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 授業科目
 Course Title
民俗技術資料学特論
Technical Folklore Studies 
 担当者
 Instructor
教授   安室 知  前学期 火曜日3時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標 Target to be Reached
【知識・理解】
・民俗地図のリテラシーを知る。
【思考・判断】
・民俗の地理的分布から民俗文化を考察し、民俗学的思考を身につける。
【技能・表現】
・民俗学方法論として民俗地図を用いることができるようにする。

 
授業内容 Course Content
 民俗学では地理的分布をもとに日本の民俗文化を読み解くことがおこなわれてきた。もっとも大きな成果は柳田国男の『蝸牛考』であるが、その一方で分布を論じるときの主たる方法となる民俗地図については十分な議論がなされないままになっている。その結果、単に民俗分布の異同を示すだけの研究が少なくない。そうした現状を問い直し、民俗学方法論として民俗地図を提起する。
 なお、本授業は講義とともに受講者による発表から構成される。
 
授業計画 Course Planning
1.ガイダンス
2.民俗地図とは何か1 -柳田国男「蝸牛考」をめぐって-
3. 同      2 -渋沢敬三「日本魚名の研究」をめぐって-
4. 同      3 -柳田国男が描く日本地図について-
5. 同      4 -渋沢敬三が描く日本地図について-
6.民俗地図の実践1 -民俗誌の活用-
7. 同     2 -民俗アンケート調査の活用-
8. 同     3 -自治体史「長野県史民俗編」を例にして-
9.民俗地図の効用と限界1 -文化庁「民俗緊急調査」-  
10. 同        2 -文化庁「日本民俗地図」-
11.民俗分布を読み解く方法の開拓1 -民俗分布図の提案-
12. 同            2 -民俗領域図の提案-
13. 同            3 -民俗線形図の提案-
14.民俗地図をめぐる近年の動向 -まとめ-


 
授業運営 Course Management
 講義と受講生の発表および討論を中心に授業をおこなう。
 講義・発表中であっても、教員と受講生の間および受講生間における積極的な質疑応答を歓迎する。
 本講義を理解し教育目的を達成するためには、毎回以下に示す4時間程度の予習・復習が必要となる。
 予習としては、事前に指示した文献資料を熟読してくること、ならびに適宜ドット・キャンパスで掲示する授業理解のためのキーワードについて各自で調べておくことを課す。
 また、講義後の復習として、講義中に示した事項について各自で調べるとともに、各自の発表のおり指摘された点について修正をおこない発表用レジメを修正することを課す。
 
評価方法 Evaluation Method
 発表(60パーセント)および授業に取り組む姿勢(40パーセント)をもとに総合的に評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 月曜6限(9号館21室)および授業後(教室)
 
使用書 Textbook (s)
 必要な文献はそのつど指示する。
参考書 Book (s) for Reference
安室知『自然観の民俗学』1[慶友社]2016
安室知『日本民俗生業論』1[慶友社]2012
 必要に応じて授業中に指示する。
 
 
 
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