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 授業科目
 Course Title
通信工学特論
Communication Engineering
 担当者
 Instructor
教授   齊藤 隆弘  前学期 金曜日2時限
教授   豊嶋 久道  前学期 金曜日2時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 本講義の到達目標は、受講生が通信工学の基礎であるディジタル信号処理、及びディジタル通信理論の基本的な考え方を学び、その数理を正確に理解し、具体的な通信技術をより深く理解するための基盤を構築することである。
 
授業内容 Course Content
 本講義は、ディジタル通信工学の数理的な側面に焦点を絞り、その基礎について学ぶものである。本講義の前半は、豊嶋が担当し、ディジタル通信処理の基礎であるディジタル信号処理について講義する。すなわち、線形システム、フーリエ変換、その他の信号処理に有用な変換、ディジタルフィルタの設計・回路構成・最適構成法について学ぶ。本講義の後半は、齊藤が担当し、ディジタル通信理論について、数理的立場から講義する。すなわち、信号空間論、不規則信号論、統計的推定と変復調理論、Shannon理論のエッセンスについて学ぶ。本講義の水準は、通信・情報を専攻分野としていない院生諸君でも十分に理解できる内容とする。
 
授業計画 Course Planning
 計15回の授業における、具体的な講義項目は以下の通りである。なお、下記の授業回数の計画は、一応の目安である。受講学生の理解度により、項目ごとの時間数は増減する。予習としては予め配布した資料に目を通しておくこと、復習としては宿題を通して講義の内容を正確に理解することが必要である。
(1)ディジタル信号処理(担当:豊嶋久道)
第1回 連続系と離散系の線形システム
第2回 離散フーリエ変換と高速フーリエ変換
第3回 信号処理のための諸変換
第4回 FIRディジタルフィルタの設計
第5回 IIRディジタルフィルタの設計
第6回 ディジタルフィルタの回路構成
第7回 有限語長表現のための構成最適化
(2)ディジタル通信理論(担当:齊藤隆弘)
第8回 ヒルベルト空間と関数近似理論(標本化定理の一般化)
第9回 雑音と信号の統計的解析
第10回 統計的推測と統計的信号処理
第11回 ML推定とMAP推定
第12回 ディジタル変復調と最適受信
第13回 Shannon理論Ⅰ: 情報量概念と符号化限界
第14回 Shannon理論Ⅱ: レート歪理論
(3)まとめ(担当:豊嶋久道・齊藤隆弘)
第15回 まとめ: 本講義で学んだ内容を要約し、復習する。
 
授業運営 Course Management
 授業計画に従って、授業時間毎に学ぶべき重要事項を、具体例をあげながら解説する。また、履修事項の修得を確実にするため、各単元の解説後に学習内容に関する問題演習を、宿題の形式で適宜課す。
 
評価方法 Evaluation Method
 ディジタル信号処理とディジタル通信理論の数理を正確に理解することが重要であり、この観点から問題演習を行い、演習の達成度によって成績を総合評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 豊嶋久道: 質問は授業開講日の12:00~13:00に講義教室にて受け付ける。
 齊藤隆弘: 質問は授業開講日の12:00~13:00に23号館6階23-618室(画像工学研究室)にて受け付ける。
 
使用書 Textbook (s)
 開講時に各担当者より指示する。
参考書 Book (s) for Reference
 開講時に各担当者より指示する。
 
 
 
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