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 授業科目
 Course Title
比較言語文化特殊講義H2
Lectures in Comparative Linguistics and Cultures H2
 担当者
 Instructor
准教授 山根 麻紀  後学期 火曜日6時限/水曜日1時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標
欧米言語文化専攻のカリキュラム・ポリシーに従い、以下を到達目標とする。
本講義の到達目標は、受講生が;
1. 第二言語文処理研究の基本的な手法を学ぶこと
2. 第二言語文処理研究の先行研究に触れ、自らの研究の方向性を定められるようにすること
の2点である。
この目標は、外国語研究科のカリキュラム・ポリシーにある「言語および言語教育に関連する分野についての基礎知識と理論的探究能力の養成」に合致するものである。
 
授業内容
この講義では、生成文法派言語学の枠組みを基にして発展した第二言語習得の文処理(sentence processing)の先行研究を扱う。文処理研究とは、言語使用者が言語を実際に理解・分析する際に、当該言語の文法・記憶などの認知的要因がどのように相互作用を起こし、そこにどのような解析システムがはたらくかを扱うものである。
具体的には、1)学習者は第二言語の文をどのように処理するのか;2)文処理に際してかかる負荷が第二言語習得に与える影響は何か、等の問題を扱う。加えて、この分野の研究に必要な、言語学・心理学系分野の研究ついても触れ、それらを広く学んでゆく。
 
授業計画
受講者にはある程度の生成文法理論の知識が必要である。
使用書の分担箇所のレジュメを作成し、発表の準備をしてくること。

01. イントロダクション1:シラバスの確認/「文法」とは何か -- 生成文法派言語学の考え方
02. イントロダクション2:「文処理」とは何か -- さまざまなアプローチ
03. 文法と解析システム1:さまざまな解析システムモデル
04. 文法と解析システム2:記憶と文脈との関連
05. 項構造と文処理1:母語の場合
06. 項構造と文処理2:第二言語の場合
07. 長距離WH依存関係の文処理1:WH移動に関する統語理論のまとめと応用
08. 長距離WH依存関係の文処理2:母語の場合
09. 長距離WH依存関係の文処理3:第二言語の場合
10. 関係節の文処理1:母語の場合
11. 関係節の文処理2:第二言語の場合
12. 名詞句の文処理1:束縛理論のまとめと応用
13. 名詞句の文処理2:母語の場合
14. 名詞句の文処理3:第二言語の場合
 
授業運営
受講者が使用書の担当部分の内容をレジュメにまとめ、発表する。それに基づいてディスカッションを行い、文処理についての理解を深めてゆく。
 
評価方法
レジュメと発表によって評価する。
 
オフィスアワー
木曜日12〜13時 於山根研究室
 
使用書
Juffs and Rodríguez,Second Language Sentence Processing,Rout,2015


 
 
 
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