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 授業科目
 Course Title
国際マーケティング論
International Marketing
 担当者
 Instructor
講師   中見 真也  後学期 金曜日3時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
国際的感性とコミュニケーション能力/International sensibilities and communication capabilities
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標 Target to be Reached
本講義を通じ、マーケティングとは何か、その中で、グローバル・マーケティングはどのような位置付け
であるかを理論面と実践面をバランス良く学ぶことを目的とする。
本講義は、アクティブラーニングを積極的に取り入れる。企業の第一線で活躍されているマーケティングに
造詣の深い経営幹部のゲストスピーカー(3名)を招聘し、講演の後、皆さんとディスカッション出来る
場を設け、理論面の理解を促進する予定である。

 
授業内容 Course Content
グローバル・マーケティングとは、国内市場と海外市場を一つの市場としてとらえ、このような市場について展開するマーケティングである。グローバル競争市場の中で、企業は存続のために経営資源の優位性を
グローバル・ベースで積極的に獲得しながら、本国とは異なる消費者のニーズに対処していく必要性がある。
すなわち、グローバル・マーケティングは、グローバル企業の戦略的側面と、異なる市場環境へ対応する
消費者側面を同時に考察する必要性があり、グローバル・マーケティングに関する理論ならびに実態に
ついて、理解を深めることを目的とする。また、忘れてはいけないことは、グルーバル・マーケティングは、海外に進出することを学ぶだけではなく、外国人観光客のインバウンド需要も含め、国内市場においても
グルーバル化は進んでおり、それにどのように企業として対処すべきかが試されている。
 
授業計画 Course Planning
1)イントロダクション:講義概要と全体のプレビュー
 本講義の全体の流れを説明し、授業に対する予習・復習すべきポイント、参考図書等について説明する。
 本講義では、予習・復習は、使用するテキストの該当する章を予め読んでおくことを推奨する。
 また、各章で事例が出ている場合、自身で類似の事例がないかを常に考えて授業に臨むと良い。
 予習、復習時間は、各々1時間ぐらいを目処とする。特に、ゲストスピーカーが決定後は、その企業の
 ことについて、予習段階で調べて、授業で質問出来るようにしておくことが望ましい。
2)マーケティングとは何か、マーケティングにおけるグローバル・マーケティングの位置付け、
  企業のグローバル化する背景と目的
  マーケティングの基本であるSTP、4Pを踏まえた上で、グルーバル・マーケティングとは何か、
  なぜ企業はグルーバル化に対応しないといけないのか、その背景と目的を理論面から学ぶ。
3)グローバル・マーケティングの発展段階
 耐久消費財(家電)メーカーのパナソニックの事例を通じ、企業がグルーバル化していく発展段階に
 ついて学ぶ。なぜ、企業がグルーバル化を迫られたのか、その背景・理由についても詳しく学ぶ。
4)グローバル・マーケティングの実際①(通信業界のゲストスピーカーを招聘予定)
 通信業界のグルーバル・マーケティングの世界では、今日どのようなことが起こっているのかを
 事例を通じ、詳しく説明してもらう。
5)グローバル・マーケティングの発展を支える組織構造
 グルーバル・マーケティングを行う際に、企業における本社、及び現地法人の役割分担、製品別、
 地域別事業部制度等の考え方について詳しく学ぶ。
6)グローバルな文化環境に企業はどう対応すべきか。
 インドネシアにおけるグリコのポッキーのグルーバル化の事例を中心に、日本と異なる文化、宗教等の
 環境下でグルーバル・マーケティングを行う際の異文化、多様性理解の重要性について学ぶ。
7)グローバル市場調査の実際
 グローバル企業が、進出先の国の消費者を理解するために、調査会社と連携し、どのような統計的手法
 を用いて消費者調査を実施しているのかを学ぶ。
8)グローバル市場におけるセグメンテーションとその基準
 グローバル企業が、進出先の市場をどのようにセグメンテーションし、市場参入していくかについて、
 キャノンのEOS kissカメラの事例を通じ、学ぶ。同時に、セグメンテーションの際のグループ分けの
 基準についても詳しく学ぶ。
9)グローバル・マーケティングの実際②(消費財メーカー(飲料想定)のゲストスピーカーを招聘予定)
 消費財メーカーのグルーバル・マーケティングの世界では、今日どのようなことが起こっているのかを
 事例を通じ、詳しく説明してもらう。
10)グローバル・マーケティング戦略①(市場参入、製品、価格)
 グローバル・マーケティング戦略を考える上で、どのような形で市場に参入し、4P戦略を行うのか、
 製品戦略、価格戦略を中心に、P&G、ダイキン、スターバックスの事例を通じて、学ぶ。
11)グローバル・マーケティング戦略②(コミュニケーション、ブランド、チャネル)
 グローバル・マーケティング戦略を考える上で、どのような形で市場に参入し、4P戦略を行うのか、
 コミュニケーション戦略、ブランド戦略、チャネル戦略を中心に、高級車のレクサス、マスターカード
 等を通じ、学ぶ。
12)グルーバル小売、サービス企業の店舗戦略
 グルーバル小売、サービス企業が、日本において、本国と連携しながら、どのようなマーケティング、
 小売戦略を取っているかをウォルマートやカルフール等の事例を通じ、学ぶ。
13)グローバル・マーケティングの実際③(外資系外食企業(ピザを想定)のゲストスピーカーを招聘予定)
 外資系外食企業の日本におけるグローバル・マーケティングの世界では、今日どのようなことが
 起こっているのかを事例を通じ、詳しく説明してもらう。
14)グローバル企業の日本市場参入
 グローバル企業の代名詞であるコカコーラ社が、日本市場にどのように市場参入してきたかを事例を
 通じ、学ぶ。また、グローバル企業が、本国から見て、日本市場をどのように位置付けているのかも学ぶ。

 
授業運営 Course Management
授業中は教室を歩き回っての講義。いつでも質問に答えられる姿勢をとっておくこと。
また、グローバル・マーケティングの実態を把握するために、視聴覚教材を用いることもある。
ゲストスピーカーを計3回お招きし、企業のグルーバル・マーケティングの最先端を肌で感じてもらう。

 
評価方法 Evaluation Method
・授業内での小テスト(40%:各回10%×4回):講義内容の理解度チェックの位置付け。
・学年末試験(60%):本講義全般における論述式試験を実施。

 
オフィスアワー Office Hour (s)
・授業後、随時、質問を受ける。ないし、メールにて質問を受ける。
 
使用書 Textbook (s)
小田部正明・栗木契・太田一樹編著『1からのグローバル・マーケティング』[硯学舎/中央経済社]

参考書 Book (s) for Reference
丸谷雄一郎『グローバル・マーケティング(第5版)』[創成社]
相原修・嶋正・三浦俊彦『グローバル・マーケティング入門』[日本経済新聞出版]

 
 
 
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