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 授業科目
 Course Title
民俗技術資料学特論
Technical Folklore Studies 
 担当者
 Instructor
教授   安室 知  後学期 火曜日3時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標 Target to be Reached
【知識・理解】
・民俗学における環境論・生業論・技術論について知る。
・民俗学的思考を理解する。
【思考・判断】
・民俗学的思考により自己の歴史観・自然観を内省する。
【技能・表現】
・民俗学的思考を用いることで、独創的な研究テーマの設定を可能にする。


 
授業内容 Course Content
 民俗学においては稲作単一文化論を脱して久しい。その方法として、民俗学では民俗文化の多元性に注目し、「稲作民 対 畑作民」というような民俗文化類型論が展開された。
 しかし、今またそれが環境論・生業論・労働論の立場から修正されようとしている。
 本授業では、そうした民俗文化類型論の前後にみられた民俗学の方法論的展開について、生業を中心とした民俗技術の側面から討論する。とくに複合生業論について、水田が有する多面的機能に注目して講じる。
 
授業計画 Course Planning
1.ガイダンス
2.民俗学における生業研究史1 -生業技術研究,批判-
3.民俗学における生業研究史2 -複合生業論の提唱-
4.民俗学における生業研究史3 -複合生業論の展開-
5.民俗学における稲作文化論1 -稲作単一文化論への批判-
6.民俗学における稲作文化論2 -柳田国男と坪井洋文-
7.複合生業論1 -水田漁撈-
8.複合生業論2 -水田養魚-
9.複合生業論3 -水田漁撈と現代社会-  
10.複合生業論4 -水田狩猟-
11.複合生業論5 -水田狩猟と環境思想-
12.複合生業論6 -水田畑作-
13.複合生業論7 -水田畑作の現在-
14.近年における生業研究の動向 -まとめ-

 
授業運営 Course Management
 講義と受講生の発表および討論を中心に授業をおこなう。
 講義・発表中であっても、教員と受講生の間および受講生間における積極的な質疑応答を歓迎する。
 本講義を理解し教育目的を達成するためには、毎回以下に示す4時間程度の予習・復習が必要となる。
 予習としては、事前に指示した文献資料を熟読してくること、ならびに適宜ドット・キャンパスで掲示する授業理解のためのキーワードについて各自で調べておくことを課す。
 また、講義後の復習として、講義中に示した事項について各自で調べるとともに、各自の発表のおり指摘された点について修正をおこない発表用レジメを修正することを課す。
 
評価方法 Evaluation Method
 発表(60パーセント)および授業への取り組み(40パーセント)をもとに総合的に評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 月曜6限(9号館21室)および授業後(教室)
 
使用書 Textbook (s)
特に教科書は指定しない。
参考書 Book (s) for Reference
安室知『田んぼの不思議』1[小峰書店]2013
安室知『日本民俗生業論』1[慶友社]2012
安室知『自然観の民俗学』1[慶友社]2016
必要に応じて授業中に指示する。
 
 
 
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