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 授業科目
 Course Title
生物学
- 最近の先端医療を考えてみよう -
Biology 
 担当者
 Instructor
教授   朝倉 史明  後学期 火曜日5時限/土曜日1時限
      /土曜日3時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標 Target to be Reached
 本講義の到達目標は、受講生が、①細胞分裂や遺伝の法則の基礎的内容を知ること、②クローン作製や再生医療の先端的内容の基礎的内容を知ること、③近年発達の目覚ましい生殖医療の基礎的内容を知ることなどを通じて、本学のカリキュラム・ポリシーに従い、卒業した後にも活きる身近になりつつある先端医療について考える力を身につけることである。
 
授業内容 Course Content
 20世紀後半目覚しく発展した分子レベルの生物学であるが、それを基礎とした様々な技術が開発されてきた。また、21世紀に入った現在も、新しい技術が活発に開発されつつある。生物学に関連した新しい技術は、私たちの暮らしに徐々に入りつつあるが、どのような影響をもたらすのであろうか。本講義では、特に、医療について考えていく。
 新しい技術は同時に多くの問題も提起した。倫理的な問題、法律の整備などを考える上でも、まずそれら新しい技術の内容を知ることが必要である。本講義で倫理や法律については深く触れないが、その基礎的内容を知った上で各自に考えていただきたい。
 
 
授業計画 Course Planning
 講義は、前後することなく、次の順に進める。ただし、一回の講義につき、一項目とは限らない。
 講義前に配付資料をdotCampusにてアップロードしておくので、予習として、配付資料を事前に読んでくることが必要である。また、毎回、前回の内容に関連した新たな内容に進んでいくので、十分な理解のために一回一回の講義内容の復習を欠かさないようにすることが必要である。
 なお、予習・復習あわせて各回あたり約4時間の自己学習を想定している。

1. ガイダンス/本科目の学び方
  受講する上での注意事項と講義内容の説明を行う。
2. 生物学IIの基礎(1) 染色体
  細胞分裂を知る上で欠かせない染色体について、基礎的内容を学ぶ。
3. 生物学IIの基礎(2) 二つの細胞分裂
  体細胞分裂と減数分裂について、その基礎的内容を学ぶ。
4. 生物学IIの基礎(3) 遺伝の法則
  遺伝の法則について、その基礎的内容を学ぶ。
5. 生物学IIの基礎(4) DNAの概説
  前期の生物学Iで扱ったDNAの内容について、その概略を学ぶ。
6. クローン・再生医療(1) クローンとは
  クローンとはどのようなものか、その定義について考える。
7. クローン・再生医療(2) クローン家畜の育成
  クローン家畜の育成方法と細胞分化について、その基礎を学ぶ。
8. クローン・再生医療(3) 再生医療と幹細胞(その一)
  再生医療とはどのような医療か、さらに、ES細胞とiPS細胞について学ぶ。
9. クローン・再生医療(4) 再生医療と幹細胞(その二)
  再生医療の最近の進展とiPS細胞などの再生医療以外への利用を学ぶ。
10. 生殖医療(1) 不妊の要因
  多岐にわたる不妊に関する要因について学ぶ。
11. 生殖医療(2) 不妊治療
  日本で認められている不妊治療とそうでない不妊治療について学ぶ。
12. 生殖医療(3) 出生前診断と着床前診断(その一)
  出生前診断とはどのような診断であるかを学ぶ。
13. 生殖医療(4) 出生前診断と着床前診断(その二) 
  着床前診断の方法を学び、その目的について考える。
14. 生殖医療(5) 出生前診断と着床前診断(その三) 
  出生前診断と着床前診断の問題点について考える。
 
授業運営 Course Management
 以下のことには注意し、講義に臨むようにすること。
1. 積極的に講義に出席することが大事である。
2. 高校において生物を履修していない学生がいることを前提に講義するので、その心配はいらない。
3. 質問がある時には、その都度、遠慮なく質問すればよい。
4. 教科書は使用しないが、毎回プリントを配布し、それに従って講義を進めていく。
5. 配布資料はdotCampusにもアップロードする。ぜひ予習をしておいてほしい。
6. 毎回、新たな内容に進んでいくので、次回までに一回一回の講義内容の復習を欠かさないようにすることが重要である。

 
評価方法 Evaluation Method
 講義時間内に行う課題(40%)と期末に提出するレポート(60%)により評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 授業後の教室あるいは研究室(6号館304号室)で受け付ける。いつ訪ねてもらっても良いが、後期講義期間中、火曜日の昼休みと3限はほぼ研究室にいる。
 

参考書 Book (s) for Reference
中村桂子著『食卓の上のDNA』[ハヤカワ文庫]
東嶋和子著『遺伝子時代の基礎知識』[講談社ブルーバックス]

 
 
 
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