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 授業科目
 Course Title
中国歴史研究
Chinese History 
 担当者
 Instructor
准教授 中村 みどり  後学期 水曜日2時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 中国の近代文化は日本と密接に結びついている。その媒介の主役となったのが留学生であった。本授業では、文学史の角度から中国人日本留学生がいかに中国の近代文学の形成に寄与したかを学び、また留学生の精神史にも焦点を当て、日中関係について多角的に捉える。


 
授業内容 Course Content
 中国人日本留学生が1921年に結成した文学団体創造社について、そのメンバーであった陶晶孫を軸に論じた研究書一冊を精読し、同時に創造社メンバーの中国語作品の読解を進めながら、日中をつなぐ文学・文化史について学ぶ。
 
授業計画 Course Planning
 予習として、近代日中の歴史の流れを頭に入れた上で、次回閲読する部分を精読し、歴史的背景や登場人物で不明な点を明らかにしておくことを求める。特に発表者はレジュメの作成など事前準備をしっかり行うこと。復習としては、前回取り扱った内容および発表者のレジュメに目を通しておくことを求める。


第1回:ガイダンス、シラバス記載事項の確認
第2回:第4章 創造社主力軍の一斉帰国と国内展開(第1節 回帰)
第3回:第4章 創造社主力軍の一斉帰国と国内展開(第2節 籠城)
第4回:第5章 陶晶孫の仙台留学時代(第1節 東北帝国大学時代)
第5回:第5章 陶晶孫の仙台留学時代(第2節 新感覚派の文学)
第6回:創造社作家の作品読解(陶晶孫:仙台時代)
第7回:創造社作家の作品読解(郁達夫:中国帰国後)
第8回:第6章 帰国後の陶晶孫(第1節 帰国初期)
第9回:第6章 帰国後の陶晶孫(第2節 自然科学への道)
第10回:1930年代における中国人日本留学生について
第11回:第7章 屈辱と苦渋に満ちた日本占領時代(第1節 日中戦争)
第12回:第7章 屈辱と苦渋に満ちた日本占領時代(第2節 「大東亜文学者大会」)
第13回:創造社作家の作品読解(陶晶孫:戦時)
第14回:創造社作家の作品読解(郁達夫:戦時)
第15回:1940年代における中国人日本留学生について

 
授業運営 Course Management
 毎回担当者に、概要をまとめ、かつ関連事項について調べたレジュメを作成し、発表してもらう。
その内容や提出された問題についてディスカッションを行う。




 
評価方法 Evaluation Method
通常授業における課題発表
 ※授業の1/3以上を欠席した者は、その時点で評価対象外となるので注意すること。





 
オフィスアワー Office Hour (s)
曜日時限:火曜日昼休み、場所:中村研究室(20号館-425)
 
使用書 Textbook (s)
厳安生『陶晶孫 その数奇な生涯』[岩波書店]2009年


 
 
 
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