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 授業科目
 Course Title
中国文学概説B
Outline of Chinese Literature B
 担当者
 Instructor
助教   松浦 智子  後学期 金曜日2時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
 
到達目標 Target to be Reached
①中国古典の代表的な作品とそれにまつわる人物や文化的事象の知識を歴史の流れにそって身につける。また、中国古典作品や人物・文化・歴史事象と日本との関わりについても理解する。
②中国古典読解の基礎を身につけるとともに、中国古典作品を音読できる力を得る。
③講義の内容を適切に書きとめる力と、論理的な思考にもとづき正しい日本語でレポートを作成できる能力を身につける。

 
授業内容 Course Content
「中国」は複雑な様相をもつ。この国を理解するには、その長い歴史のなかで育まれた文化や文学を知る必要がある。そこで本講義では、古代から近世に移り変わる手前にかけての代表的な作品を、歴史の流れに沿って社会・文化背景とともに見ていく。これに付随して、こうした作品が日本の社会・文化に伝播・影響していく様相についても説明していきたい。また、中国語教員免許をとるための必修科目であるこの本講義では、作品をみる際に一部中国語による音読を取りいれる。それにより、作品のより深い理解をめざす。
 
授業計画 Course Planning
この講義では以下の内容を解説していく予定である。ただし、授業進度によって内容が前後する場合や、最新の研究成果を反映させるため一部授業内容を変更する場合がある。
テキストには毎回配付する資料を使用するが、とくに作品の和訳・現代語訳などについては、復習として次回の授業までにかならず通読し、作品内容に対する理解を深めておくこと。また、授業の終わりに適宜次回授業の予告を行うので、それにもとづき関連の文化事象の予習を行うこと。予習・復習の延長作業としては、レポート作成にむけて関連する資料を集め、分析・考察を行う必要もある。

1.ガイダンス:シラバスの記載事項の確認
  漢字の誕生:占いと甲骨と『易』
2.古代のうたと王の書:『詩経』と『書経』
3.歴史書の「はじまり」:『春秋』と『春秋左氏伝』
4.乱世の思想家たち①:儒家と道家と『論語』『孟子』『老子』
5.乱世の思想家たち②:兵家と法家と縦横家と『孫子』『韓非子』
6.歴史書と文学①:秦の始皇帝と物語(『史記』)
7.歴史書と文学②:項羽と劉邦と物語(『史記』)
8.歴史書と文学③:漢の武帝と西域の物語(『史記』『漢書』)
9.歴史書と文学④:『後漢書』『三国志』と三国の英雄たち
10.歴史書と文学⑤:その後の芸能と三国志
11.六朝の怪談話:幽霊と怪異と『幽明録』『捜神記』
12.六朝の文人:乱世の人物評と『世説新語』
13.六朝のうた:『文選』と『玉台新詠』
14.まとめと試験
 
授業運営 Course Management
授業は毎回配布する資料にそって内容解説をする講義形式ですすめるが、中国語の学習と学生の積極的な授業参加をうながすため、作品の一部を学生に音読してもらう。また、単元の終りごとに講義内容についてのミニレポートを作成してもらうため、配布資料をもとに板書やPPTの内容をしっかりと書き留めること。また、学期中に授業内容をふまえたレポートを課し、学期末には試験を行う。
 
評価方法 Evaluation Method
授業時のミニレポートを20%、レポートを30%、試験を30%として評価。レポートは採点のうえ返却するので、必ず講評を確認すること。ただし、授業の3分の1以上を欠席した者は、成績評価の対象としない。
また、授業中にスマートフォンや携帯などを操作した場合、欠格とするため、必ずカバンにしまうこと。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
・場所:20号館429研究室
・時間:火曜日の14:00~15:00と金曜日の14:30~15:00

 

参考書 Book (s) for Reference
『授業時に適宜紹介する』

 
 
 
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