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 授業科目
 Course Title
公共の新しいかたちをもとめて
- ジェンダー -
Reorganizing the Public and the Private - State,Market,Family and Civil Society 
 担当者
 Instructor
教授   井上 匡子  前学期 木曜日4時限
  後学期 木曜日4時限
講師   橋場 典子  前学期 木曜日4時限
  後学期 木曜日4時限
講師   古居 みつ子  前学期 木曜日4時限
  後学期 木曜日4時限
講師   山本 千晶  前学期 木曜日4時限
講師   吉田 洋子  前学期 木曜日4時限
  後学期 木曜日4時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
国際的感性とコミュニケーション能力/International sensibilities and communication capabilities
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標 Target to be Reached
 ジェンダーの視点から国家・社会・家族、そして個人の関係を問い直し、自分が生きている(生きていく)世界や、学ぶ学問の世界を、これまでとは違った見方で、見たり考えたりすることができるようになることができるようになることが目標です。併せて、本講義ではライティングの方法を学び、上記の点を自らの意見として、論理的な文章にまとめることを目指します。
 
授業内容 Course Content
 国家、市場、家族、コミュニティ、そして個人の関係は、現在大きく変容しています。その背景には、公や私、あるいは親密さについての新しい考え方や関係が生まれています。でも、私たちが生きている現実の世界や、学んでいる学問の世界では、以前の枠組みのままで制度が構築され、運用されている場合がたくさんあります。

 このズレを「ジェンダーの視点」から明らかにし、新しい公共や私についての考え方や関係を学びます。そして、現在私たちが生きている世界や、これから私たちが学ぶ学問の世界を、これまでとは違う見方でみることができるようになることを目指します。

 この講義では、以上の点を「ライティング」を中心に、学びます。少人数(25人)の講義です。講義の中や宿題として実際にエッセイを書いてもらい、相互に添削するなどの手段を通じて、アカデミック・ライティングの方法を身につけてもらいます。

 といっても、難しく考えることはありません。文献を読んだり、ビデオなどを見たり、学内・外の講師による講演を聞いたり、グループ・ワークを通して議論したりしながら、楽しく勉強しましょう。その上で、成果物としてのコースエッセイをまとめてもらいます。

 今期は、「近代家族とその動揺」と「家族とすまい/住まい方の変容」をテーマにします。

 文系の方も、理系の方も、大歓迎です。

 なお、「公共の新しいかたちをもとめて」には、1ジェンダー、2法律、3政治と、3種類の講義があります。これらは、別の講義ですので、ご注意ください。内容的には深く関連していますので、あわせて履修をしていただきたいと思います。

 また、「公共の新しいかたちをもとめて1−ジェンダー」という同名の講義が水曜2限にありますが、内容が異なりますのでご注意ください。

 この講義の構想・準備にあたっては、神奈川大学男女共同参画推進室の事業として、神奈川県、横浜市、かながわ女性センター、NPO法人かながわ女性会議、そして神奈川大学ジェンダー研究会の皆さんにご協力をいただきました。
 
授業計画 Course Planning
各回の講義内容は次のように予定していますが、時間や受講生の興味関心との関係で若干前後する場合もあります。

トピックスごとに、文献を指定・配布します。予習として、配布の文献を読み、レジュメを作成してください。また、グループワークの内容により、予習・復習など、さまざまな宿題があります。

なお、予習・復習を合わせて、各回4時間程度の自己学習を想定しています。予習については、複数回をまとめて行っても良い。但し、復習に関しては毎回ごとに実施することが望ましい。

グループワークの手法を取り入れていますので、受講生の積極的な参加が不可欠です。また、予習の不備は、ご自身の学習成果にネがティプな影響があるだけではなく、グループの他のメンバーに迷惑をかけることになりますので、ご注意下さい。


Ⅰ、導入
 1、イントロダクション
    講義の進め方 
    成績評価について
    ショートエッセイの作成
 2、ジェンダーとは何か
    教科書を使った講義 1
    
 3、ジェンダーの視点からの問題発見
    教科書を使った講義 2
    グループワークを通じて
    アカデミック・ライティングとは何か

Ⅱ、 近代家族とジェンダー
 4、講演・近代家族とその動揺
 5、家族論の検討 1
    問題発見
 6、家族論の検討 2
    教科書を使った講義 3
     国家と家族
     親密圏と公共圏/公共性
    アカデミック・ライティングについて

Ⅲ、近代家族とその動揺
 7、近代家族とその動揺 
   同性婚と家族のありかたの変容
 8、近代家族とその動揺 2
   文献の講読など
   エッセイ(レポート)の作成へ向けて・・・グループ・ワークによるテーマの深化
 9、近代家族とその動揺 3
   アカデミック・ライティングの方法と実践
    ピア・コリジェ(相互添削)

Ⅲ、家族とすまい/住まい方の変容
 10、家族とすまい 1
    間取りの変化と家族の関係の変化
   性別役割分業との関係、
 11、家族とすまい 2
新しいすまいかたへの模索
 12、家族とすまい 3
   文献購読、
   グループワークによるテーマの深化
 13、家族とすまい 4
   アカデミック・ライティングの方法と実践
    ピア・コリジェ(相互添削)

Ⅳ、まとめ
 14. コース・エッセイに向けて
 テーマ・問題の確認


*受講生の数や講堂の都合などにより、講義の順番が変更になることがあります。毎回のお知らせに注意して下さい。
*取り上げる文献は、指定の上、配布します。



 
授業運営 Course Management
講義と参加人数に合わせたグループワークを、有機的に組み合わせて進行・運営します。
随時、エッセイ(レポート)の提出を求めます。
随時、リアクション・ペーパーやレポートなどの提出を求めます。
成果物として、コース・エッセイ(レポート)を作成・提出すること。

さまさまなかたちで、宿題(予習・復習)がでます。グループワークの手法を用いますので、予習の不備は、ご自身の学習成果にとりネガディヴな影響があるだけではなく、グループの皆さんに迷惑を掛ける事になります。ご注意下さい。

注意事項
1,講義の内容や方法(グループワークなど)の関係から、毎回出席することが前提の講義です。
 原則として、欠席は認められませんので、ご注意ください。
2,受講者の人数の上限(25人)があります。


 
評価方法 Evaluation Method
平常点 4割・・・講義やワークなどへの参加度、ショートエッセイ
    出席それ自体により得点があるわけではありませんが、全回出席が前提の講義ですので、
    欠席した場合は何らかの方法で補っていただくことになります。
    講義の内容などの点からそれが難しい場合は、減点の可能性もあります。

成果物 6割・・・コース・エッセイ(レポート)

 
オフィスアワー Office Hour (s)
木曜日 12時〜13時
場所 28号館男女共同参画推進室

ただし、急な会議などで留守にすることもあるので、注意してほしい。
Eメールなどで、アポイントメントをとることがのぞましい。
 
使用書 Textbook (s)
広岡守穂・井上匡子・吉田洋子・山本千晶・荻野佳代子他『ジェンダーと男女共同参画』[かながわ女性会議]2015

参考書 Book (s) for Reference
千田・中西・青山『ジェンダー論をつかむ』[有斐閣]2013

 
 
 
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