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 授業科目
 Course Title
国際事情(アジアA)
International Affairs (Asia A)
 担当者
 Instructor
准教授 大川 真由子  前学期 月曜日3時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
国際的感性とコミュニケーション能力/International sensibilities and communication capabilities
 
到達目標 Target to be Reached
 本講義の到達目標は、受講者が、①世界におけるイスラーム諸社会の現状を理解すること、②イスラーム社会が有する普遍性と多様性双方を眼差しながら、イスラームの基礎的な知識を習得すること、③イスラーム文化を学んだうえで、異文化(他者)理解を通じた自文化(自己)理解といった自己省察の姿勢を身につけることである。
 本講義は、イスラームに関する入門的内容であるため、後期に開講されるイスラーム社会のジェンダーを扱う「国際文化論(表象)」を履修しようと計画している者は、本科目を先に履修することが望ましい。また、イスラームの教義や社会について広く学びたい者は、共通教養科目の「宗教学」(イスラームを扱う科目)、中東の政治や言語について関心がある者は、それぞれ「国際事情(アジアC)」「国際文化論(言語)」を合わせて履修することをお勧めする。

 
授業内容 Course Content
 世界人口70億人の約20%はイスラーム教徒(ムスリム)人口であり、世界の200以上の国と地域に居住している。現代のイスラーム社会は、イスラームという普遍的価値を有しながらも、現実的には多様な姿を呈している。本講義では中東の事例が中心となるが、欧米や日本におけるムスリムの生活世界についても幅広く取り上げる。まずはイスラームの基礎知識を習得したうえで、グローバル化するイスラーム世界におけるジェンダー、経済、移民、宗教復興、オリエンタリズムの問題などを扱う。ムスリムの視点から事象を考察することで、イスラームの一枚岩的なイメージからの脱却を試みたい。
 
授業計画 Course Planning
 イスラーム世界のみならず、現代の国際情勢についての知見が求められるため、日頃から新聞やニュースに目を通しておくこと。また時間外学習としては、毎回配布するレジュメにて参考文献を紹介するので、関心をもったテーマの本については積極的に手に取ってほしい。

01. イントロダクション:イスラーム社会のとらえ方
02. イスラーム社会の多様性:宗教、民族、言語、衣食住
03. イスラーム入門:六信五行
04. 民衆のイスラーム:儀礼と民間信仰
05. アラブ遊牧民とラクダの現在:ビデオ鑑賞『オマーンのラクダレース』
06. 部族・民族・国家: 中東における部族概念と2つのナショナリズム
07. イスラーム主義とイスラーム復興:アラブナショナリズムからイスラーム復興へ
08. イスラームと経済:ファッション産業とイスラーム金融
09. 世界のイスラーム社会Ⅰ:ヨーロッパとアメリカ
10. 世界のイスラーム社会Ⅱ:日本
11. テロを考える:ビデオ鑑賞『ロンドン・リバー』
12. メディアとアイデンティティ:衛星放送の登場とネットによるイスラームの連帯
13. 中東におけるグローバル化とグローバリズム:イスラーム表象の問題
14. 総括

 
授業運営 Course Management
 パワーポイントを使った講義形式とし、途中、数分間の休憩時間を設ける。担当者のフィールドワークによる映像資料をふんだんに用いる。受講人数によっては、グループディスカッションも実施する。とくにテキストは用いず、毎回テーマごとのレジュメを配布する。配布資料は前週末までにdotCampusにアップロードするので、予習に活用されたい。また、欠席者およびレジュメを紛失した者も同じ方法で各自入手すること。なお、授業中の私語には厳重に対処する。
 
評価方法 Evaluation Method
 論述試験80%、平常点20%(授業内の小レポートを3~4回)。試験は自筆ノートに限り持ち込み可能なので、授業に出席してしっかりノートを取ること。ただし、講義を4回以上欠席した学生は評価の対象としない。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
月曜日12:15~12:45および金曜日12:15~12:45、17号館423号室(内線4311)。事前にメールにてアポを取ること。
時間の余裕があれば授業終了後の質問も受け付ける。

 


 
 
 
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