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 授業科目
 Course Title
生物学
- 生物の進化を遺伝子の基礎から考えてみよう -
Biology 
 担当者
 Instructor
教授   朝倉 史明  前学期 火曜日5時限/木曜日4時限
      /土曜日1時限
 単 位
 Credit
2

関連するディプロマポリシー Related Diploma Policy
自立した良識ある市民としての判断力と実践力/Judgment and practical ability as an independent citizen of sound sense
時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能/Expert knowledge and skills to address the issues of the age and the demands of society
 
到達目標 Target to be Reached
 本講義の到達目標は、受講生が、①生物とはいかなるものかという最も重要な基本内容を知ること、②生物進化の基礎的内容を知ること、③進化の根本にある遺伝子本体であるDNAの基礎的内容を知ること、などを通じて、本学のカリキュラム・ポリシーに従い、卒業した後にも活きる生物多様性について考える力を身につけることである。
 
授業内容 Course Content
 地球上には実に多種多様な生物が生存している。これは地球上でのおよそ三十八億年の生命の歴史の中で、たった一種であった生物が進化を遂げてきた結果である。これら多種多様な生物は、いずれもその生活環境に見事に適応して生活を営んでいる。
 それでは、進化とはどのような機構で起こるものであろうか。現存するそれぞれの生物種にはどのような進化の歴史があるのだろうか。現在、進化学と言われる分野ではどのような研究がなされ、どのような新しい発見があるのか。これらのことについて、その根本となる遺伝子本体であるDNAの基礎的な内容から概説する。
 
授業計画 Course Planning
 講義は、前後することなく、次の順に進める。ただし、一回の講義につき、一項目とは限らない。
 講義前に配付資料をdotCampusにてアップロードしておくので、予習として、配付資料を事前に読んでくることが必要である。また、毎回、前回の内容に関連した新たな内容に進んでいくので、十分な理解のために一回一回の講義内容の復習を欠かさないようにすることが必要である。
 なお、予習・復習あわせて各回あたり約4時間の自己学習を想定している。

1. ガイダンス/本科目の学び方
  受講する上での注意事項と講義内容の説明を行う。
2. 生物とは(1) 生物と無生物
  生物とはどのような存在か、無生物と比較しながら考える。
3. 生物とは(2) 生物の基本単位である細胞
  生物の大きな特徴である細胞について、その基礎的内容を学ぶ。
4. 生物とは(3) 生物の分類
  多様な生物の分類方法について、その基礎的内容を学ぶ。
5. 生物の進化(1) 用不用説
  最初に提出された進化論である用不用説を学ぶ。
6. 生物の進化(2) 自然淘汰(その一)
  広く認められている自然淘汰理論の基礎的内容を学ぶ。
7. 生物の進化(3) 自然淘汰(その二) 
  どのようにして自然淘汰理論に到達したか、その研究の基礎を学ぶ。
8. 生物の進化(4) 進化医学
  自然淘汰の観点から様々な疾病について考え、生について考える。
9.  生物の進化(5) 性淘汰
  自然淘汰とは異なる視点からの進化の仕組みを考える。
10. 遺伝子(1) 遺伝子の本体(DNA)
  遺伝子の本体であるDNAとはどのような物質かその基礎的内容を学ぶ。
11. 遺伝子(2) DNAの複製と遺伝子の発現(その一)
  DNAの複製様式と遺伝子発現の基礎的内容を学ぶ。
12. 遺伝子(3) DNAの複製と遺伝子の発現(その二)
  遺伝子発現について少し詳しい内容を学ぶ。
13. 遺伝子(4) 遺伝暗号とDNAの変異
  遺伝子に用いられている暗号について学ぶ。
  さらに、DNAの情報がいかにして変化するのか、その仕組みを学ぶ。
14. 分子でみる進化
  生物の進化についてDNAやタンパク質レベルで考える。
 
授業運営 Course Management
 以下のことには注意し、講義に臨むようにすること。
1. 積極的に講義に出席することが大事である。
2. 高校において生物を履修していない学生がいることを前提に講義するので、その心配はいらない。
3. 質問がある時には、その都度、遠慮なく質問すればよい。
4. 教科書は使用しないが、毎回プリントを配布し、それに従って講義を進めていく。
5. 配布資料はdotCampusにもアップロードする。ぜひ予習をしておいてほしい。
6. 毎回、新たな内容に進んでいくので、次回までに一回一回の講義内容の復習を欠かさないようにすることが重要である。
 
評価方法 Evaluation Method
 講義時間内に行う課題(40%)と期末に提出するレポート(60%)により評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 授業後の教室あるいは研究室(6号館304号室)で受け付ける。いつ訪ねてもらっても良いが、前期講義期間中、木曜日の2限と昼休みはほぼ研究室にいる。
 

参考書 Book (s) for Reference
長谷川眞理子著『進化とはなんだろうか』[岩波ジュニア新書]
中内光昭著『DNAがわかる本』[岩波ジュニア新書]
中村桂子著『あなたのなかのDNA』[ハヤカワ文庫]

 
 
 
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