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 授業科目
 Course Title
地域社会学特論
Community Sociology
 担当者
 Instructor
教授   横倉 節夫  後学期 火曜日4時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 本講義の到達目標は、受講生が、①今日変動の過程にある日本の地域社会と住民生活の現状と課題についての地域社会学に基づく理論的実証的理解と、②地域政策形成のための基礎的能力を身に付けられることである。
 
授業内容 Course Content
 現代日本の地域社会と住民生活は変動過程にあり、課題もまた多い。本講義では、こうした地域社会と住民生活の現状と課題について、地域社会学的研究にもとづく構造的把握や地域社会の再生を目指す政策制度形式と地域住民の集合的活動を中心に述べる。
 
授業計画 Course Planning
1. シラバス記載事項の確認。現代日本の地域社会再生という課題
2. 高度成長期の工業化・都市化
3. 高度成長期の地域社会の変貌
4. 今日の産業変動と地域再開発
5. 今日の地域格差
6. 地域のコミュニティ機能の希薄化
7. 地域における社会的孤立
8. 地域住民の生活問題(1)経済的基盤の変化
9. 地域住民の生活問題(2)福祉・教育
10. 地域における公共性の再構築
11. 地域政策の役割
12. 市民的共生システムの必要性
13. 公民協働の意義と実例
14. 地方分権と自治体の役割
15. 市民自治と地域社会の再生 
 上記項目を通じた本講義の概略を述べる。1は本講義の問題意識、2~3は、高度成長期の地域の変貌について述べる。4~9は、1990年代以降のグローバル化、脱工業化による産業変動やコミュニティ機能の希薄化など今日の地域社会の構造的把握と住民生活の諸問題について述べる。10~15は、地域社会再生のための公共性の再構築と住民自身による自発的活動、さらにそれを保証する地方分権について述べる。予習・復習は参考書等の該当部分をまとめること。
 
授業運営 Course Management
 上記到達目標を達成するため、受講生の問題意識を触発し、それを地域社会・住民生活の構造的把握と政策制度形成に結びつけることを重視して授業を行う。受講生も、とくに復習ではこうした点を意識して行って欲しい。
 
評価方法 Evaluation Method
 学期末のレポート(具体的な問題を取り上げ、その地域社会学的解明と政策提案を課題とする)の水準で評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
 月曜日昼休み 17号館425号研究室 その他はメールで日程調整を行う。
 

参考書 Book (s) for Reference
 宮本 憲一『公共政策のすすめ』[有斐閣]1998年
 横倉 節夫 他編『公民の協働とその政策課題』[自治体研究社]2005年
 松野 他『現代地域問題の研究』[ミネルヴァ書房]2009年

 
 
 
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