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 授業科目
 Course Title
無機合成特論
Advanced Inorganic Syntheses
 担当者
 Instructor
教授   廣津 昌和  前学期 火曜日4時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標 Target to be Reached
電子移動反応は生体系の複雑な仕組みを支える重要な反応の一つである。遷移金属錯体やクラスターは、そのような反応に深く関わっており、それらの酸化還元挙動を理解することは、人工的な反応系を構築する上で重要である。本講義では、受講生が、①電子移動反応と電気化学の基礎を理解すること、②電気化学の測定法と解析法を知ること、③金属錯体の電子移動が関わる多様な現象を理解することを到達目標とする。また、本講義の内容が、金属錯体以外の化合物についても広く応用できることを目的とする。
 
授業内容 Course Content
電子移動反応および電気化学の基礎を理解した後、電気化学測定法および測定結果の解析法を学ぶ。さらに金属錯体の電子移動が関わる現象として、混合原子価錯体、プロトン共役電子移動、光電子移動、酸化還元触媒などを講義する。また、電子移動が関わる最近の話題にも触れる。
 
授業計画 Course Planning
各回の講義内容は次のように予定しているが、時間の関係で若干前後する場合もある。
(1)金属錯体の酸化還元挙動と電子移動反応
(2)電気化学ポテンシャル
(3)電子移動反応の速度論
(4)電気化学測定法
(5)電極反応:電荷移動過程
(6)電極反応:物質移動過程
(7)電極反応の解析
(8)デジタルシミュレーション
(9)混合原子価錯体
(10)プロトン移動と電子移動
(11)光電子移動
(12)酸化還元触媒反応
(13)電子移動が関わる最近の話題:テーマの選定
(14)電子移動が関わる最近の話題:内容の紹介
 
授業運営 Course Management
1回目~12回目は講義形式による。資料を配付し、板書により講義する。
13回目と14回目は、受講生が講義内容に関連する最近の原著論文(英語)を読み、内容を簡潔に紹介する。詳細についてはレポートを作成し、提出する。
 
評価方法 Evaluation Method
発表(30%)、レポート(70%)の比率で総合的に評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
随時受け付ける。2号館236室(内線2717)。
 

参考書 Book (s) for Reference
西原 寛・市村彰男・田中晃二『錯体の電子移動と電気化学』[三共出版(錯体化学会選書)]2013年
大堺利行・加納健司・桑畑 進『ベーシック電気化学』[化学同人]2000年
渡辺 正・金村聖志・益田秀樹・渡辺正義『電気化学』[丸善(基礎化学コース)]2001年

 
 
 
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