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 授業科目
 Course Title
地方自治論
Local Government 
 担当者
 Instructor
教授   柴田 直子  前学期 金曜日2時限
 単 位
 Credit
2

到達目標 Target to be Reached
 本講座は、①日本の地方自治体の構造や政策過程に関する基本的な制度を学ぶこと、②政策の各過程における様々な理論やモデルを学ぶこと、③日本の地方自治の構造や運営にかかわる課題について考察することを通じて、将来地方自治を支える一員として、地方自治をより深く掘り下げて分析できるために必要な基本を身につけることを到達目標とする。応用科目であるため、先に行政系の基礎的科目を受講していることが望ましい。また、後期から受講する学生は、「地方自治論Ⅰ」で扱う範囲の基礎的な事項について、読んでおくことが望ましい。
 
授業内容 Course Content
 本講座においては、「補完性の原則」に従って、「私」から出発し視点を拡大していきながら、日本の地方自治の現状について分析し、その中で地方自治にかかわる様々な理論について学修する。後期は、主に自治体における政策過程を説明する理論や政策過程における課題を扱う。
 
授業計画 Course Planning
 授業計画は以下の予定であるが、できるだけ新しい情報・研究を授業に取り入れたいため、必要に応じて変更もある。
 後期のうち1回程度、地方議員や公務員の方々をお招きして、講演会をおこなうことを予定している。
 
★予習★ 教科書の該当箇所を読む。また授業前にレジュメが配付されている場合は、それに目をとおす。

1 日本の自治体の制度――(予習)教科書・1-6章p1-133 (前期を履修していない学生は必ず読んでおくこと)
   1シラバスの確認
   2自治とは
   3住民とは
   4議会と首長
   5自治体と国      
2 地方公務員制度――(予習)教科書・8章p157-174
   1制度の形成と発展
   2種類と職務
3 地方公務員制度――(予習)レジュメを読む
   3キャリア  
4 自治体の組織(1)――(予習)教科書・9章p175-190
   1自治体の組織
   2自治体の業務の分担
   3大部屋主義と個室主義
5 自治体の組織(2)――(予習)教科書・9章p184-188
   1意思決定手続① 稟議制
   2意思決定手続② 庁議
6 政策の体系――(予習)教科書10章・199-218
   1政策体系
   2計画体系
7 政策の決定(意思決定の理論1)(1)――(予習)レジュメを読む
   1個人の意思決定
8 政策の決定(意思決定の理論2)(2)――(予習)レジュメを読む
   2組織の意思決定
9 政策の決定(意思決定の理論3)(3)――(予習)教科書・7章0p149-153
   1 自治体の意思決定手続③ 予算編成過程
10 政策の実施(1)――(予習)教科書・11章p219-234
   1実効性を担保する政策設計    
   2実施のギャップ
   3実施の主体――ストリートレベルの官僚制
11 政策の実施(2)――(予習)レジュメを読む 
   1実施の方法 ・・・様々な主体と実施の手法
12 政策の評価――(予習)教科書・11章p234-238
   1政策の評価の種類と方法
13 政策法務と条例(1)――(予習)教科書・12章p239-258
   1条例概論
   2条例制定過程
14 政策法務と条例(2)――(予習)教科書・12章p261 レジュメを読む
   1政策法務の担い手
   2自治体公務員として働く弁護士たち
15 日本の地方自治の展望 (予習)教科書・終章p263-266   
 
授業運営 Course Management
 授業は、教科書の知識を前提としつつ、事前に配付するレジュメにもとづき、講義形式で行う。スムーズに授業を進めるために、レジュメの中で宿題をだし、事前に考えてきてもらうこともある。時間に余裕がある回などに計3回ほど、理解の程度の確認とコミュニケーションを目的とする小テストをしたいと考えている。
 文章から読み取ったり、文章で表現する力をつけるために、必須のレポートを1回、課す予定である。期限などは授業の中で発表する。
また、より理解を深めたい学生のために、レジュメの中により詳細な資料を提供したり、任意の課題を出すことも予定している。

 
評価方法 Evaluation Method
 成績は、必須レポート(20%程度)、定期試験(70%程度)、平常点(授業の中での質問への応答、任意の課題の提出など;計10%)による。 
 
オフィスアワー Office Hour (s)
水曜日 昼休み (3号館講師控室)
金曜日 昼休み (3号館講師控室)
授業の後  (教室)
会議等で不在のこともあるため、事前にアポイントメントを取る方が望ましい。
 
使用書 Textbook (s)
柴田直子・松井望編『地方自治論入門』[ミネルヴァ書房]2012
dotcampusでレジュメを配付する。
参考書 Book (s) for Reference
その他の参考文献は、授業中に適宜紹介する。
 
 
 
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