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 授業科目
 Course Title
日本芸能論A
Japanese Performing Arts Theory A
 担当者
 Instructor
教授   松本 和也  前学期 月曜日3時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
本講義の到達目標は、受講生が、①日本の近現代演劇についての知見を深め、②映像資料を通じて、実際の舞台の模様を分析的に鑑賞し、③さまざまな演劇の成立事情や方法論を歴史的な条件とともに学び、④以上を総じて、日本のパフォーミング・アーツについて言語化できるようになることである。
 
授業内容 Course Content
日本の近現代演劇について、その史的な流れを軸に概要を講義し、あわせて映像資料などを用いて実際に鑑賞し、批評していく。また、現代演劇については、戯曲や演出などの方法論にも積極的にアプローチし、実作者の話を聞く機会も設ける。また、日本のパフォーミング・アーツについて言語化するため、分析の観点や批評の書き方も学ぶ。
 
授業計画 Course Planning
各回の講義内容は、一応次のように予定しているが、映像資料時間の関係で前後することがある。予習としては、演劇論や戯曲などのテキストに目を通しておくこと、復習としては、講義内容と映像資料の関連性や、他のパフォーミング・アーツとの差異や類似点を確認しておくことが望ましい。

1:ガイダンス(授業概要説明)──『幕が上がる』1
2:イントロダクション(演劇の現在)──『幕が上がる』2
3:日本近代演劇史──『ハムレット』ほか
4:近代劇について──三島由紀夫『近代能楽集』1
5:上演と演出──三島由紀夫『近代能楽集』2
6:日本現代演劇史──『トロイアの女』
7:平田オリザの方法論1──『東京ノート』1
8:平田オリザの方法論2──『東京ノート』2
9:平田オリザの方法論3──ロボット演劇『三人姉妹』1
10:平田オリザの方法論4──ロボット演劇『三人姉妹』2
11:ポスト平田オリザの展開1──チェルフィッチュ『三月の5日間』
12:ポスト平田オリザの展開2──ままごと『わが星』
13:古典と現代劇の融合──野田秀樹『研辰の打たれ』
14:〈3・11〉と現代演劇──『現在地』
15:まとめと2017年のパフォーミング・アーツ
 
授業運営 Course Management
映像資料やパワーポイントを用いながらの講義形式とする。意欲的に映像資料をみることとあわせて、受講生が授業外でも積極的に映像作品を鑑賞し、各種劇場に足を運ぶことが望ましい。授業では、4月末に下北沢ザ・スズナリで上演される、三条会『近代能楽集』(原作・三島由紀夫)の観劇を必須とし、演出家とのトークの機会も設ける(チケット代補助制度あり、詳細は授業時に説明する)。
 
評価方法 Evaluation Method
上記『近代能楽集』についてのレポート=批評文(50%)と、授業内容の確認も含めた小テスト=『現在地』についての批評(50%)とを総合して評価する。 
 
オフィスアワー Office Hour (s)
月曜昼休み、研究室にて(メールなどで事前にアポイントを取って下さい)。
 
使用書 Textbook (s)
授業時にレジュメ等を配布する。
参考書 Book (s) for Reference
松本和也『平田オリザ 〈静かな演劇〉という方法』[彩流社]2015

 
 
 
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