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 授業科目
 Course Title
中国歴史研究
Chinese History 
 担当者
 Instructor
講師   中村 みどり  前学期 金曜日4時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
国際的感性とコミュニケーション能力/International sensibilities and communication capabilities
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標 Target to be Reached
 中国の近代文化の成熟は半植民地都市上海の発展に支えられている。本授業では、文学の視点から都市の形成と新たな世代の台頭に目を向け、都市上海を取り巻く人々の多様な意識が反映された文学作品を解読し、上海事変前後および日中戦争時期における上海の文化空間について考察を行う。
 
授業内容 Course Content
 近代都市上海の歴史と文学史の概要を学んだ上で、1920年代から40年代にかけて開花した上海のモダニズム文学を専門に論じた研究書を精読し、同時に都市上海を舞台とした文学作品を翻訳し、近代都市上海の誕生と形成を文学の視点から理解する。
 
授業計画 Course Planning
 予習として、上海近代史の流れを頭に入れた上で、次回閲読する部分を精読し、歴史的背景や登場人物で不明な点を明らかにしておくことを求める。特に発表者はレジュメの作成など事前準備をしっかり行うこと。復習としては、前回取り扱った内容および発表者のレジュメに目を通しておくことを求める。


第1回:ガイダンス、シラバス記載事項の確認、レジュメ作成の指導
第2回:1920-40年代上海の形成
第3回:都市上海と文学 二つのモダニズム
第4回:都市上海と文学 女性たちの視線
第5回:序章 上海モダニズム
第6回:序章 戦争という試練
第7回:第1章 茅盾『子夜』――上海を描く小説
第8回:第1章 茅盾『子夜』 ――視線の機能
第9回:第1章 茅盾『子夜』 ――構築としての「読み」
第10回:第2章 瞿秋白の言語理論――瞿秋白の地位
第11回:第2章 瞿秋白の言語理論――「文」の機能転換
第12回:第3章 穆時英の小説的実験――『現代』の創刊
第13回:第3章 穆時英の小説的実験――映像的意味生産の実験
第14回:上海モダニズムの誕生に関するまとめ
 
授業運営 Course Management
 毎回担当者に、概要をまとめ、かつ関連事項について調べたレジュメを作成し、発表してもらう。
その内容や提出された問題についてディスカッションを行う。
 
評価方法 Evaluation Method
 通常授業における課題発表(100%) 
※授業の1/3以上を欠席した者は、その時点で評価対象外となるので注意すること。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 曜日時限:授業直後、教室で質問を受け付ける
 
使用書 Textbook (s)
鈴木将久『上海モダニズム』[中国文庫]2012


 
 
 
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