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 授業科目
 Course Title
無機結晶化学特論
Inorganic Crystal Chemistry
 担当者
 Instructor
教授   本橋 輝樹  後学期 木曜日2時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
本講義の到達目標は、受講生が、超伝導・熱電変換特性・触媒活性・強磁性など無機固体材料の示す顕著な機能性の背景にある結晶構造・電子構造を理解し、化学的手法による機能性制御法・材料創製法を学ぶことである。
 
授業内容 Course Content
無機固体材料では、その構成元素や結晶構造の違いによって物性が大きく変化する。中には、超伝導・熱電変換特性・触媒活性・強磁性など顕著な機能性を発揮する物質が存在し、現代の環境・エネルギー問題の解決に向けて、また最先端の通信・情報技術において重要な役割を果たしている。
本講義では、機能性無機材料に言及し、それらの結晶化学的・電子物性的な特徴を説明する。また、このような機能性の発現や特性向上を達成するための化学的手法について、実践研究を紹介しながら具体的に説明する。
 
授業計画 Course Planning
各回の講義内容は次のように予定しているが、進捗状況により内容が前後する場合もある。講義のより円滑な理解のためには、各講義の前回に学んだ内容を復習しておくことが望ましい。また、事前配布された講義資料の予習を奨励する。

1 ガイダンス/序論:シラバスの記載事項とイントロダクション
2 電子材料(1):固体の電子構造・バンド理論入門その1
3 電子材料(2):固体の電子構造・バンド理論入門その2
4 電子材料(3):固体の電子構造・初歩的なバンド理論その1
5 電子材料(4):固体の電子構造・初歩的なバンド理論その2
6 電子材料(5):固体の電子構造・バンド構造と電気的性質
7 電子材料(6):超伝導
8 電子材料(7):熱電変換材料
9 化学機能材料(1):金属酸化物の熱力学その1
10 化学機能材料(2):金属酸化物の熱力学その2
11 化学機能材料(3):酸素貯蔵材料その1
12 化学機能材料(4):酸素貯蔵材料その2
13 磁性材料(1):固体磁性入門その1
14 磁性材料(2):固体磁性入門その2
15 磁性材料(3):巨大磁気抵抗、スピントロニクス

 
授業運営 Course Management
全て講義形式による。授業運営については、初回授業時間中に改めて説明する。事前にwebを通じて配付資料を公開するので、予習・復習時に活用することを奨励する。
 
評価方法 Evaluation Method
各授業時間中に行う小テストおよび講義内容に関する最終レポートで評価する。点数配分は、小テスト40%、最終レポート60%とする。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
質問は随時受け付ける。教授室:23号館808号室、E-mail: t-mot@kanagawa-u.ac.jp
 

参考書 Book (s) for Reference
P. A. Cox,The Electronic Structure and Chemistry of Solids,Oxford University Press
C. Kittel,Introduction to Solid State Physics,Wiley
『金属物理化学』[日本金属学会(金属化学入門シリーズ)]

 
 
 
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