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 授業科目
 Course Title
ヒューマン情報処理
Human Information Processing
 担当者
 Instructor
教授   松澤 和光  後学期 火曜日3時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 本講義の到達目標は、受講生が現代のIT社会を支える情報検索、データベース、システム構築の各技術の基本を理解すると共に、幅広い視野から知識を総合的に連携して技術開発を考える姿勢を身につけることにある。
 
授業内容 Course Content
 現代社会における情報技術は、インターネットの普及に伴って「人間」をその中に取り込んだシステムの技術として発展し続けている。この講義では、こうした人間と密接に連携した工学である情報処理技術の基本を解説すると共に、インターネットを中心に様々なサービスへ応用されている情報処理工学の実例を示す。また、人間と深く関係するシステムを工学的に実現する際のポイントを紹介し、情報技術と人間・社会との関係についての展望を与える。
 本科目の内容は、工学部および当学科のカリキュラムポリシー/ディプロマポリシーに沿ったものである。
 
授業計画 Course Planning
 情報技術を人間の活動との関係に基づいて、インターネット情報の検索/収集活動、データベースを用いた経済活動、顧客要望に即したシステム構築活動の3つの視点から整理し、以下のように解説していく。
 個々の事項は各々互いに深く関連しているので、毎回の受講に当たっての予習として、それまでの講義で学んだ個別技術を充分に修得した上で全体の流れも把握しておくこと。また受講後の復習に際しては、単なる個別知識の修得に終わることなく、技術の「社会的な意味」まで踏み込んで自分の頭で考えるように心がけること。

1.ガイダンス/本授業の学び方:授業内容の概要、授業の進め方、成績評価法など
2.検索1)ネット検索の実際:情報検索とは何か、検索エンジンの現状、ページランク法
3.検索2)検索技術の基本1:キーワード検索、tf*idfによる重み付け、ベクトル空間法
4.検索3)検索技術の基本2:検索システムの性能評価、精度と再現率
5.検索4)検索のためのテキスト処理:形態素解析、ハッシュ、正規表現
6.DB1)ネット商取引の実際:企業活動のIT化、Web技術の新潮流
7.DB2)DB技術の基本1:第1正規化、第2正規化、第3正規化
8.DB3)DB技術の基本2:SQLによるRDB操作の基本
9.DB4)大規模データベースの管理:システム障害の実例、トランザクション処理
10.構築1)システム開発の実際:ヒューマン・インタフェースとアフォーダンス
11.構築2)開発技術の基本1:ソフトウェア工学、構造化プログラミング、工程見積り
12.構築3)開発技術の基本2:オブジェクト指向の考え方
13.構築4)オブジェクト指向開発:オブジェクト指向プログラミングの実際
14.IT化する社会と技術者:SEの仕事と役割、人間を意識したシステム開発に向けて
15.全体のまとめ
 
授業運営 Course Management
 教科書は使用せず、授業計画に従ってスライド(PowerPoint)により講義を行う。毎回授業の最後に簡単な演習を行い、修得レベルを確認しながら授業の進行を調整していく。授業の詳しい進め方を第1回に説明するので、必ず出席すること。
 
評価方法 Evaluation Method
 毎回の演習結果50%、期末試験50%で成績を評価する。
 
オフィスアワー Office Hour (s)
月曜・木曜昼休みのヘルプデスク(23号館1階ロビー)、またはEメールで予約し研究室(23-624)へ。
matsuzawa@kanagawa-u.ac.jp
 
使用書 Textbook (s)
なし
参考書 Book (s) for Reference
夏海公司『なれる!SE―2週間でわかる?SE入門』[アスキーメディアワークス]2010

 
 
 
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