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 授業科目
 Course Title
中国文化研究
Chinese Culture 
 担当者
 Instructor
教授   村井 寛志  前学期 木曜日3時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 この授業では、受講者が香港・台湾近現代史の研究に必要な方法論を身につけ、自らの研究に応用する能力を身につけることを目標とする。
 
授業内容 Course Content
近年、中国の国際政治・経済における影響力が飛躍的に強まっていく中で、その周辺の台湾・香港では独自のアイデンティティを強調する動きが強まっている。本講義では、「香港人」、「台湾人」といったアイデンティティの成立と変容について、両地域についての歴史を通して考察を深めていきたい。その際、日本における沖縄、欧州諸国における分離主義等の動きも適宜参照し、近代国家形成過程やグローバリゼーションの中での起こってきた様々な地域主義的な動向と比較を試みたい。
 
授業計画 Course Planning
 受講者は分担した中国語文献について事前に予習し、報告を行う。
 各回の報告担当者以外に関しても、配布された中国語文献については事前に簡単に目を通しておくことを勧める。各回の授業で参考文献を紹介するので、復習としてそれらを読んでみることを勧める。 

1.導入:ナショナリズムと地域主義的アイデンティティ、シラバスの記載事項についての確認
2.香港史概論(1):植民地初期の香港
3.香港史概論(2):戦後香港社会の形成
4.香港人アイデンティティの形成と変容
5.中国への返還後の香港人アイデンティティの変化
6.香港映画から見たアイデンティティ(1):返還前
7.香港映画から見たアイデンティティ(2):返還後
8.香港の社会運動と香港人アイデンティティ
9.台湾史概論(1):日本植民地時期の台湾社会
10.台湾史概論(2):戦後国民党統治下の台湾の「中国化」
11.台湾史概論(3):民主化と「本土化」
12.台湾人アイデンティティの形成と変容
13.他地域の分離主義的アイデンティティとの比較―沖縄の例から―
14.香港現代史の中の「台湾」―調景嶺の難民キャンプから―
15.まとめと討論
 
授業運営 Course Management
 受講者は分担した中国語文献について事前に予習し、報告を行う。
 
評価方法 Evaluation Method
 中国語の研究文献に関する課題報告(80%)、授業中の積極的な発言、質問(20%)。 
 3回以上欠席した者は評価の対象としない(遅刻2回で1回の欠席として数える)。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
月曜18:00、村井寛志研究室
 


 
 
 
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