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 授業科目
 Course Title
中国文化研究
Chinese Culture 
 担当者
 Instructor
教授   鈴木 陽一  後学期 月曜日5時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標 Target to be Reached
 白話小説と江南地方などの地域文化の関係を理解することにより、文学史の問題のみならず、中国の地域文化の多様性を認識し、中国への見方を更に深めることを到達目標とする。
 
授業内容 Course Content
中国の地域文化と白話小説
 四大奇書、「三言」「二拍」など、中国を代表する古典小説は、そのほとんどが、江蘇、浙江、安徽のいわゆる江南地域で創作、編集され、出版に至った。また、これに加えて、出版の重要な拠点として、かつ海外からの新たな文化の窓口としての福建と、江南地域と北方との連結点である山東も、小説史の上で重要な役割を果たしてきた。従って、中国小説史を検討する場合、これらの地域の政治、経済、文化の歴史を把握することが不可欠である。この視点から、本年度以降、継続的に江南の地域の民間文化と、主として短篇小説との関連を検討していくことにする。
 授業の進め方としては、個別の作品の内容及び編集・出版の経緯と地域との関係について具体的に検討していくことにする。特に、「三言」「二拍」と江蘇、浙江、安徽の各地域、長篇小説と福建、『水滸伝』、『金瓶梅』と山東などについて考察する。 
 
授業計画 Course Planning
白話小説の個別の作品、小説集の序文、評注、各省の地方史、『浙江風俗簡史(浙江人民出版社)』などの民俗資料、各省、市、県の『民間故事集成』を利用し、講義を進める。利用する資料は予めプリントとして配布するので、予習して授業に出席すること。
1週:三言と江蘇の地域文化
2週:三言と浙江の地域文化
3週:三言と安徽の地域文化
4週:二拍と浙江の地域文化
5週:二拍と江蘇の地域武漢
6週:『西遊記』と福建・泉州
7週:福建・建陽における印刷の発展
8週:福建・建陽で刊行された小説版本の特色
9週:『水滸伝』と山東地域文化
10週:『水滸伝』と古運河流域の地域文化
11週:『金瓶梅』と日常生活
12週:『金瓶梅』と民間風俗
13週:受講生による報告とディスカッション
14週:受講生による報告とディスカッション

 
授業運営 Course Management
 プリント教材を用い、講義形式で授業を進める。
 授業出席者には、それぞれの研究テーマを踏まえ、白話小説史もしくは中国の地域文化について報告を行い、レポートとして提出することを求める。
 授業にあたっては、白話小説の個別の作品、小説集の序文、評注、各省の地方史、『浙江風俗簡史(浙江人民出版社)』などの民俗資料、各省、市、県の『民間故事集成』を利用し、講義を進める。利用する資料は予めプリントとして配布するので、予習して授業に出席すること。
 

 
評価方法 Evaluation Method
授業期間中の口頭報告とレポートと授業終了後のレポートによって評価する。
 レポートの評価のポイントは
 ①どの程度授業の内容を理解したか
 ②理解した内容を自らの学問的関心に即して深めることができたか
 の二点におく。

 
オフィスアワー Office Hour (s)
短時間で解決できる相談は授業直後、もしくはメールで相談に応じる。毎週月、金の13:00~13:30、個人研究室(20-427)で相談に応じる。長時間が必要な問題については、必ずアポイントメントをとってから相談に来ること。

 
使用書 Textbook (s)
プリントを使用。
参考書 Book (s) for Reference
授業中指示。
 
 
 
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