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 授業科目
 Course Title
金融論
Money and Banking
 担当者
 Instructor
教授   酒井 良清  前学期 月曜日2時限-木曜日4時限
  後学期 月曜日2時限-木曜日4時限
 単 位
 Credit
4

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
 経済学部のカリキュラムポリシーに従い、本講義の到達目標は、受講生が①金融に関する基礎的な知識を習得し、②その知識を基に金融市場の現状を自ら分析する能力を身につけることにある。講義において金融に関する基礎知識は歴史的、理論的、実務的な視点から解説する。また各国の中央銀行(BOJ,FRB,ECB)のホームページを介して情報を得る手段についても合わせて解説する。

 
授業内容
 金融の仕組、理論、現状について基礎的な知識から解説する。講義は使用書(教科書)に沿って進めるが、より具体的な講義運営・内容については最初の講義で詳しく解説する。また金融政策の運営・展望について現状に即して解説するつもりである。
 以下の授業計画の説明において、指定教科書の章番号が記載されているが、予習として担当章を予め読んでおくことが望ましい。復習に際しては講義内容を暗記するのではなく、理解することを第一に学習するのがよい。さらに最近の経済・物価情勢についても解説する。
 
授業計画
 テキストを事前に読んでおくことは講義内容の理解に有益である。随時、現在の金融情勢・政策について解説するので、講義で得た知識を基礎として現在の経済・金融情勢を自ら分析してみるとよい。各週2回で12週にわたる講義内容は以下のとおりである。 予習・復習には目安として4時間を想定して欲しい。

01. ガイダンス、まずシラバスの記載事項について確認する。
02. 金融の基礎知識(第1章) 金融取引とリスク、 金融取引
03. 銀行の役割
04. 特に第1章では金融論を学ぶ上で不可欠な知識の解説をする。
以上、予習として第1章の内容を読んでおくこと。復習として第1章の内容を整理してノートにまとめておくこと。
05. 金融市場の構造(第2章)金融市場の概観 、短期金融市場、長期金融市場 、外国為替市場
06. 金利から何が分かるのか 特に第2章では金融市場の説明、そこから得られる情報について解説する。
以上、予習として第2章を読んでおくこと。復習として第2章の内容を整理してノートにまとめておくこと。
07. 貨幣の定義と金融政策(第3章) マネタリーベース、マネーストック
08. 金融政策の考え方
09. 市場との対話 特に第3章では貨幣の定義および金融政策の仕組みについて解説する。
以上、予習として第3章を読んでおくこと。復習として第3章の内容を整理してノートにまとめておくこと。
10. 決済システムとオーバーサイト(第4章) 決済の仕組み、決済リスク
11. 決済システムに対する監視・監督
12. わが国の決済システムの仕組み 特に第4章は決済についての基礎知識と役割を解説する。
以上、予習として第4章を読んでおくこと。復習として第4章の内容を整理してノートにまとめておくこと。
13. プルーデンス政策と金融危機(第5章) プルーデンス政策
14. セーフティネット
15. 金融システムの国際協調
16. マクロ・プルーデンス政策 特に第5章は金融システム組み込まれている安定性を目的とする措置について解説する。
以上、予習として第5章を読んでおくこと。復習として第5章の内容を整理してノートにまとめておくこと。
17. 金融政策の仕組み(第6章) 準備預金制度、公開市場操作
18. 日銀当座預金と金融調節 特に第6章では金融政策の仕組みを理論的に解説する。
以上、予習として第5章を読んでおくこと。復習として第6章の内容を整理してノートにまとめておくこと。
19. 金融危機と政策の実践(第7章) 日本のバブルと金融危機
20. 金融政策の枠組み 、ゼロ金利政策、量的緩和政策
21. グローバルな金融危機(リーマンショック)とその対策
以上、予習として第7章を読んでおくこと。復習として第7章の内容を整理してノートにまとめておくこと。
22. 量的・質的金融緩和
23. マイナス金利付き量的・質的金融緩和、長短金利操作付き量的・質的金融緩和
24. 講義の総括、より深く学習するための読書案内
以上の講義内容については、教科書に記述されていない内容なので日銀のホームページを参照のこと。 該当資料は講義で公表あるいはアップロードする。
予習として日銀のホームページを読んでおくこと。復習として配布物の内容を整理してノートにまとめておくこと。



 
授業運営
すべてオンライン講義形式とする。教科書と配布資料に基づいて解説する。講義の前半は教科書の第1章から7章までを解説する。後半は配布資料を公表あるいはアップロードする。また講義では現在の状況に即した経済・金融情勢の展望も解説する。先行きの金融市場の動向・金融政策について、受講生は自ら判断する能力を身につけて欲しい。

 
評価方法
 随時(2、3章ごとに)小テストを数回行う。オンラインでテストをアップロードするので期日までに提出すること。最終評価はこれら小テストの総点で行う。
 
オフィスアワー
 授業終了時に質問の時間を確保するのでその際質問してください。それ以外は随時メールで連絡すること。
 
使用書
酒井良清、前多康男『金融論』第1版[培風館]2011


 
 
 
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