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 授業科目
 Course Title
現代社会特論
Contemporary Society
 担当者
 Instructor
教授   笠間 千浪  後学期 水曜日3時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
国際的感性とコミュニケーション能力/International sensibilities and communication capabilities
 
到達目標 Target to be Reached
ジェンダーの視点から学生各自のテーマを考察することによって、より深い社会現象の分析をめざす。
 
授業内容 Course Content
本授業は、社会学の見地によるジェンダー研究の視座から現代社会を再検討する。現代社会の分析は、ジェンダー(社会構築的性別)だけでなく、階層、「人種」、民族、エスニシティ、セクシュアリティなどの諸要因が複合的に関連しあい、またそうした概念もきわめて「関係」によって構築されている(すなわち本質的に最初から決定されているのではない)ことを無視しては成り立たない。

また、2015年に国連の全加盟国によって採択された「持続可能な開発目標SDGs(Sustainable Development Goals)」の17分野のなかにも「ジェンダー平等の実現(目標5)」が明記され、ジェンダーの観点で考察することは単なる「考え方の一つ」といったものではなく、すでに国際的な共通目標として設定されている。

それは、よく日本でいわれるような性別分業的な「女性(男性)ならでは~」といった二項対立的な枠組みではなく、むしろそうした枠組みを外そうとするものである。本授業ではこのような認識のもとで現代社会を再吟味する。

 
授業計画 Course Planning
各回の講義内容は以下のように予定しているが、少人数の演習形式でおこなうので、項目等が前後する場合もある。
予習や復習に関しては大学院科目ということを考慮して、各自の「問い」との関連でテーマに関する文献のリサーチや読み込みを実践することをおすすめしたい。


1. ガイダンス: 現代社会とジェンダー
     ―――自分のテーマにジェンダーの視点を取り入れること
2. 関係概念としてのジェンダーおよび関連概念
3. ジェンダー・権力関係・承認
4. ジェンダー秩序の歴史的形成: 近代以降と以前
5. ジェンダー秩序の歴史的形成(1) : 西欧
6. ジェンダー秩序の歴史的形成(2) : 日本
7. 高度経済成長期と性別分業体制
8. ジェンダー的主体化(1) : 教育
9. ジェンダー的主体化(2) : 文化的な介入と主体化――ポピュラーカルチャーとサブカルチャー
10. ケア労働とジェンダー(1) : 介護分野
11. ケア労働とジェンダー(2) : 看護分野
12. ケア労働とジェンダー(3) : 育児分野
13. 自己のテーマをジェンダー視点で分析する(1)報告
14. 自己のテーマをジェンダー視点で分析する(2)議論

 
授業運営 Course Management
基本的に履修学生のテーマや分野を考慮して文献や授業内容を再設定する。

こちらで文献やデータの提示をするが、履修学生にも自分のテーマや分野で先行研究のリサーチを実践してもらう。


 
評価方法 Evaluation Method
授業への取り組み姿勢が50%で提出レポートが50%である。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
月曜日の昼休み。
 


 
 
 
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