関係するのでしょうか?
3.株式資本主義はいかにして生まれたのか
 テキスト:第1章第3節 株主資本主義は、いかにして生まれたのか
  課題1:株主資本主義とはどういうものか考えよう
  課題2:株価は、どういうメカニズムで形成されるのか考えよう
4.アメリカの金融覇権とはなにか
 テキスト:第1章第4節 アメリカ金融覇権はどのようにして形成されたのか
  課題1:アメリカ型金融システムとはどういうシステムなのか、考えよう
  課題2:アメリカの金融覇権とはどういうこと?1980年代後半の日本との関係で考えよう
5.金融グローバリズムと格差社会の形成
 テキスト:第2章金融グローバリズムと格差社会の形成
  課題1:レーガン政権の経済政策は、格差社会の形成とどのようにかかわるのでしょうか考えましょう
  課題2:クリントン政権期の「ニューエコノミー」とはどういうもの?
6.1970年代と1980年代の商業銀行の信用創造
 テキスト:第3章第1節A 1970年代と1980年代の商業銀行の信用創造
  課題1:商業銀行の信用創造とはどういうもの?ユーロ市場との関係で考えよう
  課題2:1980年代の貯蓄貸付組合危機はどうして起こったのか、考えよう
7.1990年代以降の「架空資本」の現代的形態
 テキスト:第3章第1節B 1990年代以降の「架空資本」の現代的形態
  課題1:アメリカ商業銀行の資産の証券化とはどういうこと?か考えよう
  課題2:アメリカ大手投資銀行の役割について考えよう
8.アジアの金融危機と日本の金融危機
 テキスト:第3章第2節A アジア金融危機と日本の金融危機
  課題1:アジア金融危機はなぜ起こったのか、考えよう
  課題2:日本の金融危機はなぜ起こったのか、考えよう
9.サブプライム・ローン危機とオバマ政権の対応
 テキスト:第3章Bサブプライム・ローン危機とその救済策 Cオバマ政権の経済復興政策
  課題1:サブプライム・ローンはなぜ起こったのか考えよう
  課題2:オバマ政権は、危機にどう立ち向かったのか、考えよう
10.新自由主義時代の国際金融危機
 テキスト:第3章第2節Dサブプライム・ローン危機の国際展開 E世界貿易の崩壊と再生 
  課題1:サブプライム・ローン危機はなぜ世界に広まったのか、考えよう
  課題2:世界貿易はなぜ急激に落ち込んだのか、その理由について考えよう
11.世界の危機対策
  テキスト:第3章第2節F国際金融危機と世界の危機対策 第4章第1節金融封じ込めを考える
  課題1:世界はどのような危機対策を行ったのか、考えよう
  課題2:金融封じ込めの意味を考えよう
12.新自由主義との決別
  テキスト:第4章第2節新自由主義との決別 まとめにかえて
  課題1:格差社会の是正するのになぜ新自由主義からの脱却が必要なのか、考えよう
  課題2:分配の公平性はどう実現できるか、考えよう

 
授業運営
すべて課題にこたえる方式で、テキスト自習形式で行います。課題1、2をA41枚程度にまとめ提出してください。
 
評価方法
毎回のレポート提出を総合的に判断して評価します。記述内容の正確さ,説得力、文章の巧拙、が評価の対象となります。
 
オフィスアワー
対面式の授業ではないので、オフィスアワーはとれません。
 
使用書
萩原伸次郎『金融グローバリズムの経済学』初版[かもがわ出版]2020年


 
 
 
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