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 授業科目
 Course Title
世界経済論
World Economy 
 担当者
 Instructor
講師   平川 均  後学期 月曜日4時限
講師   藤森 浩樹  後学期 月曜日4時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
国際的感性とコミュニケーション能力/International sensibilities and communication capabilities
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
本講義は、経済学部のカリキュラム・ポリシーに従い、受講生が ①経済のグローバル化に伴い急速に変化する世界経済の実態について基本的認識を得ること、②そうした事象に対して自らの視点で捉えられるようにすることである。特に、経済学部の掲げるカリキュラム・ポリシーに従い、幅広い教養と国際化に対応できる基本的な専門的知識を身につける。具体的には、過去半世紀ほどの世界経済に目を向けてその構造的な変化と主要な経済圏の内部で起こる変化について考える。アメリカやヨーロッパ、さらにアジアで生じている現象を世界経済として総合的に見る視点を学ぶ。

 
授業内容
本講義では、1980年代以降の世界経済の変化に焦点を当てて、その変化の背景と展望を探る。特に、過去四半世紀に世界経済の中で起こっている新たな現象に注目し、それがアジアの成長と深く関わり、グローバルな経済の構造を大きく変えていることを見る。また、それが生み出す課題について多様な視点から学ぶ。
 授業は、Zoomを用いてオンラインで行う。テーマごとにレジュメ、資料、または論文等を配布あるいは指示する。受講生自らが考える授業を目指す。そのため、授業に関連する図表等のデータを多く用いる。
【実務経験のある教員による授業科目】講義では、民間金融機関、民間調査機関に勤務し、現場の貴重な経験を得た講師による講義が含まれている。
 







 
授業計画
01.授業紹介 グローバリゼーションを学ぶ:モノ,カネ,ヒト,情報の移動/グローバリゼーション進展プロセスとその変容(予習・復習)グローバリゼーションについての基本を学ぶ
02.グローバリゼーションを支えた政治経済構造と技術/主な経済主体の構造変化/国家(国際機関)・企業・個人の自体の変化と各経済主体間の関係性変化(予習・復習)グローバリゼーションと国家に関して学ぶ
03.グローバリゼーション進展下の企業活動の特徴と経済的問題:多国籍企業支配/製造業・金融/GAFA・中国(新興国)企業の台頭(市場と開発技術も独占的への動き)(予習・復習)
04.グローバリゼーションの進展下における世界的な課題の浮上:国家間・国内の分断、経済格差(ベーシックインカム)、気候変動、国家の債務負担急増、企業の税回避(予習・復習)
05.国連が提唱したSDGsとは(グローバリゼーション下の経済的・世界的な課題の解消を目指して):国連(国際機関の機能障害を越えて)の機能とSDGs概要(予習・復習)
06.第1講~第5講の授業を基にして課題研究を課す。本課題は、第5講までに指示する。
07.アジア太平洋経済圏におけるアメリカとアジア (予習・復習)環太平洋経済について学習する
08.多国籍企業と対外投資(予習・復習)企業の対外投資理論について学ぶ
09.多国籍企業と発展途上経済(予習・復習)対外投資と新興国の発展の関係について学ぶ
10.アジアNIESの発展とその特徴(予習・復習)NIESの輸出主導型発展について考える
11.BRICsの登場と成長し拡大するアジア(予習・復習)経済統合の背景を学ぶ
12.中国の一帯一路と世界経済へのインパクト(予習・復習)一帯一路に対する様々な見解を確認する
13.変わる世界経済:トランプ大統領の米中貿易戦争(予習・復習)激変の世界経済をまと
14.第6講~第12講の授業を基にして課題研究を課す。本課題は、第12講までに指示する。
なお、授業は事情により講義内容が前後すること、また最終講義の内容は世界経済状況の進行によっては変更があり得る。
 
授業運営
(1)授業は時間割に沿ってオンタイム型授業(Zoom)で行います。
(2)講義資料は原則1週間前にTeamsを用いて提供します。事前に予習を、また講義後は復習をして内容の把握に注力してください。そのほか、当日に補助的な資料の提供を行う場合があります。
 図表を多用し、受講生自らが考える授業を目指す。授業の最後に質問などを受ける。
なお、講義は、藤森浩樹講師が第1回目~第6回、うち1回は課題研究(講義日10月5日、12日、19日、26日、11月2日)を担当し、平川講師が第07回目以降第14回、うち1回は課題研究(講義日11月9日、16日、23日、30日、12月7日、14日、21日)を担当する。


 
評価方法
授業中に指示したレポート(課題研究を含む)および小テストを総合して評価する。小テストまたはレポートは2名の講師によりそれぞれ行われるので、総合評価となる。数週間に1回の小テストを行う。最終試験は行わないので、毎週の講義を確実に受講することが求められます。
 
オフィスアワー
授業に関する質問ほかは、Zoom上のチャット機能を用いて行うことが望ましい。神大メール(hirakh01@kanagawa-u.ac.jp)を用いてもよいが返事に時間がかかることがありますので、注意してください。

 

参考書
平川均・山本博史ほか『新・アジア経済論』[文眞堂]2016
トマ・ピケティ『21世紀の資本主義』[みすず書房]2015
ジョセフ・スティグリッツ『世界の99%を貧困にする経済』[徳間書房]2012

 
 
 
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