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 授業科目
 Course Title
スペイン語圏文化特殊講義A1
Lectures in Spanish and Latin American Culturers A1
 担当者
 Instructor
教授   小倉 英敬  前学期 木曜日4時限/木曜日7時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 欧米言語文化専攻のカリキュラム・ポリシーに従い、以下を到達目標とする。
 本講義の到達目標は、1415年のポルトガルのセウタ占領によって開始されたヨーロッパの世界的な植民地主義的拡大以降、現在まで継続している植民地主義に関して歴史的考察を行うことによって、受講生がより適切な歴史観と時代認識を身につけることです。
 本講義は、大学院外国語学研究科および欧米言語文化専攻のカリキュラム・ポリシーに従い、スペイン語圏だけでなく国際社会全般に通用する専門的な知識と幅広い教養を修得するために編成されています。
 
授業内容 Course Content
 本講義は、拙著『「植民地主義論」再考』の講読を通じて、植民地主義の段階区分を理解するとともに、それぞれの段階における植民地主義の諸様相を理論的に考察し、旧植民地諸国の脱植民地化を経て、どのような植民地主義の「負」の遺産が継続しているかを理解することで、現在の国際社会の実態を知ることを目指します。
 
授業計画 Course Planning
 各回の講義内容は次のように予定している。予習として、各回の該当頁を予め読んでおくことが不可欠であり、また復習として講義内容の歴史的意味合いを再考することを勧めます。
1.ガイダンス(シラバスの記載事項を確認し、本講義の目的を説明する)
2.植民地主義および奴隷制に関する謝罪要求と賠償請求の歴史と背景を理解する。
3.「植民地化」と「植民地主義」の定義を確認する。
4.ポルトガルの植民地主義史を理解する。
5.ポルトガルのブラジル植民地化を整理する。
6.スペインの植民地主義史を理解する。
7.スペインのカリブ海地域植民地化を整理する。
8.スペインのアメリカ大陸部分の植民地化を整理する。
9.16世紀スペインに生じた「インディス論争」の歴史的意味を考察する。
10.近代奴隷制の概要について考察する。
11.アメリカ大陸の先住民奴隷化について整理する。
12.先住民奴隷制から黒人奴隷制への移行プロセスを整理する。アルベルト・サンチェスの思想(2)
13.先住民・黒人奴隷の抵抗の歴史を概観する。
14.奴隷貿易および奴隷制が廃止された背景を考察する。
15.まとめ、受講生のレポート発表。
 
授業運営 Course Management
 授業は、拙著『「植民地主義論」再考』の講読と演習形式を組み合わせて実施します。年間の植民地主義論を理解するうえで、前期の授業の理解は必須となるので、予習・復習は不可欠です。参考文献については適宜紹介します。
 
評価方法 Evaluation Method
 毎回の授業における理解度を基準に(50%)、受講生の期末レポート発表の結果(50%)を合わせて総合的に判断します。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
月曜日12:10~13:00、水曜日12:10~13:00、金曜日12:10~13:00(20-442)
 
使用書 Textbook (s)
『「植民地主義論」再考』初版[揺籃社(小倉英敬)]2017年


 
 
 
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